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2013年3月 8日 (金)

国会図書館の電子図書館化とその活用は!

 以下の文章は、私が長年、校正者としてお世話になった、先輩に出した文章だが、一般的にも伝えておきたい体験なので、UPしたい。

問題関心は、インターネット上に情報としてしかUPされていない、社会・労働問題、労働法などの先駆的研究や記録・ドキュメントを、国会図書館はどこまで「電子図書館化」しているのか、事実を確かめたい思いがある。

 

出版社側には、デジタルデータを活用する権利(出版権+デジタルデータの頒布権)があるのではないだろうか。

 

著作権が外れた「青空文庫」は貴重なケースだが、少部数で一般の図書館には置かれていない「社会科学・人文科学」、そのなかでもマイナーな「社会・労働関係の出版物・雑誌類」は、まったく貴重なデータが、「国会図書館の電子図書館化」のなかで埋もれていってはならない。

国民が自由にアクセスできることと、出版社の活用の方法も見えてくるのではないか。

 

先日、国会図書館に出向き、登録申請をして複写サービスを受けてきました。

 最初は新館に出向き、内部は、パソコンが100台ぐらい並んで、女性の案内係りも配置され、親切に教えてもらいました。

「労働法律旬報」や「賃金と社会保障」は、「デジタル図書」になっていて、ダイレクトに複写サービスが受けられました。

慶應義塾大学の「三田学会誌」や一橋大学の「経済研究は「実物が出てきて」、PCから申し込んだリストを打ち出して、コピーを受けとることができました。

 

2回目は、本館から入りましたが(ここも100台ほどのPCがあった)、分かったようで操作がわからなく、やっぱり女性のお世話になりましたが、15点ほどのコピーを取りました。

 

「国会図書館の電子図書館化」の事実はかなり進んでいます。

単行本も相当進んでいるようです。

 

Googleがアメリカにある日本文献の電子図書化をすすめていますが、日本の出版社側の理解が相当、遅れているのではないか、と思ったしだい。

 

「国会図書館の電子図書館化」の事実の一例は、まだ申し込んでいませんが、自宅からコピーサービスが受けられます。スゴイですよ。

 

追記 国会図書館、書籍電子配信の取り組み

 

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0910/15/news020.html

 

 

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