ベトナムへの現代的支援・異見
1960年代から1970年代に「ベトナム反戦」を主張した人は数多い。
そのときの「ベトコン」という言葉は、覚えやすかったが、「南ベトナム解放民族戦線」か「南ベトナム民族解放戦線」という論争があった。
大手一般紙なども後者の間違いを流していたことを覚えている。
さて、その「反戦」を主張した人たちも、社会的には、ほぼ定年を迎えている。
そこで、今のベトナムに必要な支援をいっしょに考え、協同の行動を行う人をもとめたい。
▽ライフラインとしての「上下水道」建設を支援できないか。
日本の水供給システムは、世界一の「安全・安心・安定供給」力があるが、ODAとして支援できないか。
日本では水事業の大半は、「公務員」が担っているが、日本で「赤字」をつくるより海外、特にベトナムに出て行って、支援できないか。
旅人として、「水をそのまま飲めない」状況はなんとも、解決してほしい。
▽電力は、いまは水力発電と火力発電であるが、「停電」がある。
世界中から「原発」を受け入れているベトナムで、他にないか、だれか考えてほしい。
▽日本の新幹線を、「ホーチミン・ハノイ」間につくることが議論されている。
鉄道を核とする交通システムの確立について、知恵の協力ができないか。
▽ベトナムは若い国で、戦後生まれ(1975年)が過半数を超えたという。しかし、ハノイの都市部では、高齢者が増えているのを垣間、見えている。
これからの「ベトナム式高度成長社会」のもとで、都市への労働力の集積と比例して、かならず「核家族化」が進行していく。
またそのもとで儒教社会を超えるスピードで、「高齢化」すすみ、高齢者施策がもとめられてくるはずだ。
閑話休題
バイクが滝のように流れるベトナムの道路をどのように渡っているか、おもしろい動画がある。
私たちは、「ベトナムのおばさん」の横にくっついて渡るよう、ガイドさんから教えられたが。
■車にはねられないのが奇跡と思えるベトナム・ホーチミンの横断歩道(動画)
http://labaq.com/archives/51531057.html
▽追記:小松みゆきさん原作の本が映画になるというビッグニュース
(2014.09.24)
http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-b7a5.html
▽知っておきたい「現代政治・戦後史のページ」(2014.10.21)