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2023年10月18日 (水)

谷村新司さんが亡くなった。合掌

   まったく残念。私はシーアンドシー出版として、市民生協の雑誌を編集する(1989年から)前には、同世代なのになじみがなかった。
 1960年代後半から出会った編集者・著者は、大正半ば~末年、昭和8~9年世代、そして昭和13年から18年世代(西暦で書かなくて申し訳ない)。
 これら先輩と同じ時代に生きていたので、先輩世代の歌(演歌、石原裕次郎、軍歌など)を覚えるのに一生懸命だった。
 こちらが40代のときに、30代の編集者・ライターの男・女のメンバーから、アリスなどをカラオケで教わった側だ。大阪での編集会議の折に、たまに新幹線の安売りグリーンチケットを買って、座席のイヤホーン出力口にイヤホーン・プラグを差し込み、「新幹線アワー」みたいな番組で「アリス・ショー」を1時間聞くのが楽しみだった。

 その後、北海道に戻った友人のTさんから、「それぞれの秋」を知っているかいうメールが来て、学生運動を担った人は「幸せだな」と思ったことがる。
 https://www.youtube.com/watch?v=KAedVP6UrXY

 それぞれの秋 歌詞
 歌:アリス

 作詞:谷村新司
 作曲:谷村新司
 発売:2005-10-11 19:12:14

 陽溜まりの坂道に立ちどまり
 通りすぎる学生を見ていた
 俺もあの頃はあんなふうに
 きらきらと輝いて見えたろう
 授業にも出ずに お茶を飲みながら
 くだらない夢を話した
 突然おこった不精ひげのおまえも
 噂では苦労していると
 今も忘れられないのはあの時の言葉
 幸せになろうなんて思っちゃいけない
 愛した女ひとりと 苦労を共に出来たなら
 そんなささやかな人生も きっと悪くはない
 夢 散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋

 たしか去年の初夏の頃 届いた一通の手紙には
 旅好きなあいつのおふくろから
 痛々しいほどの細い文字
 ある雨の朝 見知らぬ町で
 自ら命を終えたと
 母に残した一行の言葉
 悲しみだけが人生
 今も忘れられないのは あいつの口ぐせ
 人は自分の死に場所を捜すために生きる
 ささやかに生きている友達の人生とは一体何んだろう
 あざやかに死んだ友達の人生とは一体何んだろう
 夢 散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋

 今では二人の思い出も 忘れかけるほどの毎日
 ふと立ちどまる道端に 悲しいほど赤い落日

 夢 散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋
 夢 散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋

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