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2013年9月21日 (土)

『東ベルリンから来た女』を観てきた――名画座訪問

 ある人のツイッターを読んでいて、最近、都内の名画座訪問をしている。

 そのうちの1軒、池袋にある「新・文芸坐」にかかっていた『東ベルリンから来た女』(Barbara)を観てきた。

 

2012年のドイツの映画で、公式サイトのコピーは次のように記す。

 http://www.barbara.jp/

1980年。ベルリンの壁崩壊まであと9年。秘密警察の監視の下、美しい女医が東ドイツの小さな町に赴任して来た。自由で豊かな西側への“脱出”の日が近づくなか、東に生きる誠実な医者の男に出会う。医師として、女として、彼女が下した魂の決断とは―」

 

映画の内容はどこかで観てほしいが、1980年代中葉、『わたしの選択 あなたの未来――プロレタリアートへのメッセージ184』(19866月刊、編集委員会:戸木田嘉久、本多淳良、寿岳章子、木津川計、村上恭介、小林康二)の編集・制作に参加した時、スポンサーの全大阪金属という個人加盟労働組合のリーダーを含めて、大阪の労働組合関係者が、東ドイツへ調査・訪問したことがあった。

 

こちらは、東ドイツへ留学したある国立大学教授から、何回となくその実情を聞いていたので、飲み会で「社会主義国」について話したことがあった。

「戦前の日本がいまの東ドイツ」「地下出版で出ているのは、アダルト本」「工場見学をすれば分かるが、設備自体はアナログ」「政党幹部が主人公の国」「国民はシュタージ(ドイツ語: Stasi)に監視されその一員にされている」

 

当時はまだ「ソ連崩壊」は見えてなく、「党官僚(テクノクラート)支配の実態」「社会主義国への幻滅」などは、総評や左派系労働組合の人たちにはタブーであった。

帰国した当人たちは、その大元を認識して帰ってきた。

 

しかし、『東ベルリンから来た女』を観て、当時の社会主義国の姿を根本的に批判しきれていないことが、左翼政党を標榜する政党が国民に支持されていない現状にあると思ったしだい。

 

◇映画に関して御参考まで。

 

観てきました映画『シチリア! シチリア!』

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-9c1c.html

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