雪の松之山温泉に行ってきた
毎年、雪の便りを聞くと、心のなかに「観てみたい」衝動が起こる。今年は、インターネットを検索するうちに、松之山温泉に行きついた。
大昔、知人の女性が「古民家」を買い取り、友人たちと訪問した経験を思い出した。そのときは、早春。
当時は、「ほくほく線」(北越急行ほくほく線)がなく越後湯沢駅から車で1時間ぐらいかかったはずだ。
今回は(2013年1月21日~22日)、「大宮・12時38分→越後湯沢→まつだい・14時28分着」まで2時間ほどだった。近い。
越後湯沢駅を出たとき、あたり一面は真っ白な雪景色だったが、びっくりしたのは、屋根の上の雪がない新築の家が多く見られたことだ。「自動屋根融雪システム」だ。
六日町辺りだと思うが、地方自治体行政の助成金の力なのか。ならば他の豪雪地帯にも広めたらどうか。システムを知らないものは、私だけか。
まつだい駅に着き、出たらすぐに旅館の人が幟をもって、迎えにきていた。小さな駅だったので、少しびっくりした。
車は少し走ると山の道、2メートル近い雪のなかを20分ほど走り、旅館に到着した。
車の中で、松之山は最盛期1万2000人ほどの住民がいたそうだが、現在は3000人になっていること。
途中で大型除雪車とであった時に「何時からやるのですか」と聞くと、「4時からです」と答えが返ってきた。
都会では考えられない苦労をになう人がいて、市民が安心して普段どおりに暮らしができる、地域の姿の実情を教えられた。
着いた旅館では、電話で話したように「トイレなしの古日本旅館の部屋」(これが有名だ。何人かの男性が宿泊していた)が大半だったが、トイレつき新館の部屋が取れた。
ここのおすすめは、当日配られた「本日のお料理ご紹介」を見てほしい。
さまざまな、きのこと山野草が豊富に盛られた小鉢のたくさんあったこと。
たび好きな女性たちが、一度は訪れてほしい宿(凌雲閣)だった。温泉と家庭的な雰囲気もよかった。
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