「Windows95」以前の労働組合史《その1》・《その2》
連合の前に「総評」というナショナルセンターがあり、その民間単産に「総評全国金属労働組合」という産業別単一組合(個人加盟』をめざしたユニオン(今流にいうと)があり、果敢に戦闘的にたたかっていた。
その全金の総同盟時代に参加し、高野実派(総評事務局長)に加わり、その後各地の争議対策を指導した、平沢栄一さんの自伝『争議屋』(1982年、論創社)を読んだ(平沢栄一『争議屋:戦後労働運動の原点』2009年、論創社が新刊のようだ)。
「使用者概念拡大闘争」「法人格否認の法理」など思いだすことが多いたたかいだった。その法理を推進しし現場でたたかっていた弁護士の先達(亡き東城守一弁護士、山本博弁護士など)の名前に憶えがある。私が出版社時代の大先輩の「K代表」の友人たちである。すごいメンバーが横にいたことが分かる。
この法理は、4割になろうとしている「非正規労働者」の権利擁護に生かされているのだと思う。
インターネット上消えさせられている、「Windows95」以前の労働組合史の《その2》だ。
《その1》は、以下のサイトに掲載した――芹澤寿良さんが紹介している《◇1960年代の「八幡製鉄所のインフォーマルグループ」の育成文書》だ。
《その1》も《その2》も、いま70代~80代の人の人生だ。
●「現代労働組合研究会」の更新ページ 12/02/13
▽2012.01.20
1960年代の「八幡製鉄所のインフォーマルグループ」の育成文書(芹澤寿良さんの解説文付き)
▽2012.02.03
『新自由主義批判の再構築』(赤堀正成・岩佐卓也 編著
シジフォス(連合東京の人)
▽下も
「首都圏青年ユニオン財政危機突破カンパのお願い」を呼び掛けるブログ(シジフォス 作成日時: 2012/01/12 07:28)
▽2012/01/27
連合群馬が見た韓国労働事情
韓国非正規労働者の状態と課題
(静岡県労働研究所)
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