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2017年11月 5日 (日)

「現代労働組合研究から障害者等も共働・協同する街を探る飯島さん」――編集子のこと(その1)

 

 104日[2017年](水)の午後1時から2時間ほど、「職場参加ビューロー・世一緒」(NPO障害者の職場参加をすすめる会・越谷市)で毎週恒例の「すいごごcafé」で「越谷在住10年の中で」という話をした。

 

 それが事務局長・山下浩志さんの「ブログ:共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す」で写真付きで紹介された。(作成日時 : 2017/10/19 17:48 )

 http://yellow-room.at.webry.info/201710/article_4.html

 「世一緒のページ――すいごごcafé

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/syokubasanka/suigogo.html

 




 先に提出していたレジュメは以下の通り。

 

   越谷在住10年の中で

                 インターネット事業団・飯島信吾

                   20171004(水)

1 60歳の手習い

 

 DTP(PCで単行本・雑誌・新聞のページ編集ソフト)のスキル獲得

   「Adobe InDesign CS5」のアプリ・ソフトの活用

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   その前に、「MACのQuarkXPress (クォーク・エクスプレス)3.3」を習得。

   ⇔3冊の追悼文集(単行本)の編集・制作のため

    「さいたま高齢協」の広報ニュース(A4判・8p)

 WEB制作のスキル獲得

   ⇔ホームページ・ビルダー(サイト編集ソフト)でHPを立ち上げ、編集・制作。

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2 なにがこれからできるのか、と思って。

 残された「私の課題」を実現する。

  Windows95以前の「日本の労働問題・労働組合運動」に関するページのUP。

  イ なぜはじめたのか――コンセプト

  ロ 最近、青年からの「激励」の温かいメール

  ハ 社会政策・労働問題・労働法・協同組合・社会的経済などの「私が出会った」研究者群のUP

  ニ インフォーマル組織の追及!

  ホ 全日自労・全国金属・食品関連労組・中小労組・地区労などの紹介。

  ヘ 大企業労働組合・総評などの歴史UP。

 40個人・団体などのページ

 越谷エリアの「自主的・自立的まちづくりと人と人をつなぐ」努力を、WEBを活用して、UP。

  世一緒のページ

  水辺の市のページ

  ワーカーズコレクティブの事業組織――キッチンとまとリフォームいと協同購入・そら

  仕事おこし懇談会のページ

  視覚障害者・草加虹の会

 

 

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 この写真は、当日のもの。50年近く編集者生活を送り、数多くの写真を撮影し書籍・雑誌・新聞・WEB等にUP・編集をしてきたが、このような写真は珍しい。というか気恥ずかしい。 

 話した後、事務局長の山下浩志さんから長文の「取材・質問」がメールで送られてきた。中身の中に「困ったな」と思ったテーマもあったが、割合正直に返信したつもりだ。

 

 

 良くも悪くも、今の編集子を表現していると思う。

 

▼プロフィール

 

 19482月、東京・浅草生まれ。1970年代初頭から労働旬報社編集部、その後シーアンドシー出版設立。この間、単行本100点以上、生活文化情報誌、医療・健康雑誌、医療・健康新聞、労働者協同組合雑誌など、チームを組んで仕事。現在インターネット事業団主宰。

 

現代労働組合研究会のサイト、「業種別職種別ユニオン運動」研究会の運営委員・HPを制作

 

 

(注)「山下さんのブログ」の最後に「自己実現を求める方はどうぞご自由に」という発言が書かれているが、私にとって「日本の労働組合を乗っ取ったインフォーマル組織」の人たちが酔心していた「キーワードが“自己実現”だった」(マズローの五段階欲求説)。

 

団塊の世代を核にして、それ以前からのJC・同盟系企業内組合づくりは、このキーワードを基軸にして、「ミッション(使命)」として、労働組合を資本と一緒に牛耳った結果が、現在のユニオン・労働運動の低迷がある、と思っている。

社会党(社会主義協会系)、共産党、新左翼の人たちが、自らの思想以上に「自己実現欲求」によって、「日本的企業社会の主人公」になったホワイトカラー、現場生産労働者、サービス営業労働者の声に対応できなかった、と思う。

 

  そのベースは1960年代以来の「高度成長経済」がベースになっていた「資本の分配」政策のはずだ。

 

 2010年代の今いまこそ「緊縮経済ではなく、労働者への分配を」という、連合ではないユニオン運動だと思う。これは「反抗ではなく、労働者の欲求をベースに要求闘争を下部から始めること」だ。

 

 

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