春日部で「永六輔さんを偲び――第12回 ゆめ風であいましょう」コンサートを聴いてきた
先日(2017年3月26日(日)13:30~)、ロービジョン友の会アリスのメンバーに同行して、「永六輔さんを偲び『永縁』を紡ぐお話と音楽の集い」(ふれあいキューブ・ホール、春日部駅西口徒歩5分)を聴いてきた。
個人的にカタログハウスにメールで申し込んでいたが、アリス・「草加虹の会」のMさんが一緒に行ってほしいといわれたので、取り消してみんなで行って来た。
△坂田明さん、中山千夏さん、小室等さん。
△オオタスセリさん。
出演メンバーも豪華(小室等さん、中山千夏さん、坂田明さん)プラス生前の永さんの推薦者(縁者)の歌い手(オオタスセリさん、李政美さん、こむろゆいさん)だった。
会場の最前列には車いすのメンバーがどっとならび、開催のあいさつも車いすに座った主催者(認定NPOゆめ風基金・代表理事)の牧口一二さん、ゆめ風ネットワーク埼玉(わらじの会)・樋上 秀さん)、とカタログハウスの学校の女性(この方は立って)だった。
そうなんです、春日部・越谷で長年、障害(児)者のさまざまなテーマに取り組んでいる「わらじの会」が、主催者のメンバーだったことが、“行ってみよう”というみなさんのきっかけだった。
公演では、小室等さんがMCを務め、軽妙な進行で、永六輔作詞の歌曲を披露し、それぞれの出演者と永六輔さんの出会い・思い出を語って、各人の持ち歌が披露された。すべては知らないが、心温まる音楽会だった。
会場は、満員の状態で、最終盤には男性一人が踊りだしたのが印象的だった。
最後に、編集子は永六輔さんと生前、二度ほど縁があった。
最初は住井すゑさんの『私の童話』(1988年12月、労働旬報社、のちに新潮文庫化・1992年)出版記念の会が牛久文化会館で開かれ(抱樸舎主催)たときに、永さんが前説で壇上から観客を迎えている場面に遭遇してびっくりしたが、その後、名刺を差し上げさせていただいた。
その後、沖縄高齢協・平田亮一著の『「長寿国転ばぬ先のカルシウム 川柳で読む ほのぼの医の風景」』(2005年、シーアンドシー出版)の「まえがき」を執筆してもらった。そのときは、お手紙とお電話だけだったが、渋谷のNHK近くの永六輔事務所にいただきに行ったことがある。
このような思い出を醸し出してくれた、つどいに感謝。
▽2017.01.28
◆第12回ゆめ風であいましょう
ゆめ風基金とカタログハウスの学校との共催で行なうトーク&ライブ。
・と き 2017年3月26日(日)13:30~
・ところ 会場ふれあいキューブ・ホール(埼玉)
東武鉄道「春日部駅」西口より5分
・出 演 小室等さん、中山千夏さん、坂田明さん、オオタスセリさん、李政美さん、こむろゆいさん
・参加費 2000円(介護者1人無料。ペア割引2人で3000円)
・定員400人
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