❖「旬報社主催 シンポジウム」:
『協同労働がつくる新しい社会』から何を学び、未来を拓くのか
・9月12日(金)、18時30分~20時40分
・連合会館(東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」B3出 口( 徒 歩0 分 ))
・シンポジスト:永戸さんと私…汐見稔幸、池山吉之助、田中羊子、山本幸司 特別参加 佐高 信
・参加費:無料
❖永戸祐三さん急逝(2025年7月16日)――協同労働、本当の民主主義めざし続けて
日本労働者協同組合連合会相談役、労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団特別相談役で、日本社会連帯機構代表理事の永戸祐三さん(77歳)が、7月16日に急逝しました。(「日本労協新聞」2025年8月5日号、No.1388)
http://www.e-kyodo.sakura.ne.jp/nagato/index.html#250717kyuusei-5

『協同労働がつくる新しい社会―自ら事業を起こし、働き、地域を動かす』の読者の声
(永戸祐三著、旬報社、2025年6月、四六判上製。定価2200円(税込み))
http://www.e-kyodo.sakura.ne.jp/nagato/dokusya.html#250717kyuusei-7

◆協同労働がつくる新しい社会」――「永戸祐三の格闘」を読んで
永戸祐三さんは亡くなる前に一冊の書を著しました。『協同労働がつくる新しい社会』(旬報社)です。永戸祐三の一代略記だが、それ以上に、協同労働の形成史」(西谷氏)、「社会を変えようと血のにじむような努力をしてきた人間の人生史であり、彼が関わった社会史」(汐見氏)、「読む者に希望を与える著書」(岩垂氏)。推薦の言葉から。他にも多くの方々から声を寄せていただいています。
▼「根本的な「革命性」孕んで」(西谷修東京外語大学名誉教授、日本社会連帯機構副理事長)
「めざした本当の民主主義」(汐見稔幸東京大学名誉教授、白梅学園大学名誉学長)
奥克彦衆議院法制局
比嘉政浩(一般社団法人 日本協同組合連携機構(JCA)代表理事専務)
本田由紀(東京大学大学院教育学研究科教授)
金子勝(慶應義塾大学名誉教授)
田中淳夫(NPO銀座ミツバチプロジェクト副理事長、農業生産法人㈱銀座ミツバチ 代表取締役)
「前途に希望を与える著書」」(岩垂弘 ジャーナリスト)
「地域から社会変えていく働き方」(関昭生 JTSU(日本輸送サービス労働組合連合会執行委員長)

❖故人からの「贈ることば」…「協同労働がつくる新しい社会」ご一読ください。
皆様へ
お忙しいところ、永戸祐三の葬儀にご参列いただき、誠にありがとうございます。永戸は亡くなる前に一冊の書を残してくれました。『協同労働がつくる新しい社会』(旬報社)です。
出版社の推薦文依頼に、たくさんの方々が心のこもった文章をお寄せくださり、永戸も感動しておりました。ご紹介したく、お届けさせていただきます。
この本の最後の章は、百代が「永戸祐三最後のアジテーションとして、とくに若者がワクワクするように書くべし」と叱咤し、書き直された本でもあります。(その通りにはなりませんでしたが、永戸は「この程度でちょうどいい」と話しておりました)
とくに永戸の子ども時代の生き方に、どなたからも強い共感が寄せられておりますが、西谷修先生は「永戸祐三の一代略記であるが、それ以上に、協同労働の形成史である」、汐見稔幸先生は「社会を変えようと血のにじむような努力をしてきた人間の人生史であり、彼が見て関わった社会史だ」と評してくださいました。
故人の「贈ることば」である本書をご一読いただき、「死んでいる場合ではない」この時代を共に歩む一助にしていただければと願っております。どうぞ、よろしくお願いいたします。
なお、永戸が出演した佐高信さんのユーチューブ「佐高信の隠し味」が8月1日に公開予定です。6月13日収録されたものですが、佐高さんとのやりとりで、永戸らしい最後の姿を見せてくれるのではないかと楽しみにしております。ご案内させていただきます。
2025年7月19日、20日 永戸百代、亮
▼率直な感想、ご意見をと依頼した文章(永戸祐三自筆)
http://www.e-kyodo.sakura.ne.jp/nagato/dokusya.html#250717kyuusei-6
恐ろしい人と普通にやりとり――比嘉政浩(一般社団法人 日本協同組合連
携機構(JCA)代表理事専務)
人たらしの永戸さんだからこそ――田中淳夫(NPO銀座ミツバチプロジェクト副理事長、農業生産法人㈱銀座ミツバチ 代表取締役)
混迷の時代に得がたい贈物――西谷修(東京外語大学名誉教授、日本連帯機構副理事長)
将来に希望見いだせない若者にも――関 昭生(JTSU(日本輸送サービス労働
組合連合会)執行委員長)
めざしていた本当の民主主義――汐見稔幸(東京大学名誉教授、白梅学園大学
名誉学長)
打ち切られる中、新たに切り開く――金子勝(慶應義塾大学名誉教授)
経営者的魂もったアクティビスト――山本健慈(元和歌山大学長、元一般社団法
人国立大学協会専務理事)
人と人との関係性において成長、発達――小林裕子(元労協連総務部長):(敬称略)