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2011年5月 6日 (金)

岩手・大船渡における「介護保険の被介護者の被災状況」から。

 日本高齢者協同組合連合会のHPに、大船渡市にある岩手県高齢者福祉生活協同組合の「すずらん」の被災状況が報告されている。
 1か月前の話(4月4日)だが、「死亡された方/理事・通所の生活相談員・安倍啓世さん 享年48歳/デイサービスの利用者6名/訪問介護の利用者16名、家を流された職員12名」という被災状況が報告されている。
 「東日本大震災の被災で亡くなった人の半数以上が60歳以上」という概略情報は、新聞紙上で伝えられているが、介護保険利用者全体の被災者がどうなっているのか、わからない。
 小さい情報であるが、デイサービスに通ってくる人、日常的に訪問介護でヘルパーさんを待っている高齢者の笑顔が浮かんでくる。なんともむなしい「天災、そして人災」を感じざるを得ない。
 そのうえ、東京電力の福島第一原発の「人災」で、ふるさとを追われた要介護者はどうなっているのだろうか。

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