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2022年2月

2022年2月21日 (月)

『新下郷農協物語』――「産直・日本の農業のページ」を編集した。

 「労農牛乳」について先日(以下)、紹介したが、市民生協の仕事で、1988年春に耶馬渓(大分県)に取材に行って、奥登組合長のインタビューを二宮厚美さんが担当し、ルポ風にまとめた記事がある。
 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/santyoku/simogou.html#ninomiya220220

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 産直のルーツは「労農牛乳」。「労農同盟にひっかけた名だ。思えば、産直とは都市の労働者と農村の農民との直結を意味するから、労と農のむすびつき」だと語っている。
 戦前、戦後を生き抜いた人の発言は、貴重だ。
 奥組合長は「意識ある消費者にしか売りたくない」とも語っている。 
 「土づくり・人づくり・地域づくりの産直運動●大分県・下郷農協」 二宮厚美――◇〔◇『PROSUME』(プロシューム)を編集・制作(労働旬報社、1988年7月発行)B5判、50ページ、大阪よどがわ市民生協発行・労働旬報社編、1988年7月30日発行〕

 その後、1990年代に農協祭りや診療所開設、開拓村訪問などたびたび取材に行き、『新下郷農協物語』(奥登・矢吹紀人共著、シーアンドシー出版、1996年5月30日 第1刷発行)を編集・発行した。この本は、久しぶりの下郷農協に関する本になって、各地の農協、産直センター関係者、市民生協の組合員、地方自治体職員に広く読まれた本になった。
 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/santyoku/simogou.html

 奥組合長の原稿をもらった時は、「戦後、開拓村に農協づくりを呼び掛けに夕方歩いて登って行って、夜遅くまで戻らないと橋のたもとに父が待っていた」という話を思い出し、数少ない、農を通じて「土とともに生きる人生」を発見した本づくりだった。

 

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【以下追加:22.02.18】

 なんと「労農牛乳」というネーミングで始まった牛乳。北九州エリアで市民生協づくりをすすめた後に、「耶馬渓牛乳」に変えたはず。新工場(1980年代末か? それとも本づくりに通ったそのあとか)ができた当時、取材で訪問した。「昭和の時代の産直組織・団体」はほんとうにユニークだった。

 奥 登組合長は、「労農牛乳」を残したいと思ったけれど、市民生協の側がきつく「市民感覚」で変更をもとめてきた、と語っていました。生協側の発想は、「忖度的」で変ですよね。
 【参考】"労農牛乳"を軸に農協運動(わたしの農協経営論-17-)、奥 登、「農業協同組合」[ 19(12), 114-120, 1973-12]、全国農業協同組合中央会。

 この「忖度姿勢」が、市民生協内に「組合員の要求に安価な輸入商品もあり」ということで、「国産産直論」から「自由化」へ変更して「中国からの輸入餃子」で、組合員に被害を及ぼしたケースが出た生協もあった。

 

2022年2月15日 (火)

新潟菓子工場での「高齢女性の火災死」へ抗議の声を。

   新潟のお菓子工場の火災現場での死亡者は、70歳前後の女性たちだ。それも深夜(23時半)だ。明治時代以上の労働問題が発生している。

 >死亡した5人のうち、身元のわかっている60代から70代の4人の女性はアルバイトの従業員で、工場で清掃作業を担当し、夜、出勤して翌朝まで働く夜勤だったということです。

 イギリスの労働者階級は、児童の労働時間規制をした歴史があるが、女性たちの繊維労働における規制は、日本でも行われた。どうなったの労働組合運動? 誰もやらない時代か!

 芳野友子連合会長さんへ、この事故に女性として、人間として怒りを感じない組合幹部なら、即、連合会長を辞任すべきだ。

 しかも、アルバイト労働者なので安全訓練を受けていないという「SNS」発信(大椿ゆうこ🎗労働者の使い捨てを許さない@ohtsubakiyuko)もある。

 >「雪の宿」の三幸製菓火災、避難ドア開けられず逃げ遅れた可能性…バイト4人は訓練不参加か : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン

 https://www.yomiuri.co.jp/national/20220214-OYT1T50033/

 年2回避難訓練が行われていたが、複数の従業員は取材に対し、「社員ではないので、アルバイトは訓練に参加していなかった」などと話した。

 芳野友子連合会長などの今の役割について、元連合大阪副会長/要 宏輝が『連合に鳴り響くのは弔鐘か、女性会長が突進する「ガラスの断崖」』でズバリ書いている。

http://gendainoriron.jp/vol.29/rostrum/kaname.php

 >「火中の栗」を拾わされた芳野会長の「暴走」だ。会長に選ばれたのは産別組合のJAMではなく、実は連合の「女性枠」でキャリアを積んできた芳野友子その人だったのだ。彼女の出身は同盟系の旧ゼンキン連合、富士政治学校出のアクターで、幸運にも組合出世コースにのったステレオ・タイプの反共かぶれの女性と仄聞する。連合会長に就任以降の彼女の言動は首尾一貫し、ぶれることはない。バックにシテ役が付き、首相官邸に通じる人物が仕切っていると思われる。

 再度言う。連合、全労連、全労協のメンバーから、抗議の声が出ていないのが「労働運動衰退」の現状を示している。

2022年2月 7日 (月)

古屋和雄さんのラジオ番組とインタビュー

 以下のラジオ番組は2年前だが(今でも聞かれます)、司会をしているのが古屋和雄さんだった。

 古屋さんは1980年代から1990年代のNHK・朝のワイドショーの人気を一手に引き受けていた司会者。

 私が編集担当をしていた「市民生協の生活文化情報誌」(『PROSUME』、1989年から1997年まで)でインタビューをお願いできないか手紙を書いたら、OKの返信が来た。NHK近くのホテルの会議室を借りてお話を聞いたが、その後、大阪へ転勤していたので講演を頼んだら、これも受けていただいた。

 『おくればせながら男の出番です』(労働旬報社、46判、1992年09月30日)の本を出版しているが、この時までは、この出版社に属していた。

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https://www.bookoffonline.co.jp/old/0012197638

 

 視覚障害者のために活動する福祉事業所を紹介するシリーズ、今回は東京・国分寺市のNPO法人「視覚障がい者ネットワーク コトリナ』の取り組みを伝えます。

https://www.facebook.com/NHK.heartnet/photos/a.647699325281695/2995741110477493

 

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