« 越谷市にあるNPOひかりの森の事業・活動に賛助を | トップページ | NPOひかりの森(越谷市)主催の「市民向け・眼に関する講演会」開催される »

2011年6月27日 (月)

ふくし生協さいたまに略称を変更

 6月26日(日)にコーププラザ浦和で「生活協同組合 さいたま高齢協第6回総代会」が開かれた。
 開会の冒頭、増田アツミ理事長より「東日本大震災と福島原発事故」の被災への激励をこめた挨拶があった。

 110626masuda

 
 総会の前に、日本高齢者生協連合会会長・鹿教湯病院名誉院長の市川英彦さんから「高齢期を生きいき―生き方と逝き方」をテーマにお話を伺った。
 本通常総代会で、これまでの「高齢協」の前に「ふくし生協さいたま」というネーミングを打ち出していくことが決まった。

 その理由は、
 1 定款で謳われている「高齢者・障害者等の福祉に関する事業であって組合員に利用させるもの。主たる事業として福祉事業を推進する」という、自らの事業の目的とその目標を明確にして、市民とともに歩む姿を明確にすること。

 2 「高齢協」という名前への忌避感が、40代~50代の女性のなかに多く生まれていて、自らが参加していくという共感を醸し出すネーミングではなくなっていること。

 3 「一人ぼっちの高齢者をなくそう」「社会を担う高齢者になろう」、「障がい者や子どもたちが安心して生きられる地域をつくろう」――そして地域から福祉社会をつくりだす主体になろう、という運動目標を担うこと。

 110605koureikyousoukai

 全国の高齢協ができて10数年。
 日本高齢者生協連合会第10回総会(6月5日)の報告書にある各地の取り組み――「コミュニティケアの推進」「小規模・多機能な宅老所を」「ケアホーム(共同生活介護)をつくりだす」「入居しやすい高齢者専用住宅づくり」「就労支援のための事業」「高齢者と障がい者を支えるモデル地域にしよう」「安心サポートづくり」――は、地域社会に高齢者も頑張れるテーマがあふれるように紹介されている。

 ここでやっと、日本で生まれた高齢協の役割が明確になってきた。

 

« 越谷市にあるNPOひかりの森の事業・活動に賛助を | トップページ | NPOひかりの森(越谷市)主催の「市民向け・眼に関する講演会」開催される »

ふくし生協(高齢協)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ふくし生協さいたまに略称を変更:

« 越谷市にあるNPOひかりの森の事業・活動に賛助を | トップページ | NPOひかりの森(越谷市)主催の「市民向け・眼に関する講演会」開催される »

無料ブログはココログ