全労連を担う人たち――現代労働組合研究会Ⅻ
日本のナショナルセンターの一つ、全労連について、ほとんどのマスコミが無視し報道していない。ある政党系の下にあるという認識のようだ。
ヨーロッパに数度、調査・訪問したが、イタリアにはCGIL、フランスにはCGTなどという今でも頑張っている古豪のナショナルセンターがある。ソ連系の政党は、イタリアではなくなり、フランスは少数派になっているので、唯一、労働組合ナショナルセンターが「社会的ポジション」をもっているので、いまでも写真付きでデモなどが、日本のマスコミ新聞でも紹介されている。
しかし、「すきや」などの非正規労働者を組織化し、たびたびマスコミに登場する「首都圏青年ユニオン」は全労連のメンバーだ。
このナショナルセンターは、100万人をこえているというが、その実態は青年たちに、伝わっていない。地域組織や「非正規労働者向けのユニオン」などが多数あるが、その分析の前に、全労連を担う人たちの労働組合運動についての認識(歴史も含めて)の一端を紹介した、新しいページ:「全労連を担う人たち(1)」(現代労働組合研究会Ⅻ)を下記にUPした。
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/zenrouren.htm
紹介した文章は、以下の3点。
重大な問題関心として、「組織的空白地帯 1.製造大企業構内の広大な非正規労働者(戦略的陥没地帯)」と寺間さんは以下の文書で書いている。これは20数年前からのテーマだが、まだ実践的答えはないようだ。
斎藤寛生(全労連組織局長)
「地域を結節点に、産業と業種に責任を負う労働組合へ――「組織紘大強化中期計画案」を深めるために」(全労連中国ブロック労働相談員養成講座、2012年5月19日(土))
寺間誠治(全労連組織局長
寺間誠治・労働者教育協会副会長、当時)
「この社会を変える展望新しい労働運動とナショナルセンターの役割」
第117 期基礎教室第11 回(最終)講義 <社会を変える力はどこにあるのか> 2010 年7 月3 日
寺間誠治
「労働運動と社会的連帯のチカラ」(東京労働学校115 期基礎教室 第7 回講義(2009/4/25)レジュメ)
追記 現代労働組合研究会のHPをリニューアルしました。
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/111210roudou-index.htm
▽全労連を担う人たち(2)――現代労働組合研究会のHP
http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-027a.html
▽追記 14.10.25 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/zenrouren.htm
全労連結成から25周年という節目の大会での「神奈川労連の修正提案」の持つ意味――青山悠、岡本一、芹澤寿良、五十嵐仁の発言
▽現代労働組合研究会のHP
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