宮城武久さんが塙 保己一賞(第6回)受賞
『朝日新聞』(埼玉版、2012年11月28日付け)で「平成24年度塙 保己一賞(第6回)の貢献賞の受賞者」に、NPO視覚障がい者支援協会 ひかりの森の理事の<宮城武久(みやぎたけひさ)氏 つばき教育研究所理事長(68歳・埼玉県越谷市)>の名前が発表されていた。
おめでとうございます。
埼玉県のHPをみると以下のように紹介されていた。
http://www.pref.saitama.lg.jp/site/hanawa/hanawa24.html
・昭和57年、つばき教育研究所を設立し、視覚障害、知的障害、肢体不自由などの障害のある子供に対し、一人一人の発達に応じた教育を行っている。
・長年にわたる教師経験から、障害のある子供の成長を促す独自の学習理論・指導方法を開発し、教員の研修、学校・施設等での講演活動を行っている。
このつばき教育研究所には、NPOにするための相談を受け、一度訪問したことがある。東武伊勢崎線の新田駅から車で7~8分ほどにある一軒家でスタッフは3人ほどいたのではないか。
発達支援の教育内容は、同研究所のHPを見てほしい。
http://www.geocities.jp/soka_tsubaki/
宮城さんは、ひかりの森がつくられたときから「歩行訓練」の指導を盲導犬と一緒に(いまは2代目)、毎週、木曜日に行っている。歩行訓練後の講話は、当事者なみならず、ボランティアやスタッフに絶大なる人気がある。
ある人は、宮城さんの講話にひかれて参加している人もいるという。という私も2回ほど聞きに行った。話は、一人ひとりの成長と取り組みを評価し、またはそのどきの話題を歴史的に文学的に話して、「そうか」と聞き手の心をつかむ。
宮城さんとは、数年前、「ひかりの森・大洗での泊り込み合宿」で夜遅くまで酒を酌み交わたことがある。翌日、早朝に自宅に電話し、家族の方に「ご苦労さん」的な話をしていたのを記憶する。あんなにお酒を飲んだのに、と思った。
お酒は大好きな方で、毎月、第一木曜日に越谷駅近くで飲み会を開催している。ここも人気の場所で、川口や千葉などからも視覚障がい者の当事者・家族の参加者がいて、ワイワイやっている。
よく飲み、よく話す。その傍に盲導犬が静かに座っている風景は、一度、見てほしい。
これからもお元気で! おめでとうございます。
▽追記:越谷発―宮城武久さんの講演会
(2013.12.08)
http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-667b.html
▽追記:盲導犬を傷つけないで―ロービジョン友の会アリスなどが呼びかけ
http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-c2a9.html
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