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2020年9月

2020年9月29日 (火)

コロナ禍の下でfacebookで紹介されていた本を、読んでみた。

   ▽9月に「誰も読まない本」と昔、係わった本をページUPをするために読んだ。
 毎日、びっくりするくらいfacebookで紹介されている本の「100分の1」ですが、関心がある方はどうぞ。

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 ◇「日本フィルのたたかいから――豊かさを求める労働組合運動」(『労働組合の民主的変革』――黒川俊雄[慶応大学名誉教授]還暦記念集1985年3月、労働旬報社)⇒「佐藤一晴の遺稿集・追補」  
 1 武道館をうめつくした史上最大のコンサート
 2 日本フィルのたたかい
 3 大音楽会の果たした役割
 4 日フィル闘争と音楽=人間のすばらしさへの共感
 5 豊かさを求める文化の追求  

    http://e-union.sakura.ne.jp/satou-issei/index.htm

 ◇『「勤労青年」の教養文化史』(福間良明著、岩波新書、2020年4月)⇒井上 吉郎 (kichiro inoue)さん。
    https://www.facebook.com/profile.php?id=100004634531360

 ◇『国鉄労働組合運動の一翼を担って――革同会議の50年』(「革同50年史」編集委員会編、国鉄労働組合革同会議、2002年5月)⇒山梨幸夫さん(『沼津革同』発行者)
    https://www.facebook.com/profile.php?id=100008208725656

 ◇『労働組合運動の可能性――史的考察をふまえて』(竹内真一著、学習の友社、2009年8月)⇒《だから企業別組合が有力あるいは支配的な国では、産業別組合の定義は別様であってもよい。それは産業別組合への移行の契機が欧米とちがい、そこから力点あるいはニュアンスのちがいがおのずからうまれてくるからである。
 「ワン・ビッグ・ユニオン」の不振の経験からいって、組合運動の基礎を職業的なものから階級的なものにうつす手段として、産業別組合のもつ適格さ、優位性は否定できない。産業別組合は雑種としての一般労働組合とともに、階級的労働組合の重要な組織形態であるといってよい。もちろん、両者は画然と区別されたものではない。その移行はさまざまな中間段階をふくんでいる。分野によっては職業別組合はいまでも存在理由をもっているだけでなく、産別内の職業別の協議機関もそれなりの役割をもっている。》⇒《「日本型産業別組合の可能性」を追求――小林宏康さんの問題提起、全国金属―JMIUの産業別統一闘争   (PDF版)―「日本型産業別組合の可能性」について―、小林宏康[1]》
  http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-eb2f.html
  http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/sorezorenoroudou-4.htm#jmiu2

 ◇『日本人になった祖先たち』(篠田謙一著、NHKブックス、2007年2月)⇒どなた、なのか、メモが残っていなかったが。

 ◇『企業の塀をこえて――港合同の地域闘争』(大和田幸治著、全国金属機械港合同編、アール企画、2001年12月、協力:アスラン=事務局会議に出ていた時代に出版した)⇒「関西生コンの研究のページ」
   http://e-union.sakura.ne.jp/kansainamakon/index.html

 

 ◆最近(8月27日 その1)、facebookで紹介された本を読んでみた。

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 ◇平山さん編集の『時代へのカウンターと陽気な夢 労働運動の昨日、今日、明日』(小野寺忠昭・小畑精武・平山昇共同編集 社会評論社 2019年5月)。

 ◇石川源嗣さん(全国一般東京東部労働組合)が「清水さんの本で野武士といっていた」ことから。
『戦後労働組合運動史論』(清水慎三編著、日本評論社、1982年10月――書棚にあった)、『戦後革新の半日陰』(清水慎三編、日本経済評論社、1995年10月)、『君子蘭の花陰に――清水慎三氏の思い出』(刊行委員会編、平原社、1997年11月)――なんと私の若いときの代表が弔辞を寄せており、掲載されている。「ご主人様の逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます 旬報社 木檜哲夫」。

 ▽以下に1冊だけ、水谷さんに断って掲載してある。
 2020年07月23日(日):『時代へのカウンターと陽気な夢 労働運動の昨日、今日、明日』(小野寺忠昭・小畑精武・平山昇共同編集 社会評論社 2019年5月、 2500円+税)、「次世代へ 一時代を切り拓いた運動証言」(元東京都労働委員会労働者委員 水谷 研次、「現代の理論」20号)
  http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/111224book-ronten.htm#hirayama200723

 

 ◆ 最近(8月27日 その2)、facebookで紹介された本を読んでみた。

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 ◇北海道・札幌の姉崎 洋一さん(北海道大学名誉教授)より。
『私だけのふるさと 作家たちの原風景』(須飼秀和・毎日新聞夕刊編集部編、岩波書店、2013年3月、越谷市立図書館より)――直木賞作家「馳 星周」さんが書いたページ(p8)、「おやじから段ボール箱が送られてきた。開けたら、マルクス・レーニン全集と『お前もそろそろこういうものを読む年ごろになっただろうから』という手紙です。すぐに古本屋に売りました」。
 あれ⁉ なんか入力していておかしい。マルクス・レーニン全集、とはいかに? 天下の岩波書店校正部さんへ。

 ◇宇部協立病院の野田浩夫さんから紹介。
『縮充する日本 「参加」が創り出す人口減少社会の希望』(山﨑 亮、PHP新書、2016年11月)。

 ◇『沼津革同 私見、国労沼津機関区分会のあゆみ、記録、資料 2014/1/1』(山梨 幸夫著)の書き手が読んだ本。
『動力車・ドキュメント 労働者運動と日本共産党』(動労名古屋地本・稲沢第二支部、三一新書、1975年4月)。

 ◇どなた、なのか、メモが残っていなかったが。
『東京電力研究 排除の系譜』(斉藤貴男著、角川文庫、2015年11月)
『反原発労働運動 電産中国の闘い』(五月社、1982年5月)

 

2020年9月 6日 (日)

『続・現代労働組合組織論』の本づくり

 『現代労働組合組織論』(中林賢二郎著、労働旬報社、1979年6月刊) の続編の意味で、以下のように編集してUPした。

 

 新「中林賢二郎のページ」をオープンした。

   http://e-kyodo.sakura.ne.jp/nakabayasi/nakabayasi-index.html

 ▽主な単行本(『追憶 中林賢二郎』など)
 ▽ 労働組合運動への提言
 ▽ ヨーロッパの運動から学ぶ
 ◇本ページは、ご家族の了承を得てすすめています。

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 プロローグ:「同志は斃れぬ」(佐藤一晴稿、1987年2月、『追憶 中林賢二郎』より)

 ▽第1部:『現代労働組合組織論』(中林賢二郎著、労働旬報社、1979年6月刊)で明らかにしたこと
  第1章 現代労働組合運動の現状と課題
  第六章 わが国労働組合運動の組織論的課題――未組織の組織化と地域共闘
  補論 イギリス運輸一般労働組合の教訓と一般労働組合の課題(PDF版)
 ▽補論《1》
 企業別組合の歴史的形成と弱点の克服
 掲載誌:日本の労働組合組織の問題点をえぐる――企業別組織の歴史的形成と弱点の克服、今日の組織問題(創刊6周年記念総特集)中林賢二郎・切山登。労働・農民運動、74号、1972年5月号(PDF版)
 ▽補論《2》
 新しい組織形態ー「一般労働組合」の意義――その現実的基礎と必然性について
 掲載誌:労働法律旬報、労働旬報社、(通号 951) 1978.05.10  (PDF版)
 ▽補論《3》
 地域共闘の意義について
 組織論的視点の再検討と地域共闘問題、中林 賢二郎、労働運動、(通号 156) 1978年12月
 現代労働組合運動と職種別団結・職業別団結の意義
 掲載誌:労働旬報社、賃金と社会保障、1982年9月号 (PDF版)
 労働組合運動内の諸潮流と意見の相違について 
 労働組合運動内の諸潮流と意見の相違:原題――〔連載シリーズ〕労働組合 その歴史と役割―3―組合運動内における諸潮流と自覚的活動家の任務、中林賢二郎、労働運動、(通号 231) 1985年02月号     (PDF版)
 ▽13/09/26
 メーデー――その闘いの歴史に学ぶ、中林賢二郎、1985年3月、『学習の友別冊』  (PDF版)

 ▽第2部:企業別組合と現代労働組合運動の組織論的課題――『日本の労働組合運動』、(第5巻、大月書店、1985年6月)
  『日本の労働組合運動』の刊行にあたって
  第二巻の課題と構成
 ▽上記の組織論的課題(PDFで読めます)

 ▽第3部:ヨーロッパにおける地域・職場組合運動の主軸は⁉ ――サンジカ、ショプスチュワードの役割

 フランス労働組合の組織形態と企業内における組合活動の権利――『ドゴール体制下の労働運動と五月ゼネスト――国家独占資本主義下の政治闘争と経済闘争、フランス総同盟、1968年5月ゼネストの闘争記録』(中林賢二郎・井出洋・小森良夫・坂本満枝 編訳、労働旬報社、A5判、1969年3月)
 イギリスのショップ・スチュワード――イギリス労働組合運動における職場組織と職場委員
掲載誌:研究資料月報 / 法政大学社会労働問題研究センター、法政大学大原社会問題研究所 、(通号 278) 1981.08(PDF版)

 『イギリス通信――経済危機と労働運動』(中林賢二郎著、学習の友社、新書版、1981年9月25日)
  日本の組合とイギリスの組合/労働組合組織の特徴/発達した職場組織(ショップ。スチュワード shop stewards)/労働運動と「民主的対案」

 イギリスのショップ・スチュワード――イギリス労働組合運動における職場組織と職場委員(「研究資料月報」 法政大学社会 労働問題研究センター、法政大学大原社会問題研究所 、通号 278) 1981.08、PDF版)
 その歴史/組合とショップ・スチュワードショップ・スチュワードが獲得した諸権利/現在のショップ・スチュワードの任務/ショップ・スチュワードのタイプ/スチュワードの戦術/プラントにおけるスチュワードの組織/組合との関係/ショップ・スチュワードの企業別組織
 イギリスの対案的経済戦略AES(the Alternative Economic Strategy)、原題:〔イギリス労働運動の新たな画期――その背景と運動の諸相、中林 賢二郎、法政大学〕社会学部創設30周年記念論文集、社会労働研究、28(3・4)1982年03月 (PDF版)

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