「田沼肇のページ」をオープン。
▽追記(2017.03.27)
「田沼肇のページ」(続)――読んでみたい論文・その他のメモリー
http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-0662.html
田沼肇先生は、1960~70年代の法政大学社会学部の卒業生にとっては、懐かしい先生だろう。
晩年、「パーキンソン症状を伴う進行性核上性麻痺という難病にかかり、13年半にわたって病気と闘われ、2000年8月」に亡くなった
その後、2011年に出版された『田沼肇全仕事』では、生前の多方面の仕事をDVDにPDFで収録してある。
田沼肇のページ
TOPページ――田沼肇全仕事
http://sengoshi.sakura.ne.jp/tanuma/index.html
写真・略歴
http://sengoshi.sakura.ne.jp/tanuma/profile-photo.html
田沼肇著作集――DVD版
http://sengoshi.sakura.ne.jp/tanuma/dvd.html
執筆項目一覧
http://sengoshi.sakura.ne.jp/tanuma/170305sippituitiran.html
紹介・推薦文(五十嵐・早川ほか)
http://sengoshi.sakura.ne.jp/tanuma/170305igarasi-hayakawa.html
編者の藤新太郎さんは、「著作集」(DVD版)と「全活動」(書籍)が入った「函」の裏面に、以下のように記述している。
「つよい人だった」そして「やさしい人だった」と誰もが言う。それは何故か?
20世紀の後半50年余をマルクス主義社会科学者として、平和と民主主義、人権擁護の活動を貫きたたかってきた田沼肇。もの心ついたころから戦争があり、敗戦間際になって、「これはおかしい」と自覚するまで「戦争は終わるものとは思っていなかった」と。それゆえに平和を希み、それを永久に実現するには何をなすべきかを考えたであろう。その人生の、思想の軌跡を追うのが「著作集」(DVD版と「全活動」(書籍)の目的である。
さて縁があって、「田沼肇のページ」の制作に取りかかった。DVDなので、そのまま使えるのではないかと思って、安易にOKを出して、失敗したなと思った次第。
なぜなら、PDFには「パスワード」でロックがかかっていたのだ。
出版事業なので、IT専門家にとってはあたりまえのことだが、WEBで読めるようにすることと逆の作り方だった。
「三日三晩」寝ながら考えてあきらめかけたときに、WEBではPDF1項目ごとにURLが表示されるのではないかと思いついた。
そこで、以下のようにWEBで書いておいた。
http://sengoshi.sakura.ne.jp/tanuma/170305sippituitiran.html
◇本ページと「PDF版」各ページの検索ができます。
一例として、
【01-001<座談会)生活を求める群―浮浪者調査報告(東京帝大社会科学研究会)「言論」1(3) 氏原正次郎、井出洋、高橋洸、上原信博ほかと1946年】は、下記のようにURLを「WORD」または「メモ帳」にコピーして、下記のイタリック数字部分に当該数字(本ページの右側2列目・ファイル名)に変えて、「Internet Explorer」などのアドレス窓にペーストし、クリックすれば、PC上に出てきます(本ページの数字は、コピーできません)。
http://sengoshi.sakura.ne.jp/tanuma/pdf/01-001.pdf
http://sengoshi.sakura.ne.jp/tanuma/pdf/01-001.pdf
このようにPDF版に接近してホームぺージでアクセスが簡単にできるシステムを思いついた。もともと出版の企画で作られていたので、HTMLのTOPページ(ホームページ)を作る(そこにすべてのリンクを付ける)考えがなかったのではないか。
ぜひ、ご覧ください。
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