以下は、ご執筆いただいた方々の、お名前と題名だ。
Ⅰ 編集者時代
佐方さんと諸先輩と私と『社会・労働運動大年表』 二村 一夫 10
佐方信一さんと過ごした日々 栗田 健 16
佐方さんにお世話になって 早川征一郎 20
大学院時代からの付き合い 五十嵐 仁 24
佐方さんからの最後の電話 鈴木 玲 28
佐方さんと『大年表』 佐伯 哲朗 30
「いいじゃないですか」の励まし 木下 武男 32
唯一、激論の根底にあったものとは 手島 繁一 34
「知」をどう編むのか 木内 洋育 38
「兄と弟」を重ねて 平木 豪達 42
凛とした生き方 山本 達夫 45
編集者の鑑 口石 利昭 47
鹿児島県人の佐方信一さん 永山 誠 50
佐方さん いっぱい いっぱいありがとう 江森百合子 52
「坊がつる讃歌」をデュエットして 隅井 郁子 55
何でも知っていた大先輩 飯島 信吾 58
間近に接し、あらためてわかったこと 真田聡一郎 63
佐方さんのご指導で本ができた 橋爪 七臣 66
アルプスの風に乗って 原 ます美 68
『大分県労評三十年史』刊行に感謝して 佐藤 正人 70
もっと若い頃にお会いしたかった 徳住 堅治 72
信念の人――出会いと別れと 石井 次雄 75
Ⅱ ある日ある時――学生時代
三月一五日に逝ったわが親友 井之脇寿一 82
同学舎から神田川へ流れた青春 永山 義高 85
青春残照――同学舎前後 森山慶四郎 89
テレビに映った穏やかな姿 松窪 尉雄 92
気合いの入った友情 竹下 昌勝 94
トロツキストと呼ばれて――ひとこと 皆倉 宣之 96
「こずかた」って何のこと 吉田 節子 101
「三九会」の山歩き・街歩き 成田 勝代 103
青年佐方信一の夢 木場 茂 108
橋口先生の『某月某日』出版のあとさき 大貫 健介 114
一本の焼酎 佐藤 学 118
宝物のような体験 中谷 綾野 120
久志の海を望む校舎で 鈴山 泰弘 122
同期生っていいな 尾辻 孝一 124
「川畑塾」の三人 三窪 良子 127
テニスで準優勝 小原 道夫 129
Ⅲ ある日ある時――地域から
「共同の子育て」を通して 広瀬 靖子 132
学童で楽しかったよ 鈴木のぼる 136
学童ばかの追憶 深山しげみ 138
心臓病を抱えながら 草野 文喜 140
地域における「暮らしの相談会」 伊藤 猛 142
安心感をいただきました 野口 靖子 144
「国道に信号」を 生方ヤス子 146
ま、やってみるか 吉田 成助 148
本当の知識人に会えてよかった 澤田 勝雄 150
Ⅳ ある日ある時――うからの一言
兄との想い出 加藤 明子 154
一四歳年上の兄 白石 京子 156
信チャン、ありがとう 菅沼チイ子 159
優しかった、いとこの信ちゃん 村上久美子 163
おじさんの置き土産 黒永 智子 165
信一おじさん 羽原 章子 167
オヤジ・佐方信一 佐方 隆 169
いつも微笑んでいたお義父さん 佐方由紀子 176
Ⅴ 遺稿・書簡・その他
多賀夫人に学んだこと 180
組合運動史執筆者の誕生 185
わが病気 188
恩師川畑まり子先生へ 190
合宿の贈りもの 192
三九会主催の山歩きへのお誘いと資料 196
・初夏の緑のなかを歩く“高水三山”ハイクのご案内 196
・三九会のみなさま 198
・資料 三九会山歩き・街歩き日程表 200
『堀田善衛を読む』への感懐 207
Ⅵ 主な仕事
Ⅶ 略歴・病歴
あとがきにかえて 佐方三千枝 237
装丁 佐藤 篤司
表紙写真 尾辻 孝一
高校時代の友人や地域の人たちが、交々(こもごも)語っている「山登り」。
佐方さんがこれだけ「登山好き」ったのか、後輩としては不明を恥じている。
山好きの方には、奥多摩を始め、関東近県の山々の登山リスト、3000m級の南アルプス・仙丈ヶ岳(日本百名山)を知るだけでも、生きた人生を知ることが出来るだろう。
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