全労連を担う人たち(2)――現代労働組合研究会のHP
全労連をどのように紹介するか、編集者として考えたが、総評時代の単産(国労とか全電通・鉄鋼労連・私鉄総連など)ではなく「産業別労組と地域別労組の複合体だ」という幹部の話が基本だと思う。
産業別労組としてまだ十分達成されたものはないのだろうが、地域別労働組合は連合をこえたものがあるのではないか。
そんな思いで、以下にいくつかの労組・ユニオンを紹介した。
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/zenrouren.htm
10年後には、地域労働組合が、非正規労働者と正規労働者の協同の旗を掲げ、民間(大企業)+飲み屋産業(流通)+生協+福祉などのNPO事業体+自治体+旧公共企業体の複合組織として、ヨーロッパ型に生まれ変わることを望む。
« 消費税のお金を巻き上げたいのはハイパーエリートの財務(大蔵)官僚 | トップページ | ボランティアと協同労働――黒川俊雄さんのHPを更新 »
「労働問題・労働組合」カテゴリの記事
- 「労働運動再生への挑戦、いま全国一般全国協の局面を語る――遠藤一郎さん(元全国一般全国協議会書記長)」の訃報。(2022.04.06)
- 新潟菓子工場での「高齢女性の火災死」へ抗議の声を。(2022.02.15)
- 芳野さん〈連合会長〉をめぐって、「労働組合運動の応答関係」(2021.12.19)
- 総評を解体したことが、自民党が持続的に権力を保持した要因の一つだ。(2021.10.31)
- 「関西生コン支部武委員長解任問題についての見解」――木下武男(2021.10.23)
コメント
« 消費税のお金を巻き上げたいのはハイパーエリートの財務(大蔵)官僚 | トップページ | ボランティアと協同労働――黒川俊雄さんのHPを更新 »
「郵政産業労働者ユニオン九州地方本部結成大会」(福岡市・9月2日)、
郵政グループ4社の労働組合のうち、「郵政産業労働組合」と「郵政労働者ユニオン」は、上部ナショナルセンターの「全労連」と「全労協」の違いを超えて、組織統一の協議を重ねてきたが、漸く合意し去る7月1日、「郵政産業労働者ユニオン」(廣岡元穂委員長)として、新たに発足した。思想・信条の違いから長い間別々の道を歩んで来ただけに、話し合いは、困難を伴ったが、郵政民営化後、正社員の年間一時金カット、非正規労働者への勤務日数や勤務時間制限など労働諸条件改悪の攻撃は枚挙にいとまなく、「全逓」と「全郵政」が統一後、急速な御用化路線が進行する中での、危機感を共有し、幾つかの共闘を経て「真に労働者のための労働組合づくり」に起ちあがった。7月1日の統一後、各地方本部が結成されてきたが、9月2日(日)、福岡市「オクターブビル会議室」で「九州地方本部結成大会」が開かれ、全国的に組織統一が完了した。この新しい誕生に、九州各地で民主的労働運動を実践している仲間たちが、喜びのお祝いに駆けつけた。 組合員一人一人を大切にして、労働者解放を目指し、従事する事業の公共性を維持発展させ 、資本と政党から独立して、労働戦線の階級的統一をめざす。世界に誇る平和憲法の三原則を生かし発展させ、国際連帯を強める。などの結成宣言を高らかに発して、堂々のスタートを切った。長崎市議会議員 井原東洋一
投稿: 鬼 | 2012年9月 4日 (火) 15時11分