神保町シアターに行ってきた――名画座訪問2
先日(2013年10月15日)、神田・神保町の映画館「神保町シアター」に行ってきた。当日は、御茶ノ水で人に会い、その後、時間があったので「スマホ」で検索してみた。
観たい映画ではないが、「祝卒寿 鈴木清純90歳」―日活撮影所「鈴木組」のゴヒイキ20本のシリーズであった。
「今年90歳を迎えた鈴木清順監督の特集です。今回は、日活撮影所時代の清順映画を支えたスタッフらによる"ベスト20選"をお届けします」と宣伝コピーにあった。
映画は『浮草の宿』 昭和31年 白黒 監督:鈴木清太郎 出演:春日八郎、木室郁子、二谷英明、山岡久乃、安部徹 ――港町で人探しをするヤクザが奇妙な事件に巻き込まれる。春日八郎の同名ヒット曲に因んだ歌謡映画で、二谷英明の映画初主演作。宝塚で鍛えた山岡久乃のダンスも見物。
神保町シアターHP
http://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/
このシアターは、吉本興業の若手芸人が活躍する小劇場・神保町花月と一緒にあるが、「昭和の懐かしい映画を中心に上映する映画館」として認知されている。
新文芸座と同じで、お客さんの年代は60代から70代のようだ。ポツリと若い人がいた。
昔よく通った、カラベラ小劇場というテキーラを飲ませる店(今も小学館前のビル1Fにある)が駿河台下にあったが、その1本中に入ったところにある。
神保町は、私が働いていた出版社と印刷屋さんがあったところで、10年ほど働き、生活をした「村」だ。再開発で皇居よりは変わったが、すずらん通りなどは昔のまま。東京堂書店や大手書店の三省堂は健在だ。
大昔、三省堂に「数学のあんちょこ」を買いに毎年通った覚えがある。まだ木造だったはずだ。
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