「労協で映画館」やりたい人支援したい 武石研二さん(深谷シネマ)
昔からの友人が「日本労協新聞」(日本労働者協同組合連合会)の新年号に登場して、<「労協で映画館」やりたい人支援したい>と、インタビューに答えている。
その人、武石研二さんは、深谷シネマを立ち上げてきた「映画人」だが、1980年代半ばに、是永幹夫さん(「月刊わらび」編集長・当時)が中心になって始まった「文化協同研究会」(私は事務局で参加)に「埼玉北部市民生協」勤務の傍ら、毎月、東京の研究会(例会)にはせ参じてきた人だった。
その後、着実に自分の思いを「深谷シネマ」づくりで成就した、これまた市民事業としてはまれなケースといえる。
その背景について、是永さんの論文がある。
その本は、芝田進午編の『協同組合で働くこと』(1987年5月30日、労働旬報社刊)。
http://www.e-union.sakura.ne.jp/workes-law/index.html#210209sibata
第四章 文化協同組合づくりへの道 是永幹夫
はじめに――雇用と生活の不安のなかで
I 新しい生活・文化運動の模索
1 協同組合形態の可能性
2 イタリアの「文化協同」の経験
3 「文化協同組合」研究会の発足
4 暮らしと文化と地域づくりl新しい合流点にむけて
Ⅱ 「文化協同組合」への模索
1 現実的とりくみの進展
2 芸術生産共同体・わらび座の実践
おわりに ――展望の共有にむけて
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