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2018年4月 5日 (木)

虹の会――鉄建建設 駅ホーム・踏切実地体験(2018年03月15日)

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 2018年3月15日に 草加 視覚障がい者・虹の会が訪問し、体験。

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/souka/180315tekkenkensetu.html

. ◇2018年03 月15日(木). 2018.03.17up.

  成田の「鉄建建設   駅ホームと踏切の実物体験会」を開催。 ... 先日の3月15日(木)、虹の会主催で総勢30人のメンバーが「埼玉県の福祉バス・ おおぞら号」に乗って、千葉県成田市にある「鉄建建設 研修センター」に行きました。 まずはホームと線路の高低 ... この日の体験会は、鉄建建設様のお気遣いにも十分感謝したいし、視覚障がい者・ガイドの両方の立場などの注意事項を詳しく教えていただきました。

  宮田新一(草加 視覚障がい者虹の会)

2018年3月31日 (土)

「人間を取り戻せ! 大久保製壜闘争の記録上映・講演会」を越谷市で開催

 ▽追記(2018.04.22長崎さんはご自分のtwitterでも発信されています。

 

 長崎 広‏ @nagasakihiroshi · 420 

 

 昨日420日越谷市「大久保製壜闘争の記録」上映・講演会の様子です。主催「NPO障害者の職場参加をすすめる会」が車イスの障害者や40名程の参加者の熱心さに、僕はかつてなく緊張しました。心暖まる本当に良い集会でした。

 

 https://twitter.com/nagasakihiroshi

 

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 越谷市にある「NPO障害者の職場参加をすすめる会」が主催して、上記のようなテーマの上映・講演会を開く。

 

  

  http://e-kyodo.sakura.ne.jp/syokubasanka/180317ookuboseibin.html

 

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 この会は、「世一緒」として越谷市障害者就労支援センターを数年前まで受託し運営していたが、今は「ワークオフィス 世一緒」(障害者就労支援事業所)を42日にオープンする。

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/syokubasanka/yoisyo.html#180828sengendaiyoisyo

 

 世一緒運営委員会で開催のきっかけをつくった者として、いくつかの想いを書いておきたい。

 

 1 世一緒を含む「わらじの会」が(事務局長の山下浩志さんのブログの文章を読んでいて)、大久保製壜闘争の地域デモに参加していたこと。

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/syokubasanka/yoisyo.html

 

 その当時は自治労越谷市職労などが呼びかけをしていたという。これは労働組合運動としては、大事な歴史だ。

 http://yellow-room.at.webry.info/201712/article_3.html

 

 2 1970年代から始まった大久保製壜闘争は、「36名の労働者・障害者がキリスト教会で籠城闘争に入って」マスコミで大きく紹介されていた。そして編集子がインフォーマル組織の追及を雪印食品争議の出版物などでやり始めた1980年代には、大久保製壜の会社側管理職などが同じ職業的労務屋といわれているグループに教育され、職場に持ち込んで組合活動家などに攻撃をかけていたこと。

 

 会社を破壊した雪印食品DEC――インフォーマル組織物語Ⅳ[2012919日 (水)]

 http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-a4a6.html

 

 残念ながら、編集子はその当時、会社に出版企画を提出できなかったこと。

 

 3 現在、「業種別職種別ユニオン運動研究会のホームページ」の編集に参加しているが、ここで出会ったPOSSEや首都圏青年ユニオンなどの「30代のユニオン・労働組合活動家」の新鮮な問題関心の感性に勇気づけられて、いまこそ「障害者運動と労働組合運動」を担う、若い世代が出てくるのではないかと、“沸沸(ふつふつ)” と心から湧き上がってきたので、チャレンジした。

 http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/

 

4 「大久保製壜闘争」をになった全国一般東京東部労組は、これまでも「現代労働組合研究会のページ」とこのブログでも紹介し注目してきた。



  2012
0707日:ユニオン・ショップと労働組合――全国一般東京東部労組 

  http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/120112yunionsyopu.htm

 

  20180209日(日):『労働組合で社会を変える』石川源嗣著(世界書院、201410月)・書評 ―松本耕三(全港湾委員長)

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/111224book-ronten.htm

非正規労働者の12時間労働反対のストライキ――全国一般東部労組大久保製壜支部[2015512 ()]

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/12-c03a.html

全国一般東部労組大久保製壜支部のたたかいの意味―「8時間労働制の実現」をめざしたのが、メーデーの起源だ[20156 3 ()

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-575b.html


  5 昨年[日時: 2017617日(土)]、▼「明治学院 学内社会学会」が主催した上映『人間を取り戻せ !-大久保製壜闘争の記録-』の時の「長崎 広」さん(明学福祉学科卒業生 東部労組副委員長・大久保製壜支部副委員長)の講演をyoutubeで観ていた時、学生時代の恩師のことばとして「キリスト教と社会主義思想は併存する」と教えられたという発言に、編集子は共鳴した。

私は、学生時代からロバート・オウエン、サン・シモン、フーリエの存在を「空想的社会主義」と切って捨て去る各党派の「正統派史観」には、「そうではないでしょう」と思い続けていたこと。

 

 

当日に講演する「長崎 広さんのfacebook」[2018328 11:59 ]で以下のように発信している。

 

東部労組委員長の菅野です。

この度、420日越谷市で、以下のように「人間を取り戻せ! 大久保製壜闘争の記録(制作=ビデオプレス40分)上映・講演会が開催されます。

 主催は、「NPO障害者の職場参加をすすめる会」です。

 詳細は以下のホームページをご覧ください。

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/syokuba…/180317ookuboseibin.html

 

 

私たち東京東部労組は、今年の12月で結成50年を迎えます。50年間のうち、219ヶ月が大久保製壜闘争でした。大久保製壜闘争は、実に多くの地域・全国の仲間に支えられ続け、職場の障害者・労働者も次々と立ち上がり果敢な闘いを繰り広げました。

 

「NPO障害者の職場参加をすすめる会」のホームページによりますと、かつて越谷市職労や越谷地域の障害者の仲間たちが、はるばる墨田の地の大久保製壜闘争の集会と路地から路地デモに駆け付けて下さっていることが記載されています。

 

是非、多くのみなさんの参加を願っています。また、越谷方面の友人・知人・ご家族にお知らせくだされれば幸いです。よろしくお願いします。

 

***************************************************

《障害者虐待差別と闘ったドキュメント「人間を取り戻せ!大久保製壜闘争の記録(制作=ビデオプレス40分)

 上映・講演会のお知らせ》

  ●日時 420日金曜日 午後630分~(開会は午後6時)

  ●場所 越谷市中央市民会館(越谷市越ケ谷411 東武スカイツリーライン越谷駅東口徒歩7分)

  ●講演者 長崎広さん(全国一般東京東部労組副委員長・大久保製壜支部副委員長)

  ●参加費無料

  

  主催「NPO障害者の職場参加をすすめる会」

   〒344-0023 越谷市東越谷1-1-7 須賀ビル101

  電話048-964-1819

 ***************************************************

 

  ▽追記(2018.3.31「レイバーネット」で紹介・告知しています――「人間を取り戻せ!大久保製壜闘争の記録」上映会、東部労組委員長の菅野です。

 
   

 

2018年3月28日 (水)

17万のアクセスがありました。

 昨年1022日に以下のような情報を発信しています。

 今後ともよろしくお願いいたします。

 

  ▽16万のアクセスがありました。 17/10/22

2018年3月21日 (水)

少数派労働運動の歴史の御紹介

 ▽(追記:2018.03.21)
  たびたび以下のページに検索で入ってきている方がいるので、本ブログに再掲。

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/120225roudoukumiaiundousi.htm#syousuuha

 

▼12/12/22 new
 少数派労働運動の歴史の御紹介

 少数派労働運動に関する文章を紹介したい。

 下田平裕身さん(信州大学)の自分史・労働運動に関する大論文(自分史か)を読んだ。                           

   《下田平裕身「<書き散らかされたもの>が描く軌跡 : <個>と<社会>をつなぐ不確かな環を求めて : <調査>という営みにこだわって 」 「氏原教室」あるいは「東大社研グループ」からのはぐれもの下田平裕身氏の回顧録。いろいろな意味で大変に貴重な証言である。》
                  

 http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20090810/p1

 1970年代初頭の少数派労働運動については、その後、あったという歴史しか知らなかった。
   下田平さんによると「1960年代後半から70年代前半の時期は、戦後日本労働運動にとっての大きな転換期であった。いや、むしろ、70年代後半以降の労働連動がどのように推移したかを考えれば、労働組合運動そのものが<解体>へと向かう転換期であったというべきだろう。この時期に先行する1950年代後半から60年代は、労働組合運動の拡大期であった(少なくとも、そのように見えた)」としている。  

   そして「1970~72年には、私が個人的に関わりあうことになる分裂少数派組合のほとんどが形成されている。70年には、ゼネラル石油、長崎造船第三組合、全造船・石川島、特殊製紙労組・岐阜、71年には、日本カーバイト、全金・本山、72年には、船舶通信士組合、全造船・浦賀、同玉島、東京都学校事務労働組合などである。これらの分裂少数派組合は、組合運動のなかで大きな流れを形成するほど、数多く生まれたわけではない。労働組合違動のく正史〉では完全に無視されている」として「少数派労働組合運動」へのオマージュを述べている。
   戦後直後をのぞき高度成長期における「労資対決」の姿を学ぶためにも、有意義な労働運動史の一端だと思う。 (この部分のみ以下に掲載)
  少数派労働運動(2006-02-28発表、PDFで読めます)

   ここで書かれている「本山闘争」についての本『労働組合の死と再生――全金本山闘争の記録』(拓殖書房、1974年)は、下田平裕身さんが実質的に執筆したと書かれている。
                  

https://soar-ir.shinshu-u.ac.jp/dspace/handle/10091/656

 本山闘争は、つい最近、解決していることが報告されている。

 「激闘34年に勝利! バルブメーカー本山製作所による一人の首切りから始まった工場移転・首切り合理化に向けた組合つぶし攻撃…組合分裂攻撃…暴力ガードマン導入…ロックアウト・別棟就労攻撃…、そして、警察権力の介入弾圧に屈せず闘いぬいて、私達は、解雇撤回・原職奪還を果たしました。争議開始から33年10ヶ月になります」
                  

http://www.geocities.jp/zenkinmotoyama/index.html

 一方で、下田平さんが紹介している『あたりまえの労働組合へ』(佐藤芳雄著、亜紀書房、1973年)や『労働問題研究』(藤田若雄さんほか東大系の執筆者が多い。亜紀書房、1970年代初頭)は神田・神保町のウニタ書房で購入して読んだ記憶がある。ただ私の周りには、これらの本を論評する人はいなかったが。                   

《追記》▽13/04/15
 下田平さんの上記のエッセイ・論文をTOPにした単行本が出ている。
   『少数派労働運動の軌跡――労働の現場に生き続ける人びと』(「少数派労働運動の軌跡」編集委員会編、金羊社、四六判、2007年9月、1990円)


                             

 

▽(追記:2018.03.21)

編集子は日本の労働問題・労働運動史は「潮流別にある」という前提で見てはならないという立場にあるので、以下のような事実も紹介してきた。

 

 「企業別組合は日本の『トロイの木馬』」(宮前忠夫著)をめぐって[20171118 ()

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-e777.html

 

 大企業・総評型労働組合はどうなったのか[20178 7 ()

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-5d5d.html

 

 『旬刊社会通信』の存在を知ってよかった[20161216 ()

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-cb95.html

 

   

『あたりまえの労働組合へ』・全造船石川島――議論は続く。2016710 ()

  http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-7f4c.html

 

『あたりまえの労働組合へ』(全造船石川島分会・佐藤芳夫著)が書いていたこと2016531 ()

  http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-bc6f.html

 

 化学産業における労働組合の旗を守った人たち[20162 4 ()

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-834d.html

長崎造船社研・左翼少数派労働運動の軌跡 [201510 9 () 

 http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-3925.html 

 大企業組合としてフォーマル化したインフォーマル組織20131023 ()] 

 http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-d631.html

 どこに消えた『サスコミ』グループ――インフォーマル組織物語Ⅸ20121017 ()] 

 http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-d4b4.html

2018年2月22日 (木)

若者の労働運動の世界で、追いつきつつある男性労働者群――ある若手研究者・ユニオンリーダーの分析

 

 最近、私から複数の研究メーリングや地元、越谷市のNPO関係者に宣伝していることの一つは、“POSSE首都圏青年ユニオンの若い世代が参加している「業種別職種別ユニオン運動」研究会のページをどうぞ! ご一覧ください”、というメッセージだ。

 

 「業種別職種別ユニオン運動」研究会のページ 

 

 この研究会で出会った「青木耕太郎さんtwitter」に以下のような文書が出ていた。

 https://twitter.com/kotaro_aoki

 ▽twitter での自己紹介:1989年千葉県生まれ。311以降仙台市で被災者支援・就労支援に従事したのち、総合サポートユニオンの執行委員となる。東京大学大学院博士課程在籍。労使関係論・労働組合論の研究にも従事。

 

今の多様化し、自己実現を目指す若者の労働者の「女性」と「男性」の姿が描かれている。

 

 男性は“転職による「解決」という幻想を抱き続けているため、闘うことに時間を使うことを躊躇していた“

 「ブラック企業と闘うことに積極的だった」女性たちと対比して、「やや消極的だった」男性の姿があったようだ。

 

 それが「追いつきつつある」と描いている。その事実のつづきも待ちたい(210日の研究会後の懇談会で、複数の若者が発言していたが)。

すべては途中経過だが、「労働運動のルネッサンス」はここから始まる。

 

 旧来の重厚長大産業(自動車や鉄鋼業・セメント・非鉄金属・造船・化学工業、これに関連する装置産業)における「若者女性労働者と男性労働者」の人間的連帯とはどこから始まるのであろうか。

 いまも確実に労働問題が存在する旧公労協関係、自治体、教育、流通・トラック、建設、サービス産業、IT産業などの姿は。

時代に切り込む現代若者労働者のルポルタージュは出ないのか。

下記の最後の文を、追い越す男性労働者もいると思うし、「若者女性労働者と男性労働者」の両者を待ち望む。

>たぶん、追い越さない。

 

 

青木耕太郎‏ @kotaro_aoki 1月172018年)

数年前まで、ブラック企業で働く若者のうち、女性の相談者の方が男性の相談者よりも、闘うことに積極的だった。中心的に闘った女性のほとんどは、単身もしくは、夫が非正規やブラック企業で低収入で、闘う以外に道はないと感じていた。

 

ところが、男性の相談者の多くは、転職による「解決」という幻想を抱き続けているため、闘うことに時間を使うことを躊躇していた。

 

要するに、女性は、自分とパートナーの「下部構造」(非年功型の労働市場に組み込まれていること)を客観的に認識したが、男性は「妻子を養う」という主観が強く、「下部構造」を客観的に認識せず、闘う以外に道はないことを認識しなかった。傾向的に。

 

最近、その傾向が変わりつつある。若者男性労働者の間でも闘う動きが出てきた。彼らは、何度転職しても、必ずブラックという現実を経験してきた。結婚を目前に控えて、あるいは結婚を機に、一念発起して超真剣に転職活動をしても、またブラックにぶち当たり、憤りを覚えたという人を何人も知っている。

 

労働運動の主体が変容しつつある。数年前の「たかの友梨」の争議の際に、「若い女性」が立ちあがったことに驚きの声が上がったが、ようやく「若い男性」が追いつき、「若い男女」がブラック企業と闘う労働運動の主体として登場しつつあるように思える。

 

興味深いのは、結婚を目前として、あるいは結婚を機に、相談に訪れて闘う人が多数いること。結婚・家族が「保守化要因」から「闘う要因」に変化しつつある。家族のことを思って会社と闘うことに躊躇した従来の日本の正社員男性に対し、今の若者は結婚して子どもを持つには、会社と闘う以外に道はない。

 

ここ数年の間に、転職による「解決」は「何度転職してもブラック」という実体験を通じて否定された。男性の「妻子を養う」という強固なイデオロギーも、ブラック企業ばかりという現実と実体験を通じて、揺らぎつつある。イデオロギーが現実に対応するものに変わりつつある。闘って変えるしかないのだ。

 

若い男性が若い女性に比べて、5年くらいブラック企業との闘いの主体になるのが遅れてきた理由は「妻子を養う」というイデオロギーに固執し、「転職幻想」を抱き続けたからだと思われる。しかし、「ブラック企業ばかり」という現実はイデオロギーと幻想を打ち砕く。意識が現実に追いつきつつある。

 

誤解のないように付け加えておくと、男性が労働運動の主役となりつつあると言っているのではない。ブラック企業との闘い、若者の労働運動の世界では、女性が先進的な役割を担ってきていて、ようやく男性が遅ればせながらも、追いつきつつあるということ。そして、たぶん、追い越さない。

 (ご本人の了解を得たので、以上、転載させていただいた)

2018年1月20日 (土)

「浅見和彦のページ」をリニューアルしました。

 以下のように、見やすく・読みやすくして、再構成してリニューアルした。

 

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  TOP
ページ

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/asamikazuhiko/index.htm

新しい労働組合運動の構図 

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/asamikazuhiko/atarashii-union.htm

イギリス運輸・一般労働組合

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/asamikazuhiko/unyuippan.htm

建設産業における労働組合

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/asamikazuhiko/index.htm#kenseturoudou

主な単行本(共著など)

 

「運輸・一般労組(TGWU)の運動とその歴史」は別に紹介したい。

 

 ひとつだけ抽出したいテーマは、「人権2―調査と研究」、岡山 : おかやま人権研究センター、220号、201210月。NPO法人 おかやま人権研究センター事務局」で書かれた、「新しい時代の活動家像を考える」だ。

 

 「三つの変革観と今日の社会改革」の節で「多数者による政治変革にいたる以前に、社会の変革は開始できるし、歴史を振り返ると(中略)第三の見方が得られる」。「あえていえば。今日では政治的変革を相対視、社会改革を重視し拡大する運動観」――「労働組合や協同組合はもちろん、教育・福祉・医療の法人、NPOや社会的企業なども、そうした位置づけを与えられ、発展させられるべきものになる」――、とする。

 この第一は「政権奪取論」(戦後直後の共産党系、1980年代の社会主義協会系、新左翼系など)だ。第二は「多数者革命」で「代議制民主主義のもとでの多数派を獲得し、その後、権力によって社会や体制を変革する」「現在の主流の考え方」(1970年代から民主連合政府を提唱して活動家を総動員した共産党系の方法論、「大企業労働者の思想変革運動を強制して孤立した戦略」)とする(以上、カッコ内は編集子のとらえ方)。

 大胆に言い切っていて、賛同する。

 第三の変革観で「新しい労働組合運動」を担うことが、今問われているのだ。

 

 

 以下の文章は、「現代労働組合研究会のページ」UPした時期に書いておいたものだ。ここに再掲しておきたい。

 ▽2013.06.25

 戦後日本の労働組合の組織化戦略と活動――その経過と論点、浅見和彦、専修経済学論集、4232008 03月、A5判35

 

  はじめに

.戦後日本の組合組織化運動-3つの時期と展開形態

  1.戦後初期

  2.高度成長期

  3.ポスト高度成長期

.論点とその検討

  1.組織論上の原則

  2.未組織労働者の組織化

  3.機能論と労使関係政策

  むすびにかえて

 

 本論文は、「戦後日本における労働組合の組織化の主要な戦略と運動を取り上げる。対象とする時期は、 1945年から2000年前後までである。まず前半でその経過を跡づけて、後半でそのなかから組織論上のおもな論点をひろいあげ、若干の議論をしてみる。そうすることによって、組織化の歴史的な脈絡と、その戦略の意味、組織化運動の成果と問題点について検討するための材料を提示したい」として書かれたものである。

  編集子は、そのなかの「日本における一般労働組合」について、若い世代に伝えたいと思っている。

 

2015.03.19

「日本の労働組合運動の新しい構図」――『経済科学通信』(20128月号、No.129

 イギリスの運輸・一般労組(TGWU)研究の第一人者として長年研鑽している浅見和彦さん(専修大学教授)が、基礎経済科学研究所(京都)の『経済科学通信』(2012年8月号、No.129)に「日本の労働組合運動の新しい構図」を発表し、下記のように、労働組合組織化の方向を提案している。

  長年、労働組合衰退化の悲鳴に近い声を聞いている一人として、説得的提案をしているので、ぜひ多くのユニオンリーダー・労働組合活動家、労働問題研究者に読んでほしい。

 

 全体の柱立ては、以下のように多岐にわたって論じられている。 

 Ⅰ 労働組合運動の現段階――台頭する新しい構図

   (1)ポスト工業社会と大企業の労働者  

   (2)公務・公共部門の労働者と労働基本権   

   (3)中小企業の労働者と運動諸形態   

   (4)伸張する技能職・専門職の労働組合

   (5)非正規労働者の組織化の前進―1980年代以降

  Ⅱ 労働組合運動の改革をめぐる論点と課題

   (1)労働者の諸階層と労働組合

   (2)労働者組織の二重性―労働組合と企業内労働者組織

   (3)「産業」・「地域」・「職場」のトライアングル

  (4)企業内労働者組織の今日的な確立と改革

   (5)労使関係機構と協約による労働・社会改革

   (6)求められる<有機的連帯>の戦略的構想力

 

 著者は、以下のように労働組合組織強化の方向と展望を、提案しているが、編集子自身も「次の世代」に伝えていきたい「未来の希望をつくる労働組合像」だと確信している。

 

 労働組合組織を確立・強化するには、ナショナルセンターが指導性を発揮し、一方で、「産業・業種・職種」の線に沿って、①産業別・業種別・職種別地方組織と全国組織の強化、 ②「産業」と「地域」の“交差点”への事業所別・企業別組織の結集、③個人加盟の労働組合組織(一般労働組合の産業別・業種別・職種別の 部会・支部、産業別労働組合の地域支部、地域ユニオンなど)の拡大・新設、④これらによる産業別・業種別・職種別の団体交渉機能の形成、⑤組織合同がおこなわれなければならず、また他方で、「地方・地域」のローカルセンターを確立・強化しなければならない。「職場」は、こうした「産業」(業種・職種)と「地域」(地方)を結んだ底辺と二つの線に支えられた頂点であることが必要なのである。

 

   

  ▽既出[2013319 ()

  現代労働組合組織論を追求する浅見和彦さん――現代労働組合研究会のHP・ⅩⅥ

   http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-1929.html

 

 

2018年1月14日 (日)

「愛知労働問題研究会発足のよびかけ」がありました。

 先達のみなさんのご苦労が凝縮した「地域労働問題・労働運動資料」が、PDFで読めるという情報を呼びかけ人のおひとり、櫻井善行(西三河労連顧問)さんから紹介された。

 

それは「愛知労働問題研究会のサイトです」というホームページ。

http://www.roren.net/romonken/

 同ページは「愛知労働問題研究会発足のよびかけ(20178月) 愛知労働問題研究会」によると、「愛知労働問題研究所」の後継研究会(2018120日発足)のページだ。

 

1987年の設立以来、調査研究活動を通じて愛知県地域の労働運動に貢献することをめざしてきた「愛知労働問題研究所」が、今年7月末に解散しました。しかし、上記のような状況を踏まえるならば、労働運動の実践者と研究者の協力・共同にもとづく労働問題に関する調査研究活動の必要性は、従来にも増して大きくなっています。そのため、私たちは、新たに「愛知労働問題研究会」を発足させることにしました。この研究会では、当面、「地域における労働実態と労働運動の課題」について定例研究会を開催していく予定です(裏面の「愛知労働問題研究会の申し合わせ」案を参照、定例研究会の詳細は後日お知らせ)。労働組合員をはじめ労働運動実践者・研究者・弁護士・学生・労働組合など労働問題に関心をもつ個人や団体に、愛知労働問題研究会への参加をよびかけます。]

 

 なぜこのような形態になったのか、「所報第195号、2017715日」でその背景の一端が書かれている(2017年愛知労働問題研究所総会議案、「所報 研究所とのNet Work Aichi labor Institute」)。

「所員と個人会員の退職・高齢化(退会を含む)にともなう調査研究活動力の低下(略)、年間会費収入約190万円(団体会費が約140万円)のうち、愛労連が60万円を負担しています。愛労連の加盟人数は結成直後(198911月)には約7.4万人でしたが、現在は4.9万人に減少しています(20166月現在)」

 

前者は世代交代がすすまなかったこと、後者は残念ながら「全労連系の労働組合の減衰」を示している。全国を地域レベルで見たら同様な傾向は、そこかしこの状況だろう。

 

しかし、この研究所は、「愛知労間研での活動で現在につながるものとしては、トヨタの社会的責任を追及してきたトヨタシンポ・給行動があります。研究所としてまとめた『トヨタ・グループの新戦略』、『変貌する世界企業トヨタ』共に新日本出版社は印象的です。その後は、自動車トヨタの経営戦略と社会的賛任(『現代日本の多国籍企業』新日本出版社、最近では自動車メーカーの社会的費任一三菱自動車の燃費不正問題(「経済」)をまとめました」(原点は愛知労働問題研究所での活動、佐々木昭三・元事務局長、「所報」第196号、2017815日)。

 

冒頭に紹介したように「地域労働問題・労働運動資料」が、PDFで読めるということは、、以下のサイトで旧愛知労働問題研究所の刊行物(「No.1 19879月」から「No.196(終刊号) 2017815日」)が収録されている、ことだ。

http://www.roren.net/romonken/shohou.html

 

どなたか、膨大なPDFを読み込んで、解説を書いて、発表してほしい。地域統一労組懇から地域全労連へ歩んだ歴史、いのちと暮らしの運動、自治体労働者や教育労働者・職員問題、大企業の労働者統合戦略を分析できる「宝庫」のはずだ。

 

編集子は日本の労働問題・労働運動史は「潮流別にある」という前提で見てはならないという立場にあるので、以下のような事実も紹介してきた。

 

 「企業別組合は日本の『トロイの木馬』」(宮前忠夫著)をめぐって[20171118 ()

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-e777.html

 

 大企業・総評型労働組合はどうなったのか[20178 7 ()

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-5d5d.html

 

 『旬刊社会通信』の存在を知ってよかった[20161216 ()

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-cb95.html

 

 化学産業における労働組合の旗を守った人たち[20162 4 ()

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-834d.html

長崎造船社研・左翼少数派労働運動の軌跡 [201510 9 () 

 http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-3925.html 

  大企業組合としてフォーマル化したインフォーマル組織20131023 ()] 

 http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-d631.html

 どこに消えた『サスコミ』グループ――インフォーマル組織物語Ⅸ20121017 ()] 

 http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-d4b4.html

 

 

 

   

 

 

2017年12月31日 (日)

「現代労働組合研究会のページ」を更新しています――2017年(2017年1月~12月)

 

 以下のように、2017年の1年間に更新・UPしました。興味のある方はどうぞ!

 現代労働組合研究会のページ――「労働組合宣言づくり」のために

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/union-top.html

 

 

 

「五十嵐仁のページ 2017.12.17
衆院選を教訓に、市民と立憲野党の共闘の深化を、『法と民主主義』No.523201711月号。
総選挙の結果と安倍9条改憲をめぐる新たな攻防、憲法会議発行の『月刊 憲法運動』通巻466号、201712月号。

 

「中川雄一郎のページ」2017.12.17
2017
1130日 反知性主義あるいはポピュリズム(3)―反知性としてのポピュリズム― 。20170831日 反知性主義あるいはポピュリズム(2)―ポピュリズムとは何か― 。20170531日 反知性主義あるいはポピュリズム(1) 。

 

芹澤寿良のページ2017.11.26
「《日本鉄鋼産業労働組合連合会本部書記》芹澤壽良オーラル・ヒストリー」を青木宏之先生のご了承を得てUPした。

 

「ある編集者のブログ」2017.11.26
職能的結集を見直しつつ――私たちの組織的課題《現代労働組合における組織的課題》、佐藤一晴、「労働法律旬報」、1185号、1988210日号。 職能ユニオンの可能性――開かれた労働市場と「企業社会」の乗り超え、佐藤一晴、「賃金と社会保障」、労働旬報社、199611月上旬号。

 

「労働組合「自己改革」の議論」のページ2017.11.12
2017
114日(土)に開催された「業種別職種別ユニオン運動」研究会のコメント(労働組合「自己改革」期における出版労連の先駆性)に、諸論文をリンクしてPDFで読めるようにした(「木下武男のページ」)。

 

「企業別組合」と現代労働組合運動の組織的課題 (中林賢二郎)2017.11.12
「工場のなかに一つの企業別組合をつくるという意味ではなく、一工場の労働者を一つの産業別組合の地域組織に結集する意味であった」『現代労働組合運動組織論』(中林賢二郎著、労働旬報社、1979年)。『日本の労働組合運動』(第5巻の論文UP、大月書店、1985年) 。

 

それぞれの労働組合運動史・論42017.11.03
『学校で労働法・労働組合を学ぶ 札幌地域労組に聞いてみよう 労働組合ってどうすごいんですか?』、発行 川村雅則ゼミナール(北海学園大学)、201711月。

 

「業種別職種別ユニオン運動」研究会HP2017.11.03
鈴木力:「港湾産業における労使関係の展開と労働組合運動」(2016-05-31)[出所]:一橋大学機関リポジトリ、発表年:2016年。

 

「五十嵐仁のページ 2017.10.17
五十嵐仁の転成仁語――9月22日(金)~1013日(金) 安倍首相の悪行が劇場型選挙の幕に隠れてしまった 政治転換の機は熟した「勝利の方程式」で追撃開始、『神奈川革新懇ニュース』201710月号。

 

BOOK・論点のページ2017.10.17
◇北健一『電通事件――なぜ死ぬまで働かなければならないのか』旬報社。森岡孝二の連続エッセイ - 332回 書評『エコノミスト』2017228日号。NPO法人 働き方ASU――NET 2017/9/2 22:19

 

富澤賢治のページ2017.10.10
非営利・協同の理念とナショナルセンターづくりの課題、富沢賢治、、『いのちとくらし研究所報』60号、「特定非営利活動法人 非営利・協同総合研究所 いのちとくらし」、20177月。

 

富澤賢治のページ2017.10.10
◇「社会的・連帯経済と非営利・協同運動」、『経済科学通信』、基礎経済科学研究所、20173月、No.142

 

木下武男のページ2017.09.15
◇『nyx(ニュクス)』 第3号、◆特集マルクス主義からマルクスへ 「マルクス・エンゲルスの労働組合論」、木下武男(労働社会学者/元昭和女子大学教授)、20161110日発行、堀之内出版。

 

「五十嵐仁のページ 2017.09.23
◇共闘のレベル上げてこそ、コメントは、『しんぶん赤旗』2017824日付
「水に落ちた安倍は打て」―安倍内閣打倒に向けての追撃戦が始まった『日本科学者会議東京支部つうしん』No.5992017910日号

 

第1回「業種別職種別ユニオン運動」研究会2017.09.07
◇第1回例会「業種別職種別ユニオン運動」研究会の報告者・コメンターの登壇写真・報告レジュメ・資料等を一挙にUPしました。

 

君は知っていますか全日自労を2017.09.01
◇「中西五洲の思い出」全文と「君は知っていますか「全日自労」という労働組合」を付けてPDF版として発行(A4判・104ページ)

 

大企業・総評型労働組合はどうなったのか2017.08.06
◇――鉄鋼労連、国労、私鉄総連広島電鉄・内山光雄、総評オルグ、全造船石川島、三菱長崎造船・長崎造船社研、合化労連、日本型産業別組合の可能性、「旬刊社会通信」。

 

「五十嵐仁のページ 2017.08.05 ◇共謀罪、「森友」「加計」学園疑惑国会の総括と今後の課題、『学習の友』No.76820178月号、「政治の劣化」「行政の劣化」とは何か―どこに問題があるのか、どうすべきか、『法と民主主義』No.52020177月号

 

“インフォーマル組織”とたたかった人たち2017.08.05
◇現代労働組合研究会・飯島信吾編、ネッスル日本、雪印食品、明治乳業、八幡製鉄、日本ステンレスなど、青木慧の著作より。

 

“インフォーマル組織”を斬る2017.08.05

1980年代のたたかい(PDF版)、勝山善介、吉村宗夫他、「サスコミ」などを追及。

浅見和彦のページ2017.07.15
◇戦後日本の労働者と労働組合運動――その現段階と課題、浅見和彦、『唯物論』、東京唯物論研究会、201511月、No.89

 

「業種別職種別ユニオン運動」研究会HP2017.07.30

エステ業界における労働運動の意義と展望――たかの友梨での労働協約の締結と同業他社への波及効果、青木耕太郎(エステ・ユニオン執行委員)、『労働法律旬報』(1855号・1856号、2016-01-25)、旬報社

 

小越洋之助のページ2017.07.08
▽日本の賃金闘争の課題について、小越洋之助、特集 賃金闘争・最賃闘争の課題と強化点、『月刊全労連』、全労連、20175月号/労働と貧困―労働力の世代的再生産の危機を考える、小越洋之助、【連載特集 現代の貧困(4)】、政經研究、106201661

 

「五十嵐仁のページ 2017.07.06

2017年夏の都議選結果――7月3日(月)都議選で噴き出した「怒りのマグマ」によって自民党が歴史的惨敗/7月4日(火)驚天動地の結果を生み出した都議選によって動き始めた政治の地殻変動/7月6日(木)都議選結果 安倍政治への怒りの表れだ。

 

「業種別職種別ユニオン運動」研究会HP2017.05.30
▽呼びかけ人――浅見和彦(専修大学)/指宿昭一(弁護士)/上原慎一(北海道大学)/遠藤公嗣(明治大学)/笠置裕亮(弁護士)/木下武男(元昭和女子大学教授)/熊沢誠(甲南大学名誉教授)/後藤道夫(都留文科大学名誉教授)/嶋﨑 量(弁護士)/新里宏二(弁護士)/吉田誠(立命館大学)

 

「業種別職種別ユニオン運動」の実践例2017.05.30

総合サポート・ユニオン(介護・保育ユニオン、エステ・ユニオン、ブラックバイト・ユニオン)、首都圏青年ユニオン・保育ユニオン、日本労働評議会(労評)、連帯ユニオン (全日本建設運輸連帯労働組合) 中央本部、関西地区生コン支部、管理職ユニオン・関西。

 

「ある編集者のブログ」2017.05.15

君は知っていますか「全日自労」という労働組合

 

「五十嵐仁のページ 2017.05.05

安倍政権と安保法制・憲法・外交・基地問題、大原社会問題研究所雑誌 700号、20172月号。

 

「中川雄一郎のページ」2017.03.15

写真で見る「中川雄一郎 最終講義&退職記念パーティー」2017311日(土)、明治大学リバティタワー、主催:最終講義実行委員会)。

 

田沼肇のページ2017.03.15

◆田沼肇全仕事、写真・profile、田沼肇著作集――DVD版、執筆項目別一覧、紹介・推薦文(早川征一郎、五十嵐仁ほか)。
 
「田沼肇のページ」をオープン(「ある編集者のブログ)。

 

松澤常夫のページ2017.03.05

生涯現役の「機関紙編集者」として! マイWORK――「日本労協新聞」の編集者として、これまでの「書籍出版」編集、私が書いてきたこと―私のルポ:その他、新聞「じかたび」の編集。松澤常夫のページをオープン(「ある編集者のブログ)。

 

それぞれの労働組合運動史・論32017.03.05

◆公共一般から何を学ぶか――個人加盟ユニオンの到達と可能性 。東洋志、「季刊 Theorist」、東京公務公共一般労働組合、2017年冬季号、05号。

 

下山房雄のページ2017.01.01

◆河上肇記念会総会に出席、治安維持法国賠同盟湘北支部『不屈 湘北版』、神奈川最賃千円裁判傍聴記(二十五)、『研究と資料』 201612月号掲載原稿、戦争法廃止・4市(海老名・綾瀬・座間・大和)共同市民の会―活動報告、えびな9条の会、会報119号。

 

「五十嵐仁のページ 2017.01.01 +07

2016年――講演・報告など(64回) 。実証された野党共闘の弁証法的発展、勤労者通信大学・通信の『知は力 基礎コース6』、勤労者通信大学、201612月、アメリカ大統領選挙でのトランプ当選をどう見るか『はちおうじ革新懇話会』、第72号。

2017年12月 7日 (木)

「身土不二」を自らが担う、「越谷発:農家のみなさん」

「水辺の市 越谷・にぎわいの会」のページに、ほぼ毎月、写真ルポで紹介するページづくりを行っているが、「地産地消をモットーに事業をしているワーカーズ・コレクティブ、キッチンとまと」のページに、以下の4回分をUPして見やすくした。

 

 「越谷発:農家のみなさん」のページ

 



  ◇20171114日(火) 葛西用水ウッドデッキ(越谷市役所横)

トマトづくりにかけた人生。育て方を探求して、栃木・群馬など関東各地を訪ね歩き。そして試行錯誤10年、ここ20年以上、香り・酸味・甘さの三位一体の自信作を出荷。おいしい「越谷米」も直販でリピーターの方に販売。食べたい方は「キッチンとまと」のお弁当を。

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◆「水辺の市」を支える人たち――7   三ツ木宗一さん(越谷市増林)

  http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/171114mizubenoiti.html

 

  ◇20170919日(火) 葛西用水ウッドデッキ(越谷市役所横)

江戸開府以来の歴史を誇る農家とその背景に「越谷自慢の屋敷林」を残し、いまでも多種多様な野菜・タケノコを生産する宇田川一郎さん(71)。キッチンとまとで販売中!

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◆「水辺の市」を支える人たち――6

  http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170919mizubenoiti.html

 

20170509日(火) 葛西用水ウッドデッキ(越谷市役所横)

越谷の農産物直売所・グリーン・マルシェ向けに多様な野菜作りに挑戦しながら、冬は「山東菜づくりの名人になる」内田よしこさん、内田裕さんご夫妻――水辺の市の名物店・「キッチンとまと(ワーカーズ・コレクティブ)」でも販売しています。

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◆「水辺の市」を支える人たち――2

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170509mizubenoiti.html

 

 ◇20170418日(火) 葛西用水ウッドデッキ(越谷市役所横)

甘い(高糖度の)、芳醇な味が口の中でジュワーと広がる、越谷産トマトを栽培している「髙橋政太郎さん」――水辺の市の名物店・「キッチンとまと(ワーカーズ・コレクティブ)」でも販売しています。

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◆「水辺の市」を支える人たち――1

  http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170418mizubenoiti.html

2017年12月 3日 (日)

猿田正機さんの「社会民主主義型福祉国家」と労働運動

 猿田さんの論理を紹介したく前に書いたものを本ブログに書いてきた。

 「日本における『福祉国家』と労使関係」(猿田正機稿)を再紹介する

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/post-3dee.html

 

以下の論文の宛先が「私の先輩編集者の加藤好雄さん」を偲んで書かれたもので、今頃見て、びっくり仰天している。

加藤さんは、2006年新年早々、若く旅立って行った。

加藤好雄さんは東京都立大学法学部の出身で、沼田稲次郎教授・籾井常喜教授の指導を受けて、労働旬報社に入社後、「労働法律旬報」誌の編集長を長年務めた(1970年代から10年ぐらいか)。この間、出版労連の社会科学共闘のメンバーに加わり、労働組合活動を行っていた。私は後輩として「出版労働者は東京都の教師並み賃金を勝ち取ろう」と話し合っていた時期だ。

その後、ジュニア版編集担当になり、その後の経過はわからないが(編集子はシーアンドシー出版へ)、晩年になって「賃金と社会保障」を別会社として請けて編集・制作をしていた。残念ながら、中年期になって病に襲われ、寒い時期に、金町の葬儀場でお別れした。

 

猿田さんは、「追悼文集」ではなく、自らの論文のTOPに自らのアイデンティティの所在として、加藤さんの偲ぶ文を書かれている。長いがこの部分だけでも掲載した。

 

社会民主主義型福祉国家・社会と日本の労働運動…一スウェーデンを素材として

中京大学経営学部、「中京経営研究」、20060901日。

 はじめに

1)日本は「福祉国家」か

2)「福祉社会・スウェーデン」から日本の労働運動が学べること 、

  1.日本とスウェーデンの市民生活 

  2.「企業社会・日本」と「福祉社会・スウェーデン」.

  3.格差社会・平等社会と労使関係

3)福祉国家・社会への批判と憧れ.諦め

4)「社会民主主義型福祉国家・社会」を否定して日本の労働運動は前進できるのか

5)「スウェーデン型福祉国家・社会」への期待

おわりに

キーワード:社会民主主義型福祉国家、スウェーデン、企業社会、新自由主義、日本の労働運動、中国労働運動

 

はじめに

  2006114日(土)1858分、突然、「加藤好雄 編集長が、114日に永眠されました。」とのファックスが飛び込んできた。入院されているとは聞いていたので、心配はしていたのだが、まさかという思いであった。私と加藤さんは、深い付き合いがあるわけではない。しかし、かなり以前から原稿依頼があり、「いずれ書きます」と延ばし延ばしになっていた。2年ほど前の、2004430日のファックスには次のように書かれていた。「猿田先生、連休に入ったところで恐縮です。福祉国家の論じ方/賃金制度から詰めるか、社会制度から詰めるか、くくって《賃金論の隘路と社会化戦略》。草稿も、ご奮闘いただきたく、お願い致します。目鼻をつけていただけると有難いです。トヨタの賃金制度の研究レポート掲載の用意、いつでも可です。これもタノミマス。 賃金と社会保障、加藤好雄」

 

 

『賃金と社会保障』誌は、大学院生の時代にゼミの仲間と調査報告を書いて以来、その後ほとんど論文を書く機会はなかったのだが、私にとっては大変身近で、多くを教えられた貴重な雑誌であった。学会の折りや文書で時折原稿を依頼された当時、私は経営学研究科長の任についており、また、社会政策学会や北ヨーロッパ学会の全国大会の開催などもあり大変忙しく、今日に至るまでその約束を果たせないできた。存命のうちにと思いつつ誠に申し訳ない気持ちで一杯である。ただ、トヨタ研究については「シリーズ・トヨタ研究」を、若い研究者の協力を得て、20046月上旬号の(その1)から20062月下旬号の(その7)まで続けることができ、少しは約束が果たせたかなと思っている。

 加藤さんから依頼のあった「労働力再生産費の社会化」、「賃金・所得の社会化」については、私が黒川俊雄先生に学んでいた大学院時代以来の久しい頃からの思いがあり、それが現在の「スウェーデン研究」に繋がっている。また、福祉国家については1992年にスウェーデンを旅行し興味を持ちはじめて以来のテーマであり、何らかの形で論文にしたいという思いは強かった。加藤さん亡き後も、このテーマを忘れず研究・執筆を続けたいと思っている。本稿は、加藤編集長を偲びつつ、「社会民主主義型福祉国家・社会と日本の労働運動」への現在の思いを書いてみたい。とは言っても、私は経済理論の研究者ではない。専門は労働問題や労務管理論である。なかでもトヨタ研究がメインテーマでありスウェーデン研究がもう一つの研究テーマである。福祉国家を論ずるに充分な研究の準備がないことを承知で、自己の国内外の調査・研究と愛知労働問題研究所などでの様々な経験をもとに、加藤さんを偲びつつ「福祉国家」への私の思いを綴ってみたものである。(中略)

《付記》本稿は『賃金と社会保障』に掲載する予定であった。しかし、最後になって新編集長から丁重な「掲載できない」旨の電話を頂いた。「加藤好雄前編集長は、こんなことは考えておられなかったと思う」、という趣旨のことが一番心に残っている。確かに、日本や世界の現状をみていると、いまさら社会民主主義的福祉国家か、と思われる人も少なくないことは本文中にも指摘した通りである。しかし、それでもスウェーデンなどのように中道左派の労働運動や政権を目標とする以外に、日本の現在の混迷を抜け出る道はないのではないか、というのが筆者の思いである。本論文が加藤前編集長の追悼論文として相応しいかどうかは分からないが、これで彼との約束を果たすこととしたい。若干の文言の修正を除いて、そのままを掲載した。

 

 《付記》の判断は、編集者の個性の問題なので、やむを得ないと思う。

 

 編集子は、加藤さん亡き後に、何もできなかったので、以下にUPし読めるようにした。

 

 「研究ノート」には、中林賢二郎著『世界労働運動の歴史』(上、1965年)(中略)にはスウェーデンなど北欧の記述はほとんどない、と書かれているが、「社会民主主義型福祉国家の論文」で一番ケ瀬康子さんの「ことにスウェーデンの場合には、少なくとも1970年代までは、日本においてはほとんど注目されていなかった」と書いて引用しているので、時代的限界の問題ではないかと思う。

 この時代的限界を突破する論文が、以下の論文ではないかと思い、「それぞれの労働組合運動史 3――猿田正機さん(中京大学名誉教授)の問題提起――論文・リスト」に掲載したので、是非お読みください。 

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/sorezorenoroudou-3.htm#saruta2017-12-03

 

研究ノート:「福祉国家」と日本の労働運動――「福祉国家・スウェーデン」を素材として、中京経営研究第9巻第2号、20002月。

社会民主主義型福祉国家・社会と日本の労働運動 : スウェーデンを素材として、 猿田 正機、中京大学経営学部、「中京経営研究」、20060901日。

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