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2014年8月 7日 (木)

「モンドラゴンMCCのページ」が紹介されて困ったこと

 「ファゴール倒産」が日本の協同組合関係者や研究者の中で話題になり、編集子が編集している石塚秀雄さんの「モンドラゴンMCCのページ」を訪れてくれる方が増えている。

  海外からも、韓国、アメリカ、イギリス、フランス、スイスそしてスペインなどから訪問者がいる(Google Analyticsのページでアクセスが表示されるようにしている)。  

 「石塚秀雄のページ―モンドラゴンMCC

  さらに時代は進んで、HPが引用され、以下の論文のように「石塚秀雄のHPに掲示されたPDFファイル」では、という形で論文が登場しており、HPが「出所」となっている。

  ▽2014.07.28 スペイン・モンドラゴン協同組合グループの動向─「FAGORの破綻」の実態と対応─坂内 久〈一般財団法人農村金融研究会主席研究員〉、「農林金融』2014年07月号(第67巻第7号 通巻821号) 要旨――1980年のICAのレイドロウ報告「西暦2000年における協同組合」で,協同組合の成功例として日本の総合農協とともにスペインのモンドラゴン協同組合が紹介され,モンドラゴンは世界的な注目を集めてきた。ところが,13年11月に傘下のFAGORの破綻が報じられ,日本の協同組合関係者間にも驚きをもって伝えられたが,これについて必ずしも正確に伝わっていないようである。   

  http://e-kyodo.sakura.ne.jp/ishizuka/mondoragon.htm

  http://e-kyodo.sakura.ne.jp/ishizuka/140728sakauti.pdf




  このような論文のかたちは、身近では五十嵐仁さんの以下の論文も同じだ。

  第二次安倍内閣がめざす労働の規制緩和、『労働法律旬報』No.1799、2013年9月10日付

  http://e-kyodo.sakura.ne.jp/igarashi/ronkou.htm

 

  

 前者の論文では、アドレスが明示されていないのが、残念だが。

  困ったこととは、私人として「WEB制作・管理」をしているものとしては、健康寿命があるので「半永久的にサイトを生き続けていくこと」は到底、無理な話だ。   

 とくにWEB上では、リンクが外れているものも少なくない。

 出版物や雑誌などは、国会図書館に寄贈され保存されているが、WEB上のものは、されていない。

 昔、協同総合研究所の事務局を手伝っていた時代の発想を、今やっと実現しているものとしては、各研究機関・大学はすべての関係者の論文・論攷を後世の人が読めるように、WEB保存をすすめることを期待したい。

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