故・菅野正純さんと『仕事の発見』誌
世の中、毎年、何万点と出版物が出され、その多くはベストセラーになるわけではなく、特に社会科学系の出版物は「多品種少量生産」が、その特徴である。
ここに紹介する、『仕事の発見』誌(第2期)も自立した雑誌にはならなかったが、そのマイナーな出版物に個性的に人生をかけた菅野正純(協同総合研究所主任研究員)さん(と私)の仕事(上段が特集、下段が彼が問題提起した原稿)。
1993年12月号 創刊号 特集 21世紀をめざす労働者協同組合
この人に聞く 池上 淳『生活の芸術化』が投げかけること
1994年2月号・第2号 特集 高齢者協同組合をめざして
<高齢者福祉を考える>”協同”の力で日本の福祉を高めよう
1994年4月号・第3号 特集 エコテック式仕事おこしが投げかけるもの
<高齢者福祉を考える>続「協同」の力で日本の福祉を高めよう
1994年8月号・第5号 特集 労働者協同組合への招待 教科書づくりのために
労働者協同組合教科書(案)の構成
1994年10月号・第6号 特集 「協同集会」が投げかけたこと
始まった壮大な協同のうねり
1995年1月号・第7号 特集 いま「人と地域に役立つ、新しい働き方と協同の仕事おこし」を
座談会:名古屋協同集会を終えて
1995年3月号・第8号 特集 よい仕事をめざして
生命の再生・労働の再生―いま「よい仕事」を問う
1995年7月号・第10号 特集 仕事おこしの経営とは
社会の再生とイタリア協同組合運動
1995年9月号・第11号 特集 高齢者協同組合をつくろう
高齢者が主人公になった生活づくりを――高齢者協同組合の側からの政策提案の視点
1996年3月号・第14号 特集 非営利・協同の仕事おこし、高齢協づくり
「生活の発見」「仕事の発見」――高齢者協同組合と労協の仕事おこし
1996年5月号・第15号 特集 公的介護保険と高齢者協同組合
公的介護保障システムへの「非営利・協同」からの提案
1996年5月号・第16号 特集 高齢者と非営利・協同事業
非営利・協同の立場からの高齢者介護の方向
1996年11月号・第18号 特集 東北からの発信――仙台協同集会へ
「宮沢賢治生誕百周年」に「協同」を問う
1997年3月号・第20号 特集 新しい時代の仕事おこし・まちづくり
「協同の労働」を新たな権利へ
1997年5月号・第21号 特集 労働者協同組合法と新しい仕事おこし
「新しい公共性の創造」に向かって
1997年7月号・第22号 特集 AARP、社会的協同組合、そして労協法
「協同労働」を基礎に労協法の制定
1997年7月号・第23号 特集 新しい福祉社会の創造めざして
「福祉」がひらく労協の新展開
1997年7月号・第23号 特集 地域における「福祉社会の創造」
「福祉」がひらく労協の新展開(下)
1998年1月号・第25号特 集 「福祉社会の創造」を担う
根本的な対案を示したイギリス協同運動
1998年3月号・第26号特集 地域は労協・高齢協の宝庫――福祉も仕事も
イギリス労働者協同組合とコミュニティ協同組合
1998年5月号・第27号 特集 高齢者協同組合と共済
「協同・共生」への胎動の中の高齢者協同組合
1998年7月号・第28号 特集 自治体とのいい関係づくり
自治体から始まった「福祉社会の創造」への胎動――そのパートナーとなる「地域福祉事業所」へ
1998年9月号・第29号 特集 東北の地から《高齢協》の新しい風
《座談会》地域を元気にする地域福祉事業所づくり――地域福祉事業所と地域福祉
沢田清方・菅野正純・古谷直道・岩浅えり子
1998年11月号・第30号 特集 21世紀を切り開く広島協同集会
21世紀――根源を問い、「協同組合の時代」来る
1999年1月号・第31号 特集 広島協同集会、そして介護者ネットワーク
「介護者ネットワーク」がめざすもの
1999年3月号・第32号 特集 高まれケアワーカーの仕事
「ケアの時代」と労協の“飛翔”――労協の「地域福祉事業所」の意義
1999年5月号・第33号 特集 上海市老齢委員会を訪ねて
欧州労働者協同組合・社会的協同組合の挑戦
1999年7月号・第34号 特集 CC共済の発進とボランティア
提言 コミュニティ再生と大量失業克服のために――労働者協同組合法の一刻も早い制定を
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