編集子のことなど

2025年10月21日 (火)

インターネット事業団制作のHP上に、「セキュリティ保護なし」と表示されることを、解決した。

 WEB社会は、分からないことが突然、起こる。
 最近気が付いたのだが、Edgeで「インターネット事業団」を検索すると「セキュリティ保護なし」とURLの窓の先頭に表示され、適切に処理するには、どうしたらよいかわからなくなった。

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 あるページでは、「接続がプライベートではありません。攻撃者が、www.e-kyodo.sakura.ne.jp から個人情報 (パスワード、メッセージ、クレジットカードなど) を盗み取ろうとしている可能性があります。」(日本語がちょっと変!)と、赤字で表示されてびっくりもした。
 Windows10のセキュリティ保護がなくなり、そのまま使うと「ウイルス攻撃」に利用される時期に入っているので、サイトの読者に迷惑をかけることは防ぎたい。

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 そこで「さくらネットサーバー」の契約元に電話相談しようと、ホームページに入り、「相談窓口」を発見するのに数10分、そのページの一覧を見ると「30分単位」で窓のチェックが入れるようになっているが、空いていたの今日(21日)の11時半があった(先週の木曜日のとき)。
 そして、今、電話で聞くと、「さくらネット」のサイトの「サーバーコントロールパネル ホーム」から「ドメイン/SSL」に入り、「e-kyodo.sakura.ne.jp」の設定をクリックして、いくつか窓をチェック」した(表示はwww.を削除した)。
 そして瞬時にEdgeで見ると「セキュリティ保護なし」が消えた。
 この作業では、2台のPCを起動して、左右のPCを見ながら、電話先のSEさんとやり取りして行った。
 素人に近い、文科系高齢者なので、「なぜ10年以上契約しているのに、教示していなかったのか」、と思った。

 

2025年10月20日 (月)

大相撲ロンドン場所-徹底取材‼ 1991年版

 「大相撲ロンドン場所」がかの地で開かれているが、1990年代初頭、ある人の紹介できた「元三段目のKさん」が、仕事場に現れ、「相撲雑誌」をつくりたいと、頼まれたことがあった。

 http://www.e-kyodo.sakura.ne.jp/candc/index.html#251020london-3

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 記憶があいまいなのだが、「定価330円」と付けているので、彼らが販売活動したのだと思う。刷部数などは不明だが、資金がなかったはずだ。どう工面したか?

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 「元三段目の人」は、完成したビジュアル誌面を掲げて、ニコニコしながら「わが仕事場のマンションで撮影した番組(当時の深夜番組であった「テレビ朝日、23時」)に出た。
 その後、「元三段目の人」は第一生命に企画を売り込んできたので、「大相撲ファンクラブ」というタブロイド判を毎場所ごとに3年間にわたり編集したのは、また書きたい。
 当方は、スポーツ紙の記者と知り合いになったのが良かった、と記憶している。
 ▽1992年1月12日発行 
  発行所  ビィヌーベル
  編集協力 インターネット事業団 
  ■ところ ロイヤルア

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 ▼【cockpit】に聞いた。
 1991年の「大相撲ロンドン場所」は、角界にとって歴史的な海外公演でした。会場はロンドンの名門ロイヤル・アルバート・ホール。10月15日から19日まで連日満員御礼で、英国の観客は最初は「異文化への好奇心」から、やがて「本物の日本文化への賞賛」へと変わっていったと記録されています。
 主なポイント
 • 開催時期:1991年10月15日〜19日
 • 会場:ロイヤル・アルバート・ホール(英国を代表する音楽ホール)
 • 参加力士:曙、小錦、舞の海、若花田ら人気力士が参加。特に元横綱・千代の富士(ウルフ)は現地で大人気2。
 • 観客の反応:立ち見席まで急遽用意され、ダフ屋が出るほどの盛況。チケットは7.5ポンドから300ポンドにまで高騰したというエピソードも残っています。
 • 文化的意義:日本の伝統文化「相撲」が英国で披露され、国際親善の役割を果たした。
 当時の様子は雑誌『相撲』1991年11月号でも大特集され、「紳士の国にカルチャーショックを与えた力士たち」と報じられています。
 映像で振り返るロンドン公演
 当時や現在の振り返り映像もいくつか残っています。雰囲気を知るにはこちらが参考になります。
 1991年大相撲一行がロンドンに… 2020.10.4  当時の裏話や九州場所展望号からの回顧。1991年の空気感を知る貴重な資料。
  1991年大相撲一行がロンドンに… 2020.10.4 
 元力士・松ちゃんねる
 https://www.youtube.com/watch?v=HXKbwSOMiho

倫敦写真俱楽部
明るくポップなスモウ・グラフィティ

2025年9月13日 (土)

CGT創立130年の楽曲と佐竹五三九(総評・全国金属書記長)さんの提案した本づくり

【名嘉圭太】さんがfacebookで発信。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid02HbYxcZcp2RHEK9EStbduxsGoxYVoALEkSsU2JJG8tYomAj6WEWCpZZZuebeLvRBrl&id=100009409516567

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 CGT(フランス総同盟)の130年創立のアッピール音楽を紹介したが、はるか昔の話。

https://www.cgt.fr/actualites/france/culture/130-ans-de-la-cgt-sortie-de-lalbum-la-lutte-est-belle?fbclid=IwY2xjawMxqxJleHRuA2FlbQIxMABicmlkETFkTWU2SUtWVG1xSUpSdVJzAR6w-tEdzEJH5MpgJ1vAd6IuryiwrISzBpDJPm8fVg6MLKijIDiGUecAYPqFnQ_aem_C8E7Ca0viea8lcaPtV9nZw

 1970年代までは、海外の労働組合運動の出版物がたくさんあった。
 ある時、全金本部に原稿をいただきに上がった折、佐竹五三九(総評・全国金属書記長)さんから、「フランス総同盟の本を翻訳して出してほしい」と要請され、「だれかやってくれる研究者はいないか」と尋ねられ、「慶応大学の黒川俊雄さんが、ちょうど帰国したばかりで相談してみます」と帰社した。

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 その後、会社の企画会議で通って、『労働組合運動と経済学』(黒川俊雄翻訳、フランス労働総同盟編、労働旬報社1978年10月、¥1,680 (税込))『労働組合の組織と活動』(黒川俊雄翻訳、フランス労働総同盟編、労働旬報社、1979年02月、¥1,680 (税込))の2冊を出版した。
 本が出来上がり、五三九さん【(さたけ ごさく、1918年2月14日 - 1977年10月12日)は、昭和時代の労働運動家。全国金属労働組合(全金)委員長、日本労働組合総評議会(総評)副議長。)】が喜んだ顔を見たかったが、渋谷の酒席で黒川さんと懇談した数日後、急逝したのも、びっくりしたのを思い出す。

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【追加】
 フランス労働組合の組織形態と企業内における組合活動の権利――『ドゴール体制下の労働運動と五月ゼネスト――国家独占資本主義下の政治闘争と経済闘争、フランス総同盟、1968年5月ゼネストの闘争記録』(中林賢二郎・井出洋・小森良夫・坂本満枝 編訳、労働旬報社、A5判、1969年3月)――編集担当者は、先輩の佐方信一さんだった。

2025年9月 3日 (水)

「手島さんの偲ぶ会へのメッセージ」より(東京時代関係・切り抜き)

   この半年で、私が親しくしてきた友人の二人を亡くした。「残念無念」の一言!
 私は下町の「貧乏育ち」なので、自分で稼がなくては「大人になれない」と自覚して、学生時代も出版社でさまざまなアシスタントをして、「糊口を凌ぐ」青春期を送っていた。
 永戸祐三さんや手島繁一さんの「学生運動」時代は、一度も面識がなかった(全共闘」グループには、高校時代の複数の友人がいた)が、その後、「民主主義的改革、自立」をキーワードとして、共鳴した。

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 手島さんの「偲ぶ会実行委員会」から7月ごろに送信されてきていた、「手島繁一生涯関連写真・資料集」「手島繁一さんを偲ぶ会写真集」を、見やすいようにPowerPoint版に差し替えてUPしました。
 http://www.e-kyodo.sakura.ne.jp/tejima/index.html#250621sinobukai-haihu

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 そして、当日に配られた「手島さんの偲ぶ会へのメッセージ」より(東京時代関係・切り抜き)を作って、「木下武男のページ」にUPした。
 http://www.e-kyodo.sakura.ne.jp/kinoshita/index.html#250903tejima-5
 石塚秀雄            手事さんと美ヶ原高原
 鷲谷轍(中央大学名誉教授)   手島さんを偲んで
 飯島信吾(インターネット事業団)協同総合研究所時代をふりかえって
 木下武男(元昭和女子大学教授) 人生最良の友・手島繁一さん
 乾彰夫(元全学連中央執行委員・東京都立大学名誉教授)
 五十嵐仁(法政大学名誉教授)  わが友・手島繁一さんの思いで
 石田嘉幸(元国労組合員。「西暦表記を求める会事務局)
 佐方三千枝(故佐方信一夫人・「労働年鑑編集者」)
 つづけて、「五十嵐仁のページ」にUP。
 http://www.e-kyodo.sakura.ne.jp/igarashi/igarashi-index.html#250903tejima-5

 

2025年8月18日 (月)

 《櫻井善行箸『企業福祉と日本的システム――トヨタと地域社会への21世紀的まなざし』(ロゴス、2019年)を読んで――浪江巌、「経済科学通信」、No.157,2023年6月》と暑気払い

 昨日、桜井さんたちと2年ぶりに「都内で暑気払い」をした。教研集会に出てきたようで、資料をたくさんいただいた中に、以下の「書評」があった。

 紹介文は――2020年5月19日 (火):櫻井善行さんの『企業福祉と日本的システム――トヨタと地域社会への21世紀的まなざし』――で書いていたが、研究者の方の書評を読みたかったので、以下にUPした。ご一読ください。

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2025/08/post-38617c.html

 《櫻井善行箸『企業福祉と日本的システム――トヨタと地域社会への21世紀的まなざし』(ロゴス、2019年)を読んで――浪江巌、「経済科学通信」、No.157,2023年6月》

  http://www.e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/111224book-ronten.htm#sakurai250818

 ▼暑気払いの中での、それぞれが話した件-資料

  • 永戸祐三さんの死去

  「永戸祐三のページ」(日本社会連帯機構理事長、元:現在のワーカーズコープ連合会(日本労働者協同組合連合会)理事長)をオープンしました。

 http://www.e-kyodo.sakura.ne.jp/nagato/index.html

 2025年05月30日(最新刊):「協同労働がつくる新しい社会―自ら事業を起こし、働き、地域を動かす」(永戸祐三著、旬報社、2025年6月、四六判上製。定価2200円(税込み))

 ▽協同労働という生きかた(永戸祐三さん)【佐高信の隠し味】20250613

https://www.youtube.com/watch?v=alWe0sqaMT4

 

 2 『ARENA アリーナ』(2013年、中部大学、小島亮編集長)

  「エピローグとなった「序説」への研究序説」――『スターリン問題研究序説』と70年代後期の思潮(加藤哲郎、佐々木洋、藤井一行、中野徹三)

  ▽『ハンガリー事件と日本: 一九五六年・思想史的考察 』(小島 亮 著、中公新書 844) – 1987年7月1日)

  ▼「2023年9月29日 (金):書けるはずがない執筆依頼――『ARENA アリーナ』(風媒社、中部大編集)

  http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2023/09/post-012ef3.html

 3 『労働組合とは何か』(木下武男著、2021年3月刊、岩波新書)――第4刷になった

  「読者の声」のページ」

  http://www.e-union.sakura.ne.jp/union/index.html#220827dokusya

  木下武男著『労働組合とは何か』(岩波新書、2021年3月刊)をめぐって――専修大学教授・労働者教育協会常任理事 兵頭厚史(「季刊 労働者教育」、2023年10月、No.169)に掲載

 

 4 「大日本印刷」「トッパン川口分会」の組織化――吉村さんの闘い

  http://www.e-union.sakura.ne.jp/toppan/index.html

 

 5 ●2017年12月03日:研究ノート:「福祉国家」と日本の労働運動――「福祉国家・スウェーデン」を素材として、中京経営研究第9巻第2号、2000年2月。
社会民主主義型福祉国家・社会と日本の労働運動 : スウェーデンを素材として、 猿田 正機、中京大学経営学部、「中京経営研究」、2006年09月01日

 

▽論文で登場する論者・実践家名(または単行本)
 はじめに
 第1節 福祉国家とは
 田中浩、武川正吾、大月書店版『社会福祉辞典』(2002年)、正村公宏、『新・日本経済への提言』(日本共産党)、木下武男、渡辺治、後藤道夫、赤堀正成、岩佐卓也、森ます美、牧野富夫、二宮厚美、連合、連合総研、宮本太郎
 第2節 年功賃金と同一価値労働同一賃金
 伊藤セツ、米沢光悦(日本共産党中央委員会労働局)、越堂悦子、愛知労働問題研究所、川口和子、下山房雄、森ます美、黒田兼一、遠藤公嗣、赤堀正成、岩佐卓也、上田裕子、牧野富夫、黒川俊雄
 第3節 企業別組合とユニオンの連帯
 左派の労働問題研究者からの企業別組合の積極的評価(実名なし)、木下武男、宮本顕治、荒堀広、戸木田嘉久、下山房雄、大河内教授、三河教職員組合、金融ユニオン、全トヨタ労組、山田和代、社会運動ユニオニズム、戸塚秀男、高須裕彦、ANUオールナショナルユニオン、愛知連帯ユニオン、名古屋ふれあいユニオン、女性ユニオン名古屋、笹島日雇労働組合、ゼネラルユニオン(東海支部)、ATU(全トヨタ労組)、フィリピントヨタ労組を支援する愛知の会、NPO愛知働く者の健康センター、名古屋労災職業病研究会、ユニオンみえ、岐阜一般労組、高橋祐吉
 おわりに
 『日本的労使関係と「福祉国家」――労務管理と労働政策を中心として』/著者 猿田正機(著)、税務経理協会、発行年月 2013年04月
  

 

 6 「中西五洲の再評価のために」――飯島より。 

  中西五洲さんの思い出――主な論文・エッセイ抄(PDF)   

 

 http://www.e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/sorezorenoroudou-4.htm#nakanisi2

2025年8月 4日 (月)

動画が完成――佐高信さん(評論家)と永戸祐三さん(日本社会連帯機構代表、日本労働者協同組合連合会相談役)のYouTube(「佐高信の隠し味 2」) 。

 佐高信さん(評論家)と永戸祐三さん(日本社会連帯機構代表、日本労働者協同組合連合会相談役)のYouTube(「佐高信の隠し味 2」)を見ながら、「早く逝きすぎ」だな、と強く感じた。残念、無念。

 https://www.youtube.com/watch?v=alWe0sqaMT4

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 本の販促で「SNS戦略」を開発して、私が毎日、視聴しているいくつかのチャンネル(YouTube)とセンター事業団の若手がやっている動画サイトを活用して、新しい時代の本として位置付けてやってみようと話し合ったのに。

 今、新聞も読まずSNSしか見ない学生、青年、女性、高齢者たちがいる時代だから。

 しかし旬報社社長・木内さんの斡旋で、1本だけでも「発信できる」ことができてよかった。

 内容としては、聞き手が佐高信さんなので、学生時代、「全日自労」のことから、中村哲さんの映画づくり、中西五洲さんのこと、「ユーゴのチトー」やスターリンの悪行まで出たり、イタリアの構造改革、「自前、現場、夜間」の意義、「地域とは」など、もっと生きていて語ってほしかった。

 また永戸さんの「大衆的経営者」として学んだピーター・ドラッカーの本や内橋克人さんから受けたインタビューで本になった『共生の大地』(岩波新書、1995年3月20日)のこと、「社会貢献しない企業」「体制内に陥っていく協同組合の実情」、「逆に資本主義を改革する要素がある」(佐高さんの発言)など、ますます意味がある時代状況に、今を生きる労働者・市民の側に生かせる発信がまだまだ続いてできたらよかった、と編集者の一人として、悲しく思った。

 本動画では視聴の基礎となる「全日自労」「労働者協同組合」「笹森清」などの用語解説がされている。編集した方に敬意を感じた。 

 ◆全日自労については、以下のページを見てください。

2014年7月30日 (水):中西五洲さんの思い出

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-7b80.html

2014年11月16日 (日):「中西五洲さんの思い出」のつづき

   http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-2462.html

  2015年2月13日 (金):大衆運動における法則性――中西五洲さんの思い出・その3

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-8936.html

  2017年4月30日 (日):君は知っていますか「全日自労」という労働組合

   http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/post-630a.html

君は知っていますか「全日自労」という労働組合(合本版)

  http://www.e-union.sakura.ne.jp/union/170816nakanisi-mauzawa1.pdf

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松澤常夫のページ――「じかたび」・全日自労に関して

http://www.e-kyodo.sakura.ne.jp/matuzawa/jikatabi.html

2023年6月11日 (日):現代版「全日自労」をつくろう。中西五洲さんから学ぶ

  http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-afe494.html

2025年8月 3日 (日)

◆『協同労働がつくる新しい社会』――「永戸祐三の格闘」を読んで

❖「旬報社主催 シンポジウム」:
『協同労働がつくる新しい社会』から何を学び、未来を拓くのか

・9月12日(金)、18時30分~20時40分 
・連合会館(東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」B3出 口( 徒 歩0 分 ))
・シンポジスト:永戸さんと私…汐見稔幸、池山吉之助、田中羊子、山本幸司  特別参加 佐高 信
・参加費:無料

 

❖永戸祐三さん急逝(2025年7月16日)――協同労働、本当の民主主義めざし続けて
日本労働者協同組合連合会相談役、労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団特別相談役で、日本社会連帯機構代表理事の永戸祐三さん(77歳)が、7月16日に急逝しました。(「日本労協新聞」2025年8月5日号、No.1388)
  http://www.e-kyodo.sakura.ne.jp/nagato/index.html#250717kyuusei-5

 

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『協同労働がつくる新しい社会―自ら事業を起こし、働き、地域を動かす』の読者の声
(永戸祐三著、旬報社、2025年6月、四六判上製。定価2200円(税込み))
 http://www.e-kyodo.sakura.ne.jp/nagato/dokusya.html#250717kyuusei-7

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◆協同労働がつくる新しい社会」――「永戸祐三の格闘」を読んで

永戸祐三さんは亡くなる前に一冊の書を著しました。『協同労働がつくる新しい社会』(旬報社)です。永戸祐三の一代略記だが、それ以上に、協同労働の形成史」(西谷氏)、「社会を変えようと血のにじむような努力をしてきた人間の人生史であり、彼が関わった社会史」(汐見氏)、「読む者に希望を与える著書」(岩垂氏)。推薦の言葉から。他にも多くの方々から声を寄せていただいています。
▼「根本的な「革命性」孕んで」(西谷修東京外語大学名誉教授、日本社会連帯機構副理事長)
「めざした本当の民主主義」(汐見稔幸東京大学名誉教授、白梅学園大学名誉学長)
奥克彦衆議院法制局
比嘉政浩(一般社団法人 日本協同組合連携機構(JCA)代表理事専務)
本田由紀(東京大学大学院教育学研究科教授)
金子勝(慶應義塾大学名誉教授)
田中淳夫(NPO銀座ミツバチプロジェクト副理事長、農業生産法人㈱銀座ミツバチ 代表取締役)
「前途に希望を与える著書」」(岩垂弘 ジャーナリスト)
「地域から社会変えていく働き方」(関昭生 JTSU(日本輸送サービス労働組合連合会執行委員長)

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❖故人からの「贈ることば」…「協同労働がつくる新しい社会」ご一読ください。

皆様へ

 お忙しいところ、永戸祐三の葬儀にご参列いただき、誠にありがとうございます。永戸は亡くなる前に一冊の書を残してくれました。『協同労働がつくる新しい社会』(旬報社)です。

 出版社の推薦文依頼に、たくさんの方々が心のこもった文章をお寄せくださり、永戸も感動しておりました。ご紹介したく、お届けさせていただきます。

 この本の最後の章は、百代が「永戸祐三最後のアジテーションとして、とくに若者がワクワクするように書くべし」と叱咤し、書き直された本でもあります。(その通りにはなりませんでしたが、永戸は「この程度でちょうどいい」と話しておりました)

 とくに永戸の子ども時代の生き方に、どなたからも強い共感が寄せられておりますが、西谷修先生は「永戸祐三の一代略記であるが、それ以上に、協同労働の形成史である」、汐見稔幸先生は「社会を変えようと血のにじむような努力をしてきた人間の人生史であり、彼が見て関わった社会史だ」と評してくださいました。

 故人の「贈ることば」である本書をご一読いただき、「死んでいる場合ではない」この時代を共に歩む一助にしていただければと願っております。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 なお、永戸が出演した佐高信さんのユーチューブ「佐高信の隠し味」が8月1日に公開予定です。6月13日収録されたものですが、佐高さんとのやりとりで、永戸らしい最後の姿を見せてくれるのではないかと楽しみにしております。ご案内させていただきます。

    2025年7月19日、20日 永戸百代、亮

▼率直な感想、ご意見をと依頼した文章(永戸祐三自筆)

  http://www.e-kyodo.sakura.ne.jp/nagato/dokusya.html#250717kyuusei-6

恐ろしい人と普通にやりとり――比嘉政浩(一般社団法人 日本協同組合連

携機構(JCA)代表理事専務)

人たらしの永戸さんだからこそ――田中淳夫(NPO銀座ミツバチプロジェクト副理事長、農業生産法人㈱銀座ミツバチ 代表取締役)

混迷の時代に得がたい贈物――西谷修(東京外語大学名誉教授、日本連帯機構副理事長)

将来に希望見いだせない若者にも――関 昭生(JTSU(日本輸送サービス労働

組合連合会)執行委員長) 

めざしていた本当の民主主義――汐見稔幸(東京大学名誉教授、白梅学園大学

名誉学長)

打ち切られる中、新たに切り開く――金子勝(慶應義塾大学名誉教授)

経営者的魂もったアクティビスト――山本健慈(元和歌山大学長、元一般社団法

人国立大学協会専務理事)

人と人との関係性において成長、発達――小林裕子(元労協連総務部長):(敬称略)

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2025年7月29日 (火)

佐高信さん(評論家)と永戸祐三さんのYouTube(「佐高信の隠し味 2」)は、校正中!

佐高信さん(評論家)と永戸祐三さん(日本社会連帯機構代表、日本労働者協同組合連合会相談役)のYouTube(「佐高信の隠し味 2」)は、校正中!

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2025年7月17日 (木)

永戸祐三さん(労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団 特別相談役、日本労働者協同組合連合会 相談役、 日本社会連帯機構 代表理事 、77歳)が逝去された。

 悲しい、寂しい、残念・無念・・・
 あるメーリングで発信されている通り、わが時代のリーダーの一人だった永戸祐三さん(労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団 特別相談役 日本労働者協同組合連合会 相談役、 日本社会連帯機構 代表理事 、77歳)が逝去された。
 昨日、自宅にお別れしてきたが、まだまだ生きて「自立的で、主体的な社会的連帯運動と協同労働」を着実に広げる先陣を切り開いてほしかった。

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 6月11日に出版された「協同労働がつくる新しい社会―自ら事業を起こし、働き、地域を動かす」(永戸祐三著、旬報社、2025年6月、四六判上製。定価2200円(税込み))の「あとがき」を書くために「生還」し、本書を完成してお亡くなりになったようで、無念です。
 ぜひ、彼の社会変革の精神、社会運動への連帯、協同労働の推進を、この出版物から学び、次の世代へのメッセージとしてほしい。

  
 私も、「永戸祐三のページ」を編集して、最初のページを生前に見てもらっていたので、これは良かった。
 http://www.e-kyodo.sakura.ne.jp/nagato/index.html

 

20250530日(最新刊):「協同労働がつくる新しい社会―自ら事業を起こし、働き、地域を動かす」
(永戸祐三著、旬報社、20256月、四六判上製。定価2200円(税込み))

20250707日:【出版物の制作ページへ】運動の先行において、出版物企画のアイディアを発信!
――▽「介護保険制度のいま・これから『全世代型社会保障』未来への提言」――一般社団法人社会連帯機構
▽『長寿国転ばぬ先のカルシウム:「川柳で詠む ほのぼの医の風景」』(序 永六輔、平田亮一著、泉崎病院元院長・沖縄高齢協理事長)――(■シーアンドシー出版、生活協同組合・沖縄県高齢者協同組合、定価1500円(税別)、四六判、2005730日)
▽『深谷だんらんグループ 地域福祉事業所』――(永戸祐三、菅野正純、岡元かつ子、松沢常夫、飯島信吾、五味明憲ほか)。◇「日本労働者協同組合連合会編・シーアンドシー出版」(20053月、¥580 (税込み)、B5判、46ページ)
▽序 章 仕事おこしと協同組合――労働者協同組合運動の展望、『仕事おこしのすすめ』(池上惇著、京都大学名誉教授)――シーアンドシー出版・協同総合研究所、A5判、19953月)

20250707日:【映画・テレビの制作ページへ】 
◇「医師 中村哲の仕事・働くということ」(2021年)、ドキュメンタリー。
 35 年に及んだ病、干ばつ対策用の井戸や用水路建設、農村復興へと活動を広げた中村哲医師。「医師 中村哲の仕事・働くということ」。
一般社団法人 日本社会連帯機構/日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会・センター事業団、2021年/47分/ドキュメンタリー
◇ワーカーズコープ(協同労働の協同組合)による東北被災地での取り組み。
Workers-被災地に起つ」
一般社団法人 日本社会連帯機構/日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会、監督:森 康行、2018年/89分/ドキュメンタリー
◇みんなで働く、みんなで生きる
新しい働き方、のはなし
Workers ワーカーズ」
配給:映画「ワーカーズ」全国上映普及委員会
劇場公開日:201322日、2012年製作/94分/監督・森康行
◇高齢者協同組合提供のテレビ番組づくり
「元気高齢者アワー」
――TV東京で放映(19994月より半年間、土曜日朝615分~30分)
制作 全農映(今回は、12チャンネル報道小会社制作分は未掲載) 
企画 日本労協連メディア・プロジェクト
◆山崎章郎さんの原作(主婦の友社・199010月)
映画『病院で死ぬということ』
(市川準監督、1993724日公開、制作実行委員会、主婦の友社、センター事業団他・配給:オプトコミュニケーションズ
岸部一徳 山内明 塩野谷正幸 七尾伶子 石井育代 橋本妙)

20250707日:【対談のページへ】各界の著名な方々と「労働とは」と問い、「社会変革・社会連帯」、「協同」、「地域づくり」をめぐって、対談を行っています。 ◆労働者協同組合法第1条の真意を応答した「対談」――❖労働者協同組合法と労協運動の展望 
衆議院法制局 奥 克彦さん 
労協連名誉理事 永戸祐三さん(「日本労協新聞」2022423日号より)――❖ノーベル経済学賞の受賞者との対談
◇アマルティア・セン教授との会見写真集
アマーティア・セン教授インタビュー
991017日、ケンブリッジ大学・トリニティー・カレッジ学長室)
◇セン教授への事前質問文書――お聞きしたいこと、およびインタビューに関連するお願い(19991012日)

20250628日:読者の声を順次公開していきます。――第一弾:中川亨さんのfacebookでの発信、新潟市在住、25年06月23日

20250620日:映画・テレビで企画・発案などプロデューサー的な仕事をしています。――「医師 中村哲の仕事・働くということ」(2021年)、ドキュメンタリー「Workers2012)、「Workers-被災地に起つ」(2018年)、元気老人アワ――TV東京で放映(19994月)、映画『病院で死ぬということ』(1993年)

20240605日:ワーカーズコープ・センター事業団第40回総代会での永戸祐三名誉相談役の挨拶2025615日)

20240605日:「一般社団法人日本社会連帯機構」――開会挨拶:日本社会連帯機構 永戸祐三代表理事、閉会挨拶:西谷修副理事長(25522日)

20240605日:『共につくりあげてきた 協同労働の世界』――よい仕事・全組合員経営を掲げて
   労働者協同組合法時代を切り拓いた
ワーカーズコープ・センター事業団の35年:各論編(2024325日) A4判 240

20230818日:PDF復刻版を「日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会」の了承をいただき、UP。 ◆みんなで歩んだよい仕事・協同労働への道、そしてその先へ ワーカーズコープ三五年の軌跡――日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会、2023615日 A4判 286

20240726日:WEB版:労働者協同組合への招待(1992年版)――特別インタビュー「多様な価値観で生きられる社会を」 NHKアナウンサー・古屋和雄(聞き手・永戸祐三)/『朝日新聞』インタビュー 人類の五つの危機克服を 中西五洲(聞き手・岩垂弘)(1992125日) A4判 36

20210209日:協同組合労働の現実と展望、芝田進午――『協同組合で働くこと』(労働旬報社、1987530日)、現代社会を考えるシリーズ:10、芝田進午編 西村一郎・永戸祐三・富沢賢治他。


 尚、マイクロソフトの「msn」などの検索ページで、「永戸祐三」を入れて、その他の活動・実践ページも見てください。

 https://www.bing.com/search?q=%E6%B0%B8%E6%88%B8%E7%A5%90%E4%B8%89&gs_lcrp=EgRlZGdlKgYIABBFGDkyBggAEEUYOTIGCAEQRRg7MgYIAhBFGDsyBggDEEUYOzIGCAQQRRhBMgYIBRBFGEEyBggGEEUYPDIGCAcQRRhBqAIAsAIA&FORM=ANCMS9&PC=EDGEDB

 250717nagatokensaku

2025年6月21日 (土)

「永戸祐三のページ―映画・TVの制作・企画」を編集しました。

「永戸祐三のページ―映画・TVの制作・企画」(日本労働者協同組合連合会名誉理事、労働者協同組合センター事業団特別相談役)にUPしました。

http://www.e-kyodo.sakura.ne.jp/nagato/250620movie.html

映画・テレビで企画・発案などプロデューサー的な仕事をしています。

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◆映画:「医師 中村哲の仕事・働くということ」(2021年)

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◆「Workers−被災地に起つ」(2018年)――ワーカーズコープ(協同労働の協同組合)による東北被災地での取り組み
◆ドキュメンタリー:「Workers ワーカーズ」(2013年)――みんなで働く、みんなで生きる
新しい働き方、のはなし
◆「元気高齢者アワ」――TV東京で放映(1999年4月より半年間、土曜日朝6時15分~30分――高齢者協同組合提供のテレビ番組づくり
制作:全農映(今回は、12チャンネル報道小会社制作分は未掲載) 
企画:日本労協連メディア・プロジェクト

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◆映画『病院で死ぬということ』――市川準監督、1993年7月24日公開、制作実行委員会、主婦の友社、センター事業団他・岸部一徳 山内明 塩野谷正幸 七尾伶子 石井育代 橋本妙

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