総評を解体したことが、自民党が持続的に権力を保持した要因の一つだ。
衆議院選挙の中で、1本のビデオが紹介されている。
名須川昭範
https://www.facebook.com/sanguinosa/posts/1264891007346422
日本の自民党はなぜ選挙に勝ち続けるのか
2021年10月29日
今月31日の衆議院選挙で、与党・自由民主党は今回も優勢とみられている。
岸田文雄首相が率いる自民党は、過去65年のほとんどの間、政権与党として日本を率いてきた。
BBCのルーパート・ウィングフィールド=ヘイズ東京特派員が、なぜ自民党が選挙でこれほど強いのかを解説する。
(動画製作:秋葉磁郎、プロデューサー:中山千佳)
それと全国に張りめぐせられた「有名進学高校卒業者のネットワーク」が自民党の養成組織になっているのでは。
その後の著名大学進学者+大手マスコミ社員+金融・株・IT企業の管理職層+大企業ホワイトカラー(最近は旧公共企業体構成者)+多国籍企業社員+中間以上の公務員+伝統的中小企業者(大相撲のタニマチ=地方後援者)+中堅以上の建設業者など、人口比で2割の大人たち。
昔、総評は、公共企業体(国鉄・郵政・電電公社など3公社五現業の労働者)、地方自治体の労働者、教職員組合、国家公務員、炭鉱労働者、鉄鋼・化学・金属・造船(これは全造船で未加盟か)などが参加しており1975年前後には組織率40パーセント超えて、450万人を凌駕していた(その他には、マスコミ関係の準中立も)。その後、集中的につぶされたので、自民党の天下が続いた大きな要因だ。
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