「こしがや宿のお弁当~江戸時代のもてなし料理から~」を新発売!
今日(2021年2月24日)は、急遽、「キッチンとまと」(ワーカーズコレクティブ、越谷市)が新開発した「こしがや宿のお弁当~江戸時代のもてなし料理から~」をみなさんへのお弁当として届けるから、写真を撮ってほしいと要請され、蒲生の調理場に行ってきた。
http://www.kitchentomato-workers.com/index.html
10年ほど前に「協同まつり in こしがや―ささやかな「寄る辺」崩れる地域で」を行ったところだ。
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/shigotookoshi/hinode.html
このお弁当は、駒崎美佐子さん代表の「こしがや地域ネットワーク13」が開発し、「キッチンとまと」が再現した弁当だそうだ。
現場の写真には、丁寧に煮込んだ小松菜、ゴボウ、越谷産のネギでつくったお惣菜やうなぎ(宮崎産)などでつくられ、彩りもさまざまで食欲がそそられる出来栄えだった。
代表の須長コウさんによると「昨日に仕込みをやり、今日は朝6時半から出てきて調理した」というがんばりだ。日常的な弁当量より倍近い注文があり(写真の作業工程も2往復、行ない)、9時半には売れ切れて、電話で「もう品切れなの」とうれしい悲鳴を何回も上げながら、その後の注文を断った現場があった。
「江戸時代のもてなし料理」の弁当の表紙には「しらこばと」が描かれ、中身は 以下の通りの説明があった。
赤飯 良質のもち米が収穫される
ネギごつた 郷土料理。越谷ネギは甘くて荷崩れしない良質の高級ブランドとして知られる。
鴨 宮内庁のご猟場がある
うなぎ かつてはうなぎ・鯉・ナマズ等川魚が名物
玉みそ田楽 昔農家は自家製味噌を作ったことから味喝たまりをつかう料理があり、たまりはかば焼きのたれ等にも活用。
膾(なます〉 魚の生ものと野菜を酢で和えたもの。もてなし料理には欠かせなかつた。
小松菜の山吹和え かつては養鶏が盛んだったことから卵と地場産の青物を組み合わせた。
キスの天ぶら キスは「鱚」(喜魚)と書くところから、大名の食卓に欠かせない縁起のいい魚とされていた。
次回以降は、10食ほどで1食700円で制作していくとのこと。コロナ禍の下で「 みなさんの集いがあった場合、ご注文をお待ちします」と須長代表から一言。
◆キッチンとまと
〒343-0841
越谷市蒲生東町18-13
日の出商店街
TEL O48-987-8088
FAX O48-987-8088
日替わり弁当のご注文は、当日午前10時まで。
駒崎さんがデザインしていただいたお弁当の表紙の左下にある写真は、「越谷かるた」だ。越谷市内の小学生がこぞって、総合体育館などで「勝負」している姿が報道されていて、市内にお孫さんやお子さんを持つ人たちには、人気があるもの。ここでも「地元密着型」弁当になっている。
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