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2018年10月19日 (金)

「関西生コン労組と協同組合運動」を開きます。

20181027日(土)(午後13時から17時まで)に渋谷区立勤労福祉会館にて、以下の講座が開かれる。

 http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/181027coophe-tuda.html

 

◆「関西生コン労組と協同組合運動――第3回、生コン関連業種別ユニオン連続講座」

Ⅰ部 「資本主義社会を超える経済体制と実現の戦略ー『関生』運動を基礎にー」

  報告者 津田直則(桃山学院大学名誉教授)

  質問者 木下武男(元昭和女子大学教授)

Ⅱ部 事業協同組合と経営活動

報告者 久貝博司((株)京都生コン代表取締役)

小田 要(元大阪兵庫生コン経営者会会長)

  質問者 鈴木和幸(NPO法人クリーニングカスタマーズサポート)

 

 津田先生の当日、話されるパワーポイントをいただき、読んでみてびっくり。

【1】系列下で搾取されている中小企業も事業協同組合設立により社会的連帯経済に入るべきである

4)社会的連帯経済の課題(新パラダイムの創造)

⇒これは、これまでの「労働者協同組合法の推進に当たって、中小企業等事業協同組合法を批判してきた」という認識だったが、それを「社会連帯経済の側に引き寄せ、大企業支配への抵抗主体」としている関西生コン支部運動の成果としている。

 確かに狭い範囲の「協同組合推進」論だけでは、現在の社会変革にとって必要十分条件にはならない。

 

これは広範な建設、運輸、福祉、医療などの中小企業陣営へのテーマとして訴求力をもたらし、さまざまな労働分野に適応できる。

 ここにも、関西生コン支部型労働組合運動は大資本には脅威になっている、事実が浮かび上がっている。

 

 この研究会を通じて、労働組合運動・ユニオン運動の横に「産業別・業種別分析ができるNPOの存在意義が見えてきたこと」につづく、研究会のヒットだ。

 

 「関西生コン労組と協同組合運動のページ」をUPしました。

 http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/181027coophe-tuda.html

 

 

181027kansainamakon32

 Ⅰ部 「資本主義社会を超える経済体制と実現の戦略ー『関生』運動を基礎にー」、報告者 津田直則(桃山学院大学名誉教授)全ページ一挙に「パワーポイント」で見られます。

 

 TOPページから

 http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/

 

 ▽参考論文――

 津田直則「モンドラゴン協同組合――連帯が築くもう一つの経済体制」『世界』201211月号

 「イタリア連帯思想並びに社会的協同思想とその実践――資本主義を超える新たな経済体制論-」『いのちとくらし』62号、20183月参照

 搾取と闘う社会変革の闘士たち(2018910日 追加・更新)  

「社会的連帯経済―ネットワークでめざす新たな社会構想――津田直則のホームページです」にUPされました。 

 

 【参考】仕事と雇用確保を実現する連帯労組の戦略――大企業支配に対抗し「社会的連帯経済」の発展による社会変革を求めて、関西派遣団(報告者:弘田孝明)、「2018CSEF ビルバオ大会」への参加に向けて、ソウル宣言の会。

https://www.seoulsengen.jp/blank-3

 

 

2018年10月 6日 (土)

芹澤寿良先生と私

「芹澤寿良―WEB版著作選集」のページをUPしたが、ここ何年間、芹澤先生のPCの相談役(インストラクター)を、仰せつかってきた。

 

 ▽経歴

 1931年生まれ

 1950年 早稲田大学第一法学部入学

 1954年 早稲田大学第一法学部卒業

     日本鉄鋼労連本部へ(19767月まで)

 1976年 労働者教育協会常任理事

 1979年 高知短期大学教授(19973月まで)

     高知短期大学学長代理(198410月~19933月) 

 現在  高知短期大学名誉教授


 下記のような文章(本ブログに掲載)は、芹澤先生のお宅にお伺いして解決したり、朝一番の電話で「ノートパソコンのキーボードが変」「インターネットがつながらない」などの、困りごと解決した時のメモだ。


 おかげで、本ブログの「PC・DTPあれこれ」のテーマが豊かになり、「Yahoo検索」で多数の人たちが読みに来ている。


 論文を書く仕事の人は、「行間がそろわない」とページの形式が整わないので、ご本人にとっては「致命的」なので、自分で文章を追加しながら、行間をそろえる仕組みを学んだ。

「Wordで論文に脚注を付ける方法」などは、各大学が学生向けに書かれたページを参照したが、UPしたら各大学から「検索」で入ってきたのが面白かった。

 

20150223日  Outlook2013なども高齢者にもやさしく設計を

20140624日 古いPCから新しいPCへデータを移動した

20140425日 「ローマ字入力ができない」という声

20121220日 自炊用スキャナを寄贈されて

20120229日 ノートパソコンのキーボードが変

20111211日 Word2007・Word2013で行間を揃えるやり方

20111106日 Wordで論文に脚注を付ける方法

 

 この関係は、手島繁一さんが北海道に帰っていったあと、お鉢が回ってきたのだが、行くたんびに戦後の労働組合の実情、鉄鋼労連の話、某政党の話、国労闘争と文化人・学者の話、高知のことなど、貴重な話が聞けて楽しみだった。

 

 1990年直前の時期、「市民生協の生活文化情報誌・PROSUME」発行のため、江戸川橋に仕事場(マンション)を借りて始めたとき(席は前の出版社のまま)、企画プランナー・兼執筆者のお一人であった「芹沢茂登子さん」(今は故人)と一緒に来て、「君はなぜ労働組合運動の出版物の仕事をしないのか」と言われて、「いろいろありまして」と心もとないことを言ったことを覚えている。

 いまでも、「なんとも情けない答え」をしてしまった、と感じ入っている。

 

 別掲にも書いたが2011年ごろから「現代労働組合研究会のページ」をつくり出したのは、芹澤先生の《連合運動は「社会のバリケード」になれるか――基本姿勢の転換と大企業労組の組織運動の改革を」、『政経研究』、政治経済研究所、2011年、96号。》をWEBページに載せましょうということからだ。

 

 

「芹澤寿良―WEB版著作選集」のページをUPした。

戦後、鉄鋼労働運動を担い、その基本的性格・役割を追及してきた芹澤先生の「WEB版著作選集」を編集してみた。すでに総評がなくなり、「鉄鋼労連」という名前の単産がない時代だが、貴重な歴史的分析があると思う。 《インターネット事業団の仕事 その4(下記をクリックしてください)

 

 

 芹澤寿良―WEB版著作選集のページ

 

 ▽経歴

1931年生まれ

1950年 早稲田大学第一法学部入学

1954年 早稲田大学第一法学部卒業

    日本鉄鋼労連本部へ(19767月まで)

1976年 労働者教育協会常任理事

1979年 高知短期大学教授(19973月まで)

    高知短期大学学長代理(198410月~19933月) 

現在  高知短期大学名誉教授

 

《日本鉄鋼産業労働組合連合会本部書記》――芹澤壽良オーラル・ヒストリー――平成26年度 日本学術振興会科学研究費補助金[基盤研究(B)]、研究成果報告書【課題番号:23330115】、聞き手:青木宏之(高知短期大学准教授)

 

◇鉄鋼労働運動の視点

「鉄鋼労働運動の戦後の労働時間短縮闘争――1970年代の「43直制」をめぐる対抗と「時短」問題のその後の協調的推移」、『金属労働研究』、金属労働研究所、第134号、2015年4月

 

「労働組合運動に関わった私の歩みと労働・雇用法制改悪反対闘争の動向」、201412月、高知短期大学、『社会科学論集』第105号抜刷

 

1960年代の「八幡製鉄所のインフォーマルグループ」の育成文書」、高知短期大学『社会科学論集』99号、201111

 

 

読書案内:『もう一つの鉄鋼労働運動史――人間らしい働き方を求めた闘いの記録』、鉄鋼労働者協会、芹澤寿良、『金属労働研究』、金属労働研究、20087月、第94

 

日本鋼管京浜製鉄所における労働組合運動、平野浩一(ペンネーム)、『現代の労働組合運動 7』、大月書店、19761129

 

「日本鋼管京浜製鉄所労働組合の組織と活動 」、樋口次郎(ペンネーム)、『現代の労働組合運動 3』、大月書店、19721215

 

 

◇日本の労働組合運動再生の視点

「地方・地域の「協同組合」運動との協力・共同で労働組合運動の基盤拡大と強化を」、金属労働研究所、『金属労働研究』、20138月号、No.124

 

「国鉄労働者1047 名解雇撤回闘争における学者・文化人の支援運動―複数主体の「大同団結」をめざす活動を中心に」、高知短期大学名誉教授 芹澤 寿良、『建交労理論集』、№54号(2012930日発行)

 

「連合運動は「社会のバリケード」になれるか――基本姿勢の転換と大企業労組の組織、運動の改革を」、『政経研究』、政治経済研究所、2011年、96号(既UP分より)

 

『社会科学研究』(高知短期大学)に執筆した「Ⅰ 日本における鉄鋼労働組合運動――その状況・分析・調査と提言」一覧

 




 《インターネット事業団の仕事 その1》「富澤賢治―WEB版著作選集」をUP。

 《インターネット事業団の仕事 その2》「スペイン・モンドラゴン MCC=協同組合――石塚英雄(非営利・協同総合研究所いのちとくらし主任研究員)のページ」のページ」

 《インターネット事業団の仕事 その3イタリアのレガ(生産協同組合)・社会的協同組合――イタリアの協同組合から学ぶ、菅野正純(協同総合研究所[創設期]主任研究員)のページ」*195017日~2008111日)

 《インターネット事業団の仕事 その4》「芹澤寿良―WEB版著作選集」のページ。

2018年10月 5日 (金)

「富澤賢治―WEB版著作選集」をUP

  単行本編集していた当時、編集・制作できなかったが、「WEB版」として編集した。若い世代の人に読んでもらいたいと願っている。(下記をクリックしてください)   

 《インターネット事業団の仕事 その1

 

 

 「富澤賢治―WEB版著作選集」のページ



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非営利・協同の轍(第3回)「鼎立社会構想の基盤となる非営利・協同運動の連帯――富沢賢治氏へのインタビュー記録、菰田レエ也、久保ゆりえ、竹野ユキコ」(PDF版)、富沢賢治、「特定非営利活動法人 非営利・協同総合研究所」、『いのちとくらし研究所報』62号、20183月。

「インタビュー:他者に認められ、自分にも、満足できるはたらきかた」(PDF版)、富沢賢治(一般社団法人協同総合研究所副理事長)、聞き手:青木美紗(奈良女子大学助教)、『くらしと協同』2015年3月春号・第12号、12-20ページ、くらしと協同研究所・京都。

 

「非営利・協同の理念とナショナルセンターづくりの課題」、富沢賢治、「特定非営利活動法人 非営利・協同総合研究所」、『いのちとくらし研究所報』60号、20179月。

 

「社会的・連帯経済と非営利・協同運動」、富沢賢治、『経済科学通信』、基礎経済科学研究所、20173月、No.142

「社会的・連帯経済の担い手としての協同組合」、富沢賢治、『協同組合研究』35220166月、pp.1723

 

「ワーカーズコープ、非営利・協同の組織を広げて力をつけ  戦争しない社会をつくる」(WEBページ版)、富沢賢治、『日本労協新聞』(2015815日号、No.1060)

「非営利・協同の10年」、富沢賢治、「特定非営利活動法人 非営利・協同総合研究所」、『いのちとくらし研究所報』46号、20143月。

 

研究回顧  労働の社会化と社会的経済、富沢 賢治、大原社会問題研究所雑誌 (534)、 2235 200305

 

「レイドロー報告の衝撃」、富沢賢治、協同総合研究所、『協同の發見』、20009月、No.100

「現代労働運動と人づくり」(PDF版)、富沢賢治、社会政策叢書 / 12 巻 、1988年.

「労働組合運動の新しい理念――「高賃金」から「人づくり」へ」(PDF版)、富沢賢治、(黒川俊雄編、現代労働の支配と変革、シリーズ現代の労働と生活Ⅰ、労働旬報社、198411月。

2018年10月 3日 (水)

関西生コン・関連業種別ユニオンの研究《その2》――バラセメント・コンクリート圧送

 関西生コンの武委員長の講演から始まった「関西生コンの研究」の《その2》が下記のように開催された。

 

   「関西生コンの研究」の《その2

 

 研究会の発信案内には、「生コンとバラセメントの輸送運賃の引き上げを求めて1212日から関連の業種別ユニオンがストライキ闘争に入りました。今回の生コン関連のゼネストで生コンのミキサー車の1000台、バラ輸送車の500台がストの対象となりました。1週間の闘争をへて大きな成果を勝ち取り、妥結しました。2010年につぐ大ストライキの貴重な経験を、東京でも共有したいと思い、緊急の研究会を企画しました」と書かれている。 

 

 

  ▽追記(2018.10.06

 

 関西生コン支部労働組合運動の重要性

 

 ◇事業協同組合、バラ・圧送・生コン業界と職種別労働組合の意義――木下武男研 究会代表が「分析・解明」してきた事実

 

 http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/180929bara-assou-kansainamakon.html#jigyoukyoudou181006

 

  ◆30名の参加で、「生コン関連業種別ユニオン連続講座」の第2回目を開催。

 

 ◆第2回目は2018929日(土)午後13時~17時、都内:港区麻布台の大阪経済法科大学アジア太平洋センターセミナーハウス2F大研修室(土)、営団地下鉄神谷町下車5分、で開催された。

 開会の前に武建一連帯労組関西生コン支部委員長および20名もの一般組合員の「不当逮捕」に抗議して、西山直洋さん(全日建連帯労組関西生コン支部)から『何故、彼らは「闘う労働組合」つぶしに狂奔するのか――利権集団、差別集団、裏切り労組、警察権力が一体となった連帯攻撃が意味するもの、その狙い』が表明され、この間の反動的な攻撃にたいして、断固たる闘いをすすめるとアッピールされた。

 

 つづいて研究会にうつり、今日のテーマ:「生コン関連業種別ユニオンの発展」として――Ⅰ部:バラセメント業界について、西山直洋さん(全日建連帯労組近畿セメント支部近畿地本書記長)/Ⅱ部:コンクリート圧送業界とその労働について、阪口充さん(近畿コンクリート圧送労働組合副委員長)と梶山義雄さん(近畿コンクリート圧送労働組合書記長)からレジュメに基づいて話された。

 

 当日の報告は、バラセメント輸送(セメント材料を運送するバラ車)⇒生コン製造・運送(ミキサー車)⇒コンクリート圧送車プラス打設工事、そしてそれぞれの業界とその相互関連が解きほぐされ、産業政策に基づく協同組合・「業種別ユニオン」づくりのプロセスが解明された。


 2010年の「139日のゼネラルストライキ」の成功は、「生コン⇒バラセメント輸送⇒コンクリート圧送」方式の「三位一体ストライキ」が実現して、要求が勝ちとられたことも力説された。

 今回の攻撃は、この関生方式が、近畿全体に、そして建設労働現場をはじめ全業界に広範囲に広がることを恐れた攻撃であることがよくわかった。

 

 

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 ◇バラ車とは:粉末の袋詰されていないセメント(バラセメント)を運搬する車。 セメント工場からコンクリートプラントまでのバラセメントの運搬に使用している。 セメントローリー、粉粒体運搬車とも呼ぶ。

 

 ◇コンクリート圧送労働とは:ゼネコンなどのビル・マンション建設現場で、基礎などコンクリートで作られる部分の型枠に、コンクリートを流し込む事。公共事業現場には、「コンクリート圧送施工技能士」などの資格が必要とのこと。

 

「種別職種別ユニオン運動」研究会

  http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/

 

さらに武委員長をはじめ組合員多数の逮捕にかかわらず多様なメッセージがだされているが、第3回の講師をしていただく方のホームページでも連帯のメッセージが発信されている。

搾取と闘う社会変革の闘士たち2018910日 追加・更新)

 

関西生コンの研究」のページへ転載

「社会的連帯経済―ネットワークでめざす新たな社会構想――津田直則(桃山学院大学

名誉教授)のホームページです」にUPされた。

http://www.socialeconomy.biz/index.html

 

「日本資本主義の縮図ともいうべき物語があります。それは第二次大戦後生まれた建設業界の中の生コンクリート業界において、大企業に搾取されている中小企業経営者とそこで働く労働者たちが搾取と闘ってきた50年以上にわたる物語です。しかもこの物語は、資本主義の矛盾を克服していく労働組合戦略を生み出した戦士とそのリーダー武建一の物語でもあります。しかし正義のために命をかけて闘ってきた彼の生き方は真実を知らない多くの人たちから誤解を受けてきました。彼の闘いは、搾取の根源である大企業資本との闘いだけではなく、それと一体となった検察、暴力団その他の右翼、更には彼を裏切った共産党等との闘いでもあります。以下では彼の聡明な頭脳とそこから生み出された日本の未来を切り開く戦略について説明いたします。彼の支持者は全国に広がってきています。」

2018年9月26日 (水)

『What Was 国鉄闘争~そして次へ~』を読んだ――国労「敗北」の歴史 その2

 この本は、20135月に出版された本(発行:ぶなの木出版)だが、「国鉄闘争」を分析した貴重な本だ。

 

 ▽目 次:

刊行にあたって

24年間の闘いを終えて

第一部 総論 

座談会 国労闘争団はなぜ24年間も闘い続けられたのか(中村宗一、神宮義秋、小島忠夫氏、山下俊幸、平賀健一郎, 小野寺忠昭)

争議としての国鉄闘争(小野寺忠昭)

国鉄闘争と東京総行動(平賀健一郎)

自立する国労闘争団(荒木健次)

第二部 第二次国鉄闘争

国鉄闘争解決までの苦闘(原田亘)

当事者の一人としてみた国鉄闘争(清野隆)

国鉄闘争から新たな運動へ(関口広行)

我々は闘う闘争団の側に立つ(星野良明)

戦術論から見た第二次国鉄闘争(川副詔三)

あとがき

 

 本の紹介は、「レイバーネット日本のWEB」で、以下のように出ている。

「紹介にかえて:闘争団には人間の誇りがあった 杜 海樹」

http://www.labornetjp.org/news/2013/0527hon

 

編集子のまず「はじめの感想」は、BOOKデザインと本の中身の乖離はどうしてなのだろうか。どうしても違和感を感じざるを得ない。もっとデザイナーに注文してもよかったのではないか(通常、ゲラを読んでもらって2案のプレゼンを受けるはず)。

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感想の第一は国労闘争団の出発期に、知人・友人たちが貴重な助言・アドバイスを行っていたことが分かった。

市毛さん(東京地評)、渡辺清次郎さん(東京争議団)、中山さん(沖電気争議団)、石井さん(パラマウント製靴)、東芝アンペックス、山下さん(「社会通信」を知った人)、菅野さん・永戸さん(労働者協同組合)の名前があがっている。



『旬刊社会通信』の存在を知ってよかった[20161216 () 

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-cb95.html

 

第二に、国労争議団というネーミングは、「国労本部側」から受け入れられなく、国労闘争団となったこと。

 

三に、「国鉄労働組合は職場組合の典型」だと書く。

私の編集者・大先輩の木檜哲夫さんが、『国鉄労働組合の現場交渉権―その理論と闘い(労旬新書)』(1968年)、『組合活動の権利―不当労働行為との闘い (国労読本〈権利編〉』(1970年)、『国鉄労働者の権利―労働基本権確立とたたかい (国労読本〈1 権利編〉』(1976年)、『国労読本 組織編』(1978年)、そして『国鉄マル生闘争資料集』(国鉄労働組合、1979年)、『国労権利闘争史』(1981年)、などを編集していた(労働旬報社刊)。

職場を基礎とする戦後権利闘争の一大到達点として、編集したのだ。

 

私も、単産研究の一環として、早川征一郎さん、高木郁朗さん、永山利和さんらと「国労の研究」(単産研究会聞き取り「国鉄労組・細井宗一氏、武藤久氏より」(『賃金と社会保障』5下、No.7341977年)を企画し、レジュメの確認などで通っている中で、細井さんから「国労のための企画プラン」を作るのが編集者の役割だと諭され、『一人ひとりがつくる労働組合を―国鉄マル生と国労運動の発展 』(1980年、国鉄労働組合編)を編集・出版した。

思いは「幹部闘争から一人ひとりが闘う労働組合へ」バージョンUPすることを願って。

 

その国労は「学校別」に、「国有化鉄道主眼論」で「民主的規制・自主規律」か「反合理化・職場抵抗」の論争が主だったことは、先に紹介した、『語られなかった敗者の国鉄改革』(元国労企画部長・秋山謙祐著、情報センター出版局、200812月)に書かれている。

国家的不当労働行為への「対抗」をつくり出す人材は、「国労企業内組合では生まれなかった」わけだ。

 

その職場組合とは別に、東京争議団の「四つの基本、三つの条件」(1974年)が闘争団運動の基本に座って(その原初的運動をまとめた『東京争議団物語』[1965年]を編集したのも先の木檜さんだ)、東京総行動などの大運動の歴史を引き継ぎ、争議が展開されたことは、歴史の皮肉だ。

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第四に、国鉄闘争の経過で「国労企業内組合」の面々を別として、国労闘争団切り捨て局面(鉄建公団訴訟による闘い)から「44団体」路線(建交労の坂田さんなどとの共闘模索からその実現など)がつくられた経過(1970年代沖電気争議団の、思想を超えた初めての統一争議団の歴史があったが)は、本書のピークをなす行動だったことがよく分かった。


  第五に、闘争団支援を一貫して敢行した東京清掃労組などの様相は「2割動員」を貫くなど、並大抵の運動ではなかったわけだ。


  第六に、闘争団運動のその後を模索する「交通ユニオン」「国労ユニオン」も書かれているが、東京圏にも数千名といわれる「下請け労働者」「派遣労働者」をだれが主体として作っていけるか、いまだ未開発のようだ。

この夏に闘われ、東京駅構内で展開されたサントリー子会社の「ジャパンビバレッジの青年たちの順法闘争・ストライキ闘争」に無関心でいては進まないであろう。

 

それにしても24年にわたる闘争団のご本人・ご家族のご苦労は、争議運動のすべてに通じるが、困難を突破して、よく闘ったと、感動した一人として、書いておきたい。

2018年8月31日 (金)

「埼玉障害者市民ネットワークの埼玉:総合県交渉」を紹介したい。

  障害者の主要官庁における「偽装雇用率」が大きなテーマになっているいま、「埼玉障害者市民ネットワークの埼玉:総合県交渉」を紹介したい。

 歴史的には、10年以上になるといわれている。

 

 編集子が更新している「世一緒のページ」にUPした「ちんどんパレード」(今年も2018821日(火)、さいたま市役所広場(浦和)、埼玉障害者市民ネットワーク主催)につづくデモンストレーションだ。

   http://e-kyodo.sakura.ne.jp/syokubasanka/yoisyo.html#tindon180822

 

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交渉の模様を「NPO 障害者の職場参加をすすめる会」のページにUPしました。

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/syokubasanka/index.html

全体を撮った写真は、迫力あるPDFで見られます。

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長年、労働組合運動の取材をしてきたが(全港湾などの産業別集団交渉を写真で見たことがある)、労働組合と労働組合員が自治体などの行政組織とこれほどまでに向き合った場面は見たことがない。それだけ「多くの組合が組合員の要求を企業内問題に収斂してきた結果」なのではないかと思う。

社会的労働運動をすすめていくことを願っている労働組合運動家に、ぜひ障害者運動と交流してほしい。

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/

 

全国一般福岡・北九州支部の取り組みでは、障害者就労移行支援事業所の利用者とも一緒です。

 

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2018年8月30日 (木)

写真で見る「雪の白川郷の風景」

 「抗暑」(造語)の気持ちで、今年の冬に行ってきた「雪の白川郷の風景」を紹介したい。

 クラブツーリズム主催の「白川郷の旅」に、2月1日(木)~2日(金)に参加した。行きは新宿駅から列車で松本へ、そこからバスの旅。


 松本駅から1時間半ほどで「白川郷へ」。駐車場は観光バスで満杯。歩き始めた庄川を渡るつり革風の橋は、中国、インドネシア、タイ風の観光客で長蛇の列。

 

 古民家内は昔風の感じを醸し出していたが、歩き始めた商店がある通りには、雪はなし。

 

 空き地にまとめて雪があったが、“なんだ”という感じで歩き回った。

 

 しかし夜の時間の「クラブツーリズム参加者用の散歩エリア」は、冬の白川郷の舞台設定がされていた。

 昼間に参加した、多くの外国人ツーリストたちは、見られないのだから「区別」された「白川郷の旅」を見せられたのだ。

 外国人ツアー客には申し訳ないな、という気持ちが残った。

 

 

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 ▼クラブツーリズム用エリア
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2018年8月26日 (日)

30数年ぶりに関西生コンの名物委員長・武建一さんの話を聞いた

◆「生コン関連業種別ユニオン連続講座」の第1回目(2018825日(土)午後13時~17時、都内:連合会館にて)は、武建一関西生コン支部委員長から「関西生コン55年の到達点から見た今」など実践的な講演があり参加者は80人を超えました。

 第2部では呼びかけ人の「後藤道夫」(都留文科大学名誉教授)さんの5つのポイントにしぼった深めてほしいテーマと「総合サポ―トユニオン」「サントリー・ジャパンビバレッジの組合つぶしと闘っている青年」「首都圏青年ユニオン」「反レイシズム情報センター(ARIC)」などの若手などの労働組合運動家・市民活動家も参加した「クエスチョン・タイム」もあり、武委員長は一つひとつ丁寧に答えてくれました。

「種別職種別ユニオン運動」研究会

http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/

 

 

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【「生コン関連業種別ユニオン連続講座」の第1回目ページ】

◇講演レジュメ―――講師の武建一関西生コン支部委員長さん(未up)

http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/180627kansainamakon.html#kannama55

◇武委員長報告へのお願い(木下武男)メモ

http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/180627kansainamakon.html#kinosita180825

 

 

総合サポ―トユニオン

http://sougou-u.jp/

サントリー・ジャパンビバレッジの組合つぶしと闘っている青年

http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/180430japan-Beverage.html

首都圏青年ユニオン

http://www.seinen-u.org/

反レイシズム情報センター(ARIC | Anti Racism Information Center

https://antiracism-info.com/

 

武委員長のprofile

1942 120日 徳之島に生まれ

現在  全日本建設運輸連帯労働組合関西生コン支部委員長      

「茨の道を踏み越えて――志ある者達を救い出そう」(出版 KU会)

https://www.kannama.com/danatutokusyu/ibaranomiti.htm

2018年8月 5日 (日)

国労敗北の歴史を学ぶ――その1

国労闘争団1407名、そして首を切られなかった組合員・家族にはそれぞれに限りない人生としての苦渋、喜びがあるはずだ。

 

「すいごごcafé」(越谷市・NPO障害者の職場参加をすすめる会)に登場した松尾さんも「国鉄分割・民営化を国労組合員」として迎えて、人生のかじを切った。



  以下のレポートはその一端だ。

「すいごごcafé」のページにUP――▽2018801日(水)、「オートバイひとり旅・松尾清晴さん(元JR社員)」。NPO障害者の職場参加をすすめる会HP。

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/syokubasanka/suigogo-1.html

 

編集子はいま「国労敗北の歴史」を考えるために、『昭和解体 国鉄分割・民営化30年目の真実』(元日本経済新聞記者の牧久著、講談社、20170316日)、『語られなかった敗者の国鉄改革』(元国労企画部長・秋山謙祐著、情報センター出版局、200812月)を読んでいる。

 

それとは別に、久下格さん(元国労組合員)のHPに「国にたてついた一労働者の想い出」――「今でも国鉄の分割民営に反対したことは正しいと信じています」と書く元国労宮崎闘争団員・馬場園孝次さんの手記、が載っている。関心のある方はどうぞ。

http://aoisora.org/roudou/2018/20180227babazono.html

 

久下格さんのHP

http://aoisora.org/index.html

 

 ▽追記(2018.09.26

 

 『What Was 国鉄闘争~そして次へ~』を読んだ――国労「敗北」の歴史 その2

 http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/whatwas2-1c1c.html

 

 

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