個人別・テーマ別「論文サイト」を開設してほしい
昨年末以来、著名な労働関係のあるブログが読めなくなっている。「研究会」で会ったご本人から、「新聞記事のデータUPがある新聞社から問題指摘されている」という話を聞いた。
「論評だけでも発信してほしい」とお願いした。
ここが引っかかったら「新聞記事」を掲げ、facebookで論評する、楽しみなこともできなくなる、ハズだ。
昨年以降、新聞紙上に、「論文のダウンロード」もだめだと議論が始まっている。しかしこの記事には、「新聞記事」はないが、当然含まれている。
「誰が頼んだ」違法ダウンロード対象拡大、人気漫画家も懸念(2019年02月13日 15時25分 公開、[岡田有花,ITmedia)
「朝日新聞の報道によると13日、文化審議会著作権分科会で、ダウンロード違法化の対象が、漫画、小説、雑誌、写真、論文、コンピュータープログラムなどあらゆるネット上のコンテンツに拡大されることが了承されたという。スクリーンショットもダウンロードの一種として対象に含まれると記事では説明。ただ、刑事罰の対象範囲については、原作を丸ごと複製するなどの悪質性の高い行為に絞り込む方針で調整するという。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1902/13/news104.html
「スクショもNG」で広がる混乱、合法と違法の線引きは? “違法ダウンロード対象拡大”の問題点 (1/4)――2019年02月14日 15時30分 公開、[村上万純,ITmedia]
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1902/14/news107.html
「違法ダウンロード対象拡大」法案、文化庁が意見公募 ネット上では「誘導的な質問ではないか」など疑問の声も―― 2019年10月04日 18時00分 公開、[ITmedia]
権利者の許可なくアップロードされたコンテンツを、違法と知りながら私的にダウンロードする行為を著作権法違反とする範囲を、漫画や論文など著作物全般に拡大する法改正案について、文化庁がパブリックコメントを実施している。同法案は「一般ユーザーの萎縮を招く」などの批判を受け、3月に国会提出が見送られたが、文化庁は「より慎重に検討するため、国民の懸念事項などを幅広く募る」としている。しかしネット上では、パブコメの設問を巡って「違法化に賛成するよう、誘導する質問ではないか」と疑問視する声も上がっている。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1910/04/news119.html
私も「現代労働組合研究会のページ」を編集しており、サイトに膨大な(私にとっては)論文を掲載している。
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/union-top.html
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/union-top3.html
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/111210roudou-index.htm
この中に、「著作権の相続者の了解を得ていなかったページ」があり、30数年ぶりにご親族にお願い状を出したが、「了解しました」とご返事をいただいたので、ホッとしている。
本サイトに掲載する場合はメールを探し(研究者の場合は「社会政策学会名簿」などに掲載している)、友人・知人に問い合わせて、お願い状を出している。しかし、部分的には「未送信」になっている方がいるのも事実だ。
研究機関が正式に個人別・テーマ別「論文サイト」を開設して、同じようなページ作りをしてくれることを望んでいる。そうすれば、私の「思い」の一端は生き続けるのだが。
とにかく「windows95以前の労働運動・社会政策」の記録・業績などが希少になっているので、いまやらないと「高度成長期」に生きたデータがなくなる。
もっと職場の記録を出してほしいというメールをいただくが、横断的に捕捉する呼びかけや作業をする研究者・実践者がいないのも残念だ。
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