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2023年10月

2023年10月28日 (土)

「木下武男のページ」(元昭和女子大学、労働社会学者)をリニューアルしました。

 20220729日(固定)
労働組合とは何か』のページを新設
(木下武男著、岩波新書で発刊)、2021年319日、刊行。

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/kinoshita/index.html

 

20220320日(固定)

最新刊:労働組合とは何か』(木下武男著、岩波新書で発刊)、2021年319日、刊行。▽「はじめに」へ。 ▽目次へ。

20220729日(固定)

労働組合とは何か』のページに追加――【第二部】(つづき)課題が見えている「者の(木下武男著、岩波新書で発刊)、2021年319日、刊行。

20210605

藤美奈子さんの書評:「ユニオンは下層労働者が貧困からはい上がるための武器」――『週刊朝日』(2021611日号)(木下武男著:『労働組合とは何か』、岩波新書)書評で紹介!

  231026kinoshitatop

20231025

▽ご案『日本人の賃金』 (木下武男著、平凡社、1999820日、新書判)

20231023

後、高度成長、際化の中の女性・女性の運動 木下武男稿」『現代日本社論 後史から現代を30章』(渡治編、労働旬報社、199645日、A5判、675p+索引16p) 

20230916

労働運動フェミニズム」と女性の連組織 (労働ビッグバンと女の仕事・賃金』、 木下武男稿、木書店、199810) 

20231023

「日本の男女差別賃金と同一労働同一賃金原則」 (『ジェンダー白書2 女性と労働』、北九州市立男女共同参画センター“ムーブ”編、明石書店、2004325日、A5判)

20210328

労働組合をつくりかえる――労働組合の選 「PARTⅢ 労働組合をつくりかえる」(PDFでめます)――「連合」に行かないあたりまえの労働組合を(木下武男・川俊雄・永山利和・高橋祐吉・五十嵐仁ほか。労働旬報社、19883月)。

20231025

『組合運動の新展開 労働問題実践シリーズ 6――組合分裂・組織破とインフォーマル組織(木下武男稿、大月書店、19901214日、A5判)

20231023

労働組合運動の高揚と停像 木下武男稿」 『現代日本社論 後史から現代を30章』(渡治編、労働旬報社、1996年4月5日、A5判、675p+索引16p) 

20230722

 「現代の労働」と労働者協同組合法の法制化、木下武男(法政大学講師)、『仕事の発見』(1998年1月号 NO.25、発行:日本労協連、編集:シーアンドシー出版)
「中西五洲さんへのエール」(木下武男 稿――『理想社会への近道 わたしの資本主義改革論』、中西五洲著、同時代社、2005年1月)

20210320

◇戦後における日本型労働運動=企業別労働組合衰退の根本原因、『格差社にいどむユニオン21世紀労働運動原論』(木下武男著、花伝社、2007年09月)

20210320

◇木下武男著『格差社にいどむユニオン21世紀労働運動原論』・書評の論点より。『格差社会にいどむユニオン』 五十嵐仁(法政大学大原社会問題研究所教授)、(「大原社会問題研究所雑誌」2009年4月、606号)
あらためて労働組合論を世に問う――新しいユニオン運動のこれからのために 熊沢誠(研究会「職場の人権」代表)、(「図書新聞」2008年38日)
『格差社会にいどむユニオン』(花伝社)への疑問――新しいユニオン運動のこれからのために
なんぶユニオン(20071114日)
読書日記「格差社会にいどむユニオン-21世紀労働運動原論」
水口洋介 (20071124日読了)、夜明け前の独り言 弁護士
『格差社会にいどむユニオン』 山腰修三、學苑 828 58-59 2009-10-01 、昭和女子大学。

202226

「マルクス・エンゲルスの労働組合論」(特集 マルクス主義からマルクスへ、『nyx(ニュクス)』 第3、堀之出版、20161110日、PDF版でんでください)
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 労働組合の目撃者と労働組合の根源的機能
 Ⅲ 労働組合と政治
 Ⅳ 労働組合の形態転換への注視
 Ⅴ 労働者の階級形成と労働組合
 Ⅵ 終わりに

202225

産業別労働組合とは――生支部のいとユニオン運動」(PDF版でんでください)

 第1回 武建一委員長と私の出会い
 第2回 「業種別・職種別運動を大阪の地で展開」
 第3回 「苦難の闘いで見えた真の『敵』」
 第4回 「産業別統一闘争の合い言葉『他人の痛みはわが痛み』」
 第5回 「暴力に屈しない-「嘆くな。組織せよ!」
 第6回 「第一次高揚期」における組織の飛躍-「箱根の山を越えて」
 第7回 「関東における生コン労働者の闘い-『関生型労働運動』を迎え入れる生コン労組」
 第8回 「労働運動の歴史における関西地区生コン支部の位置-産業別労働組合の定着」
 第9回 「関生支部への共産党の分裂・脱退攻撃-政党の労働組合への組織介入」
 第10回 「政党による労働組合介入の思想-赤色労働組合主義」
 第11回 「戦後労働運動における『82年問題』-共産党による関生分裂攻撃の意味」

20231027

◇業種別職種別ユニオンの構想、『労働者の権利』(日本労働弁護団の機関誌)、木下武男・労働社会学者(元昭和女子大学教授)、2016年7月号、No.315。
◇次世代の業種別ユニオン――労働組合再生の方向性
、◆特集「ブラック企業vs次世代労働組合」、浅見和彦(専修大学経済学部教授)×木下武男(元昭和女子大学教授)、『POSSE』(2015105日発行、vol.28)

20211020

西生コン支部武委員長解任問題についての見解」――木下武男。

20210325

労働組合「自己改革」の道――たゆまぬ方向
 Ⅰ.労働運動「自己改革」の議論
 1.『講座 労働組合運動の理論』(全7巻)……分岐 (大月書店刊、1969年)
 2.『日本の労働組合運動』(全7巻) (大月書店、1985年)
 3.『労働問題実践シリーズ 1から8巻』(大月書店、1990年)「自己改革」の事例研究:頂点 
 4.労働運動「自己改革」の運動家
 『格差社会にいどむユニオン―21世紀労働運動原論』(木下 武男著、花伝社、2007年9月)
 Ⅱ.出版労連の「自己改革」
 1.個人加盟組織の新設
 2.内部改革論としての「受け皿」論
 3.リソースの投入
 4.典型としての波及効果
◇第6巻:「組合運動の新展開」(「労働問題実践シリーズ」・第6巻、大月書店、1990年12)――「はじめに」と「目次」(PDF)
2017114日に開催された「第2回例会」の報告が、『労働法律旬報』(2018年1月下旬号、1903+4号、発行日 2018年125日、旬報社、本体2,000円+税)に掲載される。
[特集]業種別職種別ユニオン運動(第3回)   (クリックしてください)
出版産業における個人加盟ユニオンの現状と支援体制
前文:司 会 後藤道夫(都留文科大学名誉教授)
報 告①
出版産業の個人加盟ユニオンの現状と支援体制 出版労連組織・争議対策部副部長/出版情報関連ユニオン書記長 住田治人(出版労連書記次長)
報 告② 
出版ネッツの歩んできた道 北 健一(出版労連書記次長) 
◆コメント◆
労働組合「自己改革」期における出版労連の先駆性 木下武男(労働社会学者・元昭和女子大学教授)

20210321

◆主な共著・「業種別職種別ユニオン」づくり。
 『闘わなければ社会は壊れる: 〈対決と創造〉の労働・福祉運動論』(岩波書店、2019年626日)今野晴貴、藤田孝典、渡辺寛人、宮田惟史、後藤道夫、木下武男、佐々木隆治
5 年功賃金から職種別賃金・最賃制システムへの転換――新しい賃金運動をめざして ……………木下武男
nyx(ニュクス)』 第3号、◆特集「働き方改革」、「マルクス・エンゲルスの労働組合論」 木下武男(労働社会学者/元昭和女子大学教授)
◆発売  2016年1110日発行
◆書店注文は堀之内出版
『建設独占を揺がした139日―関西生コン闘争が切り拓く労働運動の新しい波』
木下武男・丸山茂樹樹著、変革のアソシエ、2011年4
『関西地区生コン支部労働運動50年-その闘いの軌跡
共生・協同を求めて19652015  他人の痛みを己の痛みとする関生労働運動 』
「産業別労働運動」を日本で切り開いた連帯労組関西生コン支部、木下武男、2015年1017 日。
出版:全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部、「関西地区生コン支部50年誌」編纂委員会編、発売:社会評論社、本体3500円+税、2015年7
『最低賃金 1500円がつくる仕事と暮らし』(大月書店、20181015日)
後藤道夫、中澤秀一、木下武男、今野晴貴、福祉国家構想研究会 編
▽第3章 最低賃金の歴史と思想(日本の労働運動と最低賃金闘争/ 最低賃金制とナショナル・ミニマム論/ 政党・労組・論壇は、最低賃金をどう見ているのか?):木下武男
『月刊社会民主』(社会民主党、2020年9月、No.784
▽新型コロナ問題をめぐる労働運動の課題 木下武男
「業種別職種別ユニオン運動」研究会 が発足しました。
・と き 2017615日 午後6時半から
・ところ 台東一丁目区民館第一集会室
▽「業種別職種別ユニオン運動」研究会の課題と役割=木下武男(『労働法律旬報』、2017年7月下旬号、1892号、発行日 2017年725日、旬報社)
『労働、社会保障政策の転換を 反貧困への提言』(岩波書店ブックレット、 2009年19日)
遠藤公嗣、河添誠、木下武男、後藤道夫、小谷野毅、今野晴貴、田端博邦、布川日佐史、本田由紀
▽進む労働破壊と貧困化のなかで,若者が置かれた厳しい現状を変革していくための具体的な政策提言。
『労働ビックバン 女性の仕事・賃金』(中野麻美、森ます美、木下武男編、青木書店、1998年101)
▽「労働運動フェミニズム」と女性の連帯組織 木下武男

20210320

「いいじゃないですか」のまし――日本労働年鑑」編集者・佐方信一さんを追悼。
◇追悼文集『ひたすら生きて 佐方信一 ある日ある時』が読めます。◇佐方三千枝編(発行:2020年315日)。

20210320

◇若者/非正規はどうたたかうか――関西生コン労働組合、業種別労働組合の経験から学ぶ。コロナで加速する解雇、賃下げ、補償なき休業。
・と き 2021131日(日) 午後2時から4
・ところ 大井第二区民集会室 JR大井町駅下車7分
・主 催 いのち守る!改憲・戦争阻止!大行進運動 中部・南部の会 第12回定例会」

20210320

◇「生運動」の弾圧の背景とねらい――「ドキュメンタリー映画 棘――埼玉上映会」(2020年81())でのコメント。

 

2023年10月26日 (木)

「婦人労働から女性労働へ」のページを増補・更新しました。

   自分が労働関係の編集者時代にできなかった分野(女性労働)のページ編集をしてみた。まだつづくように。

 ◆あたり前の労働組合を―婦人労働から女性労働へ

  http://e-union.sakura.ne.jp/union/union-jyosei.html

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 差別待遇、結婚退職強制、労働時間・生理休暇・産休・育児などの権利するために、『婦人労働者の権利』(籾井常喜著・東京都立大学教授:当時)▽労働旬報社、1967年4月10日、労旬新書11

 http://e-union.sakura.ne.jp/union/union-jyosei.html#231026hujinroudou

  初めて体系・理論的に分析――「講座現代の婦人労働」(黒川俊雄, 嶋津千利世, 犬丸義一編 労働旬報社, 1978年6月~12月、全4巻、四六判箱入り)

 ◆「婦人労働問題研究会」から「女性労働問題研究会」へ。

 http://e-union.sakura.ne.jp/union/union-jyosei.html#231011hujinroudou-3

  「労働運動フェミニズム」と女性の連帯組織 (『労働ビッグバンと女の仕事・賃金』、 木下武男稿、青木書店、1998年10月) 

   http://e-union.sakura.ne.jp/union/union-jyosei.html#230916kinoshita

  「日本の男女差別賃金と同一価値労働同一賃金原則」 (『ジェンダー白書2 女性と労働』、北九州市立男女共同参画センター“ムーブ”編、明石書店、2004年3月25日、A5判)

 http://e-union.sakura.ne.jp/union/union-jyosei.html#231023gender-3

  「戦後、高度成長、国際化の中の女性・女性の運動 木下武男稿」『現代日本社会論 戦後史から現代を読む30章』(渡辺治編、労働旬報社、1996年4月5日、A5判、675p+索引16p)

 http://e-union.sakura.ne.jp/union/union-jyosei.html#231023jyosei-3

  『たたかいのルポルタージュ』――総合商社で働き、子産み、そしてたたかった記録・ルポルタージュ(上田裕子著、姉妹社、2021年1月発行、自家版)

 二〇〇七年 十四号 傍聴記:兼松男女賃金差別事件 彼女たちが立ち上がった理由

 二〇一一年 十五号 国連女性差別撤廃条約第六次日本報告の審議に立ちあって

 http://e-union.sakura.ne.jp/union/union-jyosei.html#231015gendairupoken

 ◆「女性の読者」を意識した本づくり――1980年代の出版状況の大変化に抗して(労働旬報社、シーアンドシー出版時代)

 http://e-union.sakura.ne.jp/union/union-jyosei.html#230916jyoseimuke

 

2023年10月18日 (水)

谷村新司さんが亡くなった。合掌

   まったく残念。私はシーアンドシー出版として、市民生協の雑誌を編集する(1989年から)前には、同世代なのになじみがなかった。
 1960年代後半から出会った編集者・著者は、大正半ば~末年、昭和8~9年世代、そして昭和13年から18年世代(西暦で書かなくて申し訳ない)。
 これら先輩と同じ時代に生きていたので、先輩世代の歌(演歌、石原裕次郎、軍歌など)を覚えるのに一生懸命だった。
 こちらが40代のときに、30代の編集者・ライターの男・女のメンバーから、アリスなどをカラオケで教わった側だ。大阪での編集会議の折に、たまに新幹線の安売りグリーンチケットを買って、座席のイヤホーン出力口にイヤホーン・プラグを差し込み、「新幹線アワー」みたいな番組で「アリス・ショー」を1時間聞くのが楽しみだった。

 その後、北海道に戻った友人のTさんから、「それぞれの秋」を知っているかいうメールが来て、学生運動を担った人は「幸せだな」と思ったことがる。
 https://www.youtube.com/watch?v=KAedVP6UrXY

 それぞれの秋 歌詞
 歌:アリス

 作詞:谷村新司
 作曲:谷村新司
 発売:2005-10-11 19:12:14

 陽溜まりの坂道に立ちどまり
 通りすぎる学生を見ていた
 俺もあの頃はあんなふうに
 きらきらと輝いて見えたろう
 授業にも出ずに お茶を飲みながら
 くだらない夢を話した
 突然おこった不精ひげのおまえも
 噂では苦労していると
 今も忘れられないのはあの時の言葉
 幸せになろうなんて思っちゃいけない
 愛した女ひとりと 苦労を共に出来たなら
 そんなささやかな人生も きっと悪くはない
 夢 散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋

 たしか去年の初夏の頃 届いた一通の手紙には
 旅好きなあいつのおふくろから
 痛々しいほどの細い文字
 ある雨の朝 見知らぬ町で
 自ら命を終えたと
 母に残した一行の言葉
 悲しみだけが人生
 今も忘れられないのは あいつの口ぐせ
 人は自分の死に場所を捜すために生きる
 ささやかに生きている友達の人生とは一体何んだろう
 あざやかに死んだ友達の人生とは一体何んだろう
 夢 散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋

 今では二人の思い出も 忘れかけるほどの毎日
 ふと立ちどまる道端に 悲しいほど赤い落日

 夢 散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋
 夢 散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋

2023年10月14日 (土)

『たたかいのルポルタージュ』――総合商社で働き、子産み、そしてたたかった記録・ルポルタージュ(上田裕子著、姉妹社、2021年1月発行、自家版)

   古い友人で、先輩にあたる上田裕子さん(現在、商社9条の会事務局)がコロナ禍の中でまとめた『たたかいのルポルタージュ』――総合商社で働き、子産み、そしてたたかった記録・ルポルタージュ(上田裕子著、姉妹社、2021年1月発行、自家版)を、「婦人労働から女性労働へ」のページにご本人の了解を得てUPした。

 http://e-union.sakura.ne.jp/union/union-jyosei.html#231015gendairupoken

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 上田さんとは、1970年代の沖電気指名解雇撤回闘争の本づくりをしていた時に、今崎暁巳さん(ドキュメント作家)が顧問として開催した、「現代ルポルタージュ研究会」の幹事役で参加していた方。

 本書は、その会報に15回(1979年(36歳)から2011年(68歳))にわたって書き連ねた記録・ルポルタージュをまとめたもので、収録したものは以下の通り。

 現代ルポ研の仲間にあてた文書があるので、長くなるが引用して本ページの理解が深まるよう願っている。

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 ▽現代ルポ研のみなさま(2021年2月4日)

 コロナ感染症の拡大で、ご不自由な毎日をお過ごしのことと存じます。

 二人の娘が、私の喜寿を祝して私が「たたかいのポルタージュ」に掲載した過去の作品を1冊にまとめてくれましたので、送らせていただきます。

 1979年(36歳)から2011年(68歳)までの間に書いた15本の作品ですが、働いていた総合商社での小さな、ある意味では、大きなたたかいの記録です。とくに「子産みの歴史」は私自身も子育てをし、保育運動にも参加しながら書いた作品ですので、拙いながらも愛着のあるものです。

 また「ソーゴーショウシャ」と「高度経済成長を駆け抜けて、いま」は、それまでは女性労働者に目を向けていましたが、過労死をする同期の人がでたりするなかで、男性労働者にも目を向けたものです。

 

 私は1943年3月28日生まれですから、昨年の3月に喜寿を迎えたのですが、共働きの二人の娘は多忙を極めており、完成が年を越してしまいました。2020年という私の喜寿の年は悲しいことが続いて、いったい、喜寿とは何なのかと思っていましたが、最後に嬉しい贈り物が届きました。それが、この本です。

 すでに一度はお読み戴いたものをまとめただけですが、眠る前の睡眠薬代わりにお読みいただければ嬉しいです。

 コロナに負けず、お元気な日々でありますよう、祈念しております。               上田裕子

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 ▽本書の目次

  はじめに  長女・未生

  一九七九年 創刊号『絆』

  一九八〇年 二号 『早鐘をうち鳴らせ』~二日で納豆一つ~

  一九八一年 三号 子産みの歴史、その一商社の受付の椅子

  一九八二年 四号 子産みの歴史、その二 道を拓いた若い小さな力

  一九八三年 五号 五・二三の大きな流れのなかで=娘と「ベンセレモス」=

  一九八四年 六号 子産みの歴史、その三 「働きつづけたい……」三人目を授かって

  一九八五年 七号 子産みの歴史、その四 合併の嵐すぎても

  一九八七年 八号 はたらくこと=片道切符の出向=

  一九八八年 九号 潜水艦に友を奪われて

  一九八九年 一○号 子産みの歴史、その五 迫られた選択

  一九九二年 十一号 ソーゴーショーシャ

  一九九七年 十二号 高度経済成長を駆け抜けて、いま

  二〇〇〇年 十三号 リストラ、私たちの場合

  二〇〇 七年 十四号 傍聴記:兼松男女賃金差別事件 彼女たちが立ち上がった理由

  二〇 一一年 十五号 国連女性差別撤廃条約第六次日本報告の審議に立ちあって

    喜寿によせて 孫たちより

    あとがき 次女・菜生

   231013uedaatogaki2

2023年10月 9日 (月)

「あたり前の労働組合を」のページに―「婦人労働から女性労働へ」を新設しました。

 「婦人労働から女性労働へ」を新ページとしてUP――「❖人間として女性として、「人間の尊厳」を基軸に」
     http://e-union.sakura.ne.jp/union/union-jyosei.html


 ABCマートが5000人時給アップ、パート女性1人の声がきっかけだった「賃上げまでできるんだ」――【 #非正規春闘 】(青木耕太郎【7月13日、twitterでの発信】――総合サポートユニオン
 ◇「75年婦人労働読本」――(黒川俊雄、嶋津 千利世、柴田 悦子ほか『賃金と社会保障』、1975年05月10日号、婦人労働問題研究会)
 「77年婦人労働読本」――(嶋津千利世、伊藤セツ、桜井絹江 ほか『賃金と社会保障』、1976年11月125日号、710号、婦人労働問題研究会)

  ◆初めて体系・理論的に分析――「講座現代の婦人労働」(黒川俊雄, 嶋津千利世, 犬丸義一編 労働旬報社, 1978年6月~12月、全4巻、四六判箱入り)

 『婦人労働者の賃金と雇用』(第1巻、労働旬報社、1978年6月)
 現代的貧困と婦人労働者 黒川俊雄
 賃金の男女差別と同一労働同一賃金の原則 深見謙介
 婦人労働者の低賃金と最低賃金制 後藤実
 婦人雇用問題と雇用保障制度 加藤佑治
 婦人労働における差別撤廃と民主的改革 柴田悦子

 『男女平等と母性保護』(第2巻 労働旬報社、1978年7月)
 男女平等と母性保護論 嶋津千利世
 日本における母性保護と平等 島田信義
 諸外国における男女平等と母性保護の制度 木村愛子
 母性破壊の実態と母性保護要求 高橋菊江
 男女差別と平等要求 川口和子

 『労働者の生活と家事・育児』(第3巻 労働旬報社、1978年8月)
 労働者家族の生活 布施晶子.
 労働者階級の家事・育児要求 伊藤セツ
 婦人労働者と保育問題 橋本宏子
 農家婦人の労働・生活と要求 美土路達雄
 商工自営業婦人の生活と要求 君塚宏
 婦人と社会保障 小川政亮

 『労働運動と婦人労働者』(第4巻 労働旬報社、1978年12月)
 婦人労働者の運動と統一戦線 明野進
 戦前の労働組合婦人部の活動 桜井絹江
 日本における無産婦人運動の成立と展開 米田佐代子
 婦人労働者の歴史的国民的地位 犬丸義一
 △(このシリーズは、木檜哲夫さん・佐方信一さんが担当していました)


 『おふくろたちの労働運動』(全日自労とともに、生きんがために歩んだ女たち、全日自労建設一般労働組合編、労働旬報社、1986年7月31日) 
 ◇婦人争議と労働組合運動の課題――東京労働争議研究会(『労働法律旬報』、1982年5月25日、 5月下旬、No.1048)
東京争議団運動の中の「女性」(婦人)の闘い――東京労働争議研究会での取り組み
 『されど忘れえぬ日々 日産自動車の男女差別を撤廃させた12年のたたかい』(中本ミヨ 著、かのう書房、1996年2月20日)
 『この扉は開けさせてみせる 子持ちの女は半人前なんて』(立中修子著、ドメス出版、2003年6月5日)
 『労働ビッグバンと女の仕事・賃金 自分らしく懸命に生き 女性の権利を主張』(中野麻美・森ます美・木下武男編、青木書店、1998年10月)
 「労働運動フェミニズム」と女性の連帯組織 (『労働ビッグバンと女の仕事・賃金』、 木下武男稿、青木書店、1998年10月)
 ◆「女性の読者」を意識した本づくり――1980年代の出版状況の大変化に抗して(労働旬報社、シーアンドシー出版時代)

  http://e-union.sakura.ne.jp/union/union-jyosei.html#230916jyoseimuke

  
 ◆ 『仕事おこしのすすめ』(池上惇著、シーアンドシー出版・協同総合研究所、1995年3月)

 

 

 ▽「婦人労働問題研究会」から「女性労働問題研究会」へ。

 「婦人労働問題研究」は労働旬報社で1982-1991年1月まで発刊されている(国会図書館調べ)。
 その後は、現在も継続中で「女性労働問題研究会」として自立して、「女性労働問題研究」として号を重ねている。この事実は大変なものだ。
 1980年代には、労働旬報社としては「5000部、刷れる企画」が社是(Y社長の明言)となっていて、それをクリアする企画本として成立しなかった。
  http://ssww.jp/
 「女性労働問題研究会(SSWW)のホームページにようこそ」
 女性労働問題研究会は、男女平等と均等待遇の実現、女性の解放をめざして労働と生活に関わる問題をジェンダーの視点から研究し、その成果を運動や実践に活かすことを目的としています。

 

2023年10月 2日 (月)

「公務公共一般労組」を創り出した活動家――「東京争議団物語」、そしてその後‼

    ≪「東京争議団物語」、そしてその後‼≫のページに、公務公共一般づくりの組織化の経験とその前提に「東京労働争議研究会」の実践的研究会があったことを書いておきたい。

 http://e-union.sakura.ne.jp/tokyo-sougidan/index.html

 ◆「東京労働争議研究会」の経験
 1980代、東京争議団共闘会議運動をになった人びと――争議団当事者・卒業者、労働組合運動家、弁護士、フリーのジャーナリストなど――が、それぞれの争議の経過・背景資本分析・争議の社会的役割・争議団内部の団結・運動潮流を超えて争議支援を勝ちとる取り組み、勝利の要因の姿など、自発的に「東京労働争議研究会」(代表委員・清水明、市毛良昌、佐藤一晴、渡辺清次郎。小島成一弁護士他)をつくって研究していた。
 当時は、沖電気争議などがまだ、全国展開してたたかわれていたときだった。
 
 「東京労働争議研究会」は、10人近い人たちが運営委員会を弁護士事務所や全造船会館などで開き、毎月に近い例会報告を組織していた。編集子はその速記録を『労働法律旬報』に掲載するため、当番みたいな編集をになわされていた。その後、K編集長のもとで引き継がれ、2002年の研究会報告は52回を重ねている(いつまで掲載されているのか未取材)。

 その時代、一番不思議だったのは、争議解決から労働組合組織化へ発展したのは、音楽家ユニオン、電算労、コンピュータ・ユニオンなど少数の経験(職能労働組合・ユニオン)しか生まれてこなかった(それ自体貴重な成果だと思っているが)。
 若い時代だったので、「争議を起こさせない労働者の組織化をテーマにしないのか」と大先輩の労働組合運動家に聞いて回っていたが、応えてくれたのは佐藤一晴さんの「フランス風ニュアンス」での会話だけだった。

 この経過は「佐藤一晴さんのホームページがオープンされています」を参照。
   http://e-union.sakura.ne.jp/satou-issei/index.htm

 

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 ◆東京公務公共一般の組織化とその実践
 フランス風から日本風の実践で生かされ、21世紀を前にした1990年代の東京に生まれたのが「東京公務公共一般労働組合」だ。

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 その担い手が『上を向いて歩こう』(本の泉社、2008年7月)を書いた小林雅之さん(1943年生まれ)。小林さんは全国金属品川のカコストロボ支部での争議を経験し(その当時の一端を『今崎暁巳さんと私』、今崎暁巳さんを偲ぶ会編、下町人間の会発行、2011年6月)、みずから「オルグとして就職し」、いまでは3000名を超える自治体職場の非正規職員を中心に作られている労働組合をつくりだし、そのご首都圏青年ユニオンなどを創設した。
 小林さんは本のあとがきで、以下のように書いている。
 ≪「東京公務公共一般」は、自治体職場の非正規職員を中心に作られている労働組合で、対象者の多くが不安定な雇用関係におかれていることから、年中首切り反対闘争を余儀なくされている。しかし実に驚異的な水準だと思っているのだが、毎年のように、解雇されたり或いは解雇予告された労働者を、三、四百人近くも救出できるのであるから、これはいま時、相当な力量を備えた組合だと言って良いだろう。
だからこそ、わずか十数年でゼロから三千人の組織に成長を遂げてきたのである。それだけに、この組合の歴史には実に多くの教訓が積み上げられてきた。そして、これは現在進行形であるが、この労働者たちの中で、葛藤や悲憤にまみれた沢山のヒューマンドラマが繰り広げられてきたことを忘れてはならないだろう。
 この組合を創立するときからのオルグであった私は、そうした思いを込めながら、このエッセイを書こうと思ったわけであった。≫
 
◆東京争議団運動のDNA
 本書のあんこは「東京争議団運動のDNAだ」。本書の中のあちこちに発見できる――「わが母の教え給いし歌」に描く、「四十五年の歴史を持つ東京争議団は、勝利するために強化すべき『四つの基本』(争議団の団結、職場からの闘い、産別・地域の共闘、裁判闘争)を定式化し、勝利に必要な『三つの必要条件』(具体的要求、情勢、闘う相手)を明確にすることを解き明かした――。
 組織の神髄は、「徹底的な単一・個人加盟」とし、「独立組織」を志向し、「公務職場だけでなく民間職場まで」視野にいれた組織づくりをたたかい取ってきて、「公務公共一般」という組織になったこと。

 その後の経過・課題として『季刊セオリスト』(2018年春季号、No10)では、以下のように書いている。

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◆職種別にも最低賃金闘争を追求中
 今後の課題として、「職種別で市場横断的な組織を構築中」としている以下の点が、重要なポンインとではないか。 
 200以上ある分会には、保育士分会、栄養士分会、図書館司書分会、非常勤講師分会など、そもそも職種別にくくられた組織が多数存在しています。これを雇い主が知事や区長、市長だからということで行政縦割りにくくっていたのですが、ここには企業内運動の限界がみえている。非常勤職員という一くくりで当局は賃金を決めてしまうが、本来は職種・職能別に賃金を引き上げていかないとだめだと考えてきた。
 そこで職種職能別に全都を横断的に組織編成していく取り組みをして、すでに6つの職種別ユニオンがあり、2,200人がいること。これからの賃金闘争にこの職種別闘争が、ナショナルセンターそして産別闘争においても決定的な変革をもたらすだろうと展望しての、取り組みが始まってる。

◆「青年ユニオン」が果たす役割
 さらに注目されている点は「青年ユニオン」が果たす役割、「労働協約の拡張適用をめざす」こと、「NPOづくりと労働者供給事業」、「地域活動の重視」を打ち出している。
 編集子が、1978年の沖電気の大量指名解雇争議、1980年代初頭の雪印食品争議などのインフォーマル組織とのたたかい、日本航空などの民間第一組合の争議を見てきたものとして、「労働組合運動における組織化」をめざす話は、禁句だった、と思う。
 70年代の争議を終えた「日本製紙」争議団のメンバーが、「労働問題研究所」を名乗り組織化をめざしたが、進路・成長への道筋は不可能な状況だった。
 そのなかで、3000名を超える組織化を進めた、小林さんと「都職労統一派」(小林さんの命名)のご苦労は、全国の青年・女性たちが学ぶ点が多いと思う。

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