「永戸祐三さん・前日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会理事長」の9回目の聞き取り・取材。
出だしの3月ごろに聞き取り・取材をし始めたと報告してきた「永戸祐三さん・前日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会理事長」の件。今回は(10月26日(土))、9回目のテーマ「労働者協同組合法はなぜできたのか」を中心に聞いてきた。
私が編集しているホームページの検索で、「労働者協同組合に関連する」ページをまとまってきた日(2024年10月28日(月))があるので、それを図版として添付したい。
http://www.e-union.sakura.ne.jp/workes-law/index.html
◆労協法制化関連で、聞きたいこと
24,10,26 松沢
1、永戸さん自身が求めた法のイメージの変遷。それはなぜかも。
(根本的・本質的に、当面)
2、成立した労協法についての評価
(積極面、課題、法律名について)
3、法成立までの当初のやりとり
(補強 大内、笹森、長勢、その他)
4、「新議員連盟」が動き出すまで
(どのようにつくったか。山本=15年、桝屋=16年小田原総会、太田、田村、篠原)
5、法案づくりでのやりとり
(各党、厚労省、法制局、ワーカーズコレクティブ、労働組合)
6、この過程での組合員とのやりとり
(リーダー間、一般組合員)
7、この過程でのその他の人とのやりとり
8、法施行後の展開についての思い
(100組合設立)
9、今後の展望
(労協法を活用した新しい社会、企業、労働者組織)
▽「生きる」とは、卓さんのこと
◆飯島メモ
Ⅰ 労働者協同組合法はなぜできたのか(社会政策の視点から)
1 日本における労働者保護レベル(無保護時代)
――連合(=経団連)傘下の正規雇用労働者以外の状況
2 非正規労働者「4割時代」・フリーランス労働者の増大
3 保守基盤の「地方」・「農」の崩壊
Ⅱ 労働者協同組合法制定の意義
1 1990年半ばに、労協法ができるのは「革命的事態」ととらえていたが。
2 公明党がなぜ率先してすすめたのか(坂口厚生労働省大臣から)。
3 連合内での一致はなくても、笹森会長はなぜ動いたのか。
4 野党側のスタンスは(とくに共産党の動きは)。
5 労働側弁護士陣営に、意見を異にする動きもあったが。
6 地方自治体の運営システムの「民営化」に市民の力で対応する方向に確信があったのか。
Ⅲ 労働者協同組合法制定への取り組みとその成果
1 各地の地方自治体への要請と取り組み
2 各地の生協・農協、労福協、民医連・医療生協の支援の事実
3 現場の組合員の理解と一歩を踏みだした運動(全組合員経営の意義)
4 協同集会や「映画づくり」などの文化的取り組みの意味
5 センター事業団の複合的経営の意義(シングル・イッシューではなかったこと)
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