松澤常夫さんと一緒に本をつくってきたので紹介したい。
松澤常夫さんがどのような本づくりをしてきたのか、その一端をまとめたページがあるので、UPしておきたい。このときはfacebookから脱退していた時期(2017年3月)なので、発信していなかった。 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/matuzawa/my-book.html
松澤さんと出会ったのは、「沖電気争議」(「1978年から1987年)が起こったときに中央労働学院の学生たちがつくった「現代ルポルタージュ研究会」(ドキュメンタリー作家・今崎暁巳さん、労働旬報社社長の柳澤明朗さんを中心)に彼が参加したことからだった。
http://e-union.sakura.ne.jp/okidenkisougi/index.html
最初に単行本にしたのは、機関紙「じかたび」で掲載した手記をまとめた『じかたびの詩』(全日自労建設一般労働組合、早船 ちよ編、労働旬報社、1980年8月)。小説家・児童文学作家の早船さん(『キューポラのある街』の原作者)は、当時、浦和に居住していたので、ゲラを何回か持参して、意見を聞いたことを覚えている。
その前後に彼から芝田伸午さん(法政大学から広島大学へ)が主催していた「社会科学セミナー」に誘われて、研究会・講演会にたびたび参加していた。
全日自労の「民主的改革闘争」の意義(PDF版)、「マルクス主義研究年報」、1980年版、NO.4、マルクス主義研究セミナー、芝田進午責任編集、合同出版
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/matuzawa/170221-1980nenpouzenbun.pdf
この研究会で出会った松本猛さんとの縁で、ちひろさんの写真(藤田主一さんの撮影)を地下の部屋で撮影できて、『ちひろ 愛の絵筆』(滝いく子著、1983年1月1日)も刊行できた経緯がある。
▽最初の3冊は、私は担当していませんが。
« 松澤常夫さんがブックレット(岩波書店)を書いたので、その新ページを編集・制作した。 | トップページ | 西岡幸泰さん(専修大学名誉教授、1931年1月1日-2004年9月16日)。追悼文集:『心に太陽を』を読む。 »
「編集子のことなど」カテゴリの記事
- 「生誕120年 住井すゑ、95年の軌跡」を見てきた。(2022.10.31)
- ベトナムから帰国した小松みゆきさんと食事会(2022.10.19)
- 吉原公一郎さんの「遺稿集と遺筆目録」をいただいた。(2022.10.04)
- 神保町の町中華「成光」と旧々社屋(労働旬報社)の紹介(2022.09.26)
- 月刊『ファミリーコンピュータMagazine』(略称は「ファミマガ」)を創刊した友人の紹介。(2022.09.25)
« 松澤常夫さんがブックレット(岩波書店)を書いたので、その新ページを編集・制作した。 | トップページ | 西岡幸泰さん(専修大学名誉教授、1931年1月1日-2004年9月16日)。追悼文集:『心に太陽を』を読む。 »
コメント