無料ブログはココログ

2018年1月20日 (土)

「浅見和彦のページ」をリニューアルしました。

 以下のように、見やすく・読みやすくして、再構成してリニューアルした。

 

180119sintop



  TOP
ページ

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/asamikazuhiko/index.htm

新しい労働組合運動の構図 

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/asamikazuhiko/atarashii-union.htm

イギリス運輸・一般労働組合

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/asamikazuhiko/unyuippan.htm

建設産業における労働組合

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/asamikazuhiko/index.htm#kenseturoudou

主な単行本(共著など)

 

「運輸・一般労組(TGWU)の運動とその歴史」は別に紹介したい。

 

 ひとつだけ抽出したいテーマは、「人権2―調査と研究」、岡山 : おかやま人権研究センター、220号、201210月。NPO法人 おかやま人権研究センター事務局」で書かれた、「新しい時代の活動家像を考える」だ。

 

 「三つの変革観と今日の社会改革」の節で「多数者による政治変革にいたる以前に、社会の変革は開始できるし、歴史を振り返ると(中略)第三の見方が得られる」。「あえていえば。今日では政治的変革を相対視、社会改革を重視し拡大する運動観」――「労働組合や協同組合はもちろん、教育・福祉・医療の法人、NPOや社会的企業なども、そうした位置づけを与えられ、発展させられるべきものになる」――、とする。

 この第一は「政権奪取論」(戦後直後の共産党系、1980年代の社会主義協会系、新左翼系など)だ。第二は「多数者革命」で「代議制民主主義のもとでの多数派を獲得し、その後、権力によって社会や体制を変革する」「現在の主流の考え方」(1970年代から民主連合政府を提唱して活動家を総動員した共産党系の方法論、「大企業労働者の思想変革運動を強制して孤立した戦略」)とする(以上、カッコ内は編集子のとらえ方)。

 大胆に言い切っていて、賛同する。

 第三の変革観で「新しい労働組合運動」を担うことが、今問われているのだ。

 

 

 以下の文章は、「現代労働組合研究会のページ」UPした時期に書いておいたものだ。ここに再掲しておきたい。

 ▽2013.06.25

 戦後日本の労働組合の組織化戦略と活動――その経過と論点、浅見和彦、専修経済学論集、4232008 03月、A5判35

 

  はじめに

.戦後日本の組合組織化運動-3つの時期と展開形態

  1.戦後初期

  2.高度成長期

  3.ポスト高度成長期

.論点とその検討

  1.組織論上の原則

  2.未組織労働者の組織化

  3.機能論と労使関係政策

  むすびにかえて

 

 本論文は、「戦後日本における労働組合の組織化の主要な戦略と運動を取り上げる。対象とする時期は、 1945年から2000年前後までである。まず前半でその経過を跡づけて、後半でそのなかから組織論上のおもな論点をひろいあげ、若干の議論をしてみる。そうすることによって、組織化の歴史的な脈絡と、その戦略の意味、組織化運動の成果と問題点について検討するための材料を提示したい」として書かれたものである。

  編集子は、そのなかの「日本における一般労働組合」について、若い世代に伝えたいと思っている。

 

2015.03.19

「日本の労働組合運動の新しい構図」――『経済科学通信』(20128月号、No.129

 イギリスの運輸・一般労組(TGWU)研究の第一人者として長年研鑽している浅見和彦さん(専修大学教授)が、基礎経済科学研究所(京都)の『経済科学通信』(2012年8月号、No.129)に「日本の労働組合運動の新しい構図」を発表し、下記のように、労働組合組織化の方向を提案している。

  長年、労働組合衰退化の悲鳴に近い声を聞いている一人として、説得的提案をしているので、ぜひ多くのユニオンリーダー・労働組合活動家、労働問題研究者に読んでほしい。

 

 全体の柱立ては、以下のように多岐にわたって論じられている。 

 Ⅰ 労働組合運動の現段階――台頭する新しい構図

   (1)ポスト工業社会と大企業の労働者  

   (2)公務・公共部門の労働者と労働基本権   

   (3)中小企業の労働者と運動諸形態   

   (4)伸張する技能職・専門職の労働組合

   (5)非正規労働者の組織化の前進―1980年代以降

  Ⅱ 労働組合運動の改革をめぐる論点と課題

   (1)労働者の諸階層と労働組合

   (2)労働者組織の二重性―労働組合と企業内労働者組織

   (3)「産業」・「地域」・「職場」のトライアングル

  (4)企業内労働者組織の今日的な確立と改革

   (5)労使関係機構と協約による労働・社会改革

   (6)求められる<有機的連帯>の戦略的構想力

 

 著者は、以下のように労働組合組織強化の方向と展望を、提案しているが、編集子自身も「次の世代」に伝えていきたい「未来の希望をつくる労働組合像」だと確信している。

 

 労働組合組織を確立・強化するには、ナショナルセンターが指導性を発揮し、一方で、「産業・業種・職種」の線に沿って、①産業別・業種別・職種別地方組織と全国組織の強化、 ②「産業」と「地域」の“交差点”への事業所別・企業別組織の結集、③個人加盟の労働組合組織(一般労働組合の産業別・業種別・職種別の 部会・支部、産業別労働組合の地域支部、地域ユニオンなど)の拡大・新設、④これらによる産業別・業種別・職種別の団体交渉機能の形成、⑤組織合同がおこなわれなければならず、また他方で、「地方・地域」のローカルセンターを確立・強化しなければならない。「職場」は、こうした「産業」(業種・職種)と「地域」(地方)を結んだ底辺と二つの線に支えられた頂点であることが必要なのである。

 

   

  ▽既出[2013319 ()

  現代労働組合組織論を追求する浅見和彦さん――現代労働組合研究会のHP・ⅩⅥ

   http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-1929.html

 

 

2018年1月14日 (日)

「愛知労働問題研究会発足のよびかけ」がありました。

 先達のみなさんのご苦労が凝縮した「地域労働問題・労働運動資料」が、PDFで読めるという情報を呼びかけ人のおひとり、櫻井善行(西三河労連顧問)さんから紹介された。

 

それは「愛知労働問題研究会のサイトです」というホームページ。

http://www.roren.net/romonken/

 同ページは「愛知労働問題研究会発足のよびかけ(20178月) 愛知労働問題研究会」によると、「愛知労働問題研究所」の後継研究会(2018120日発足)のページだ。

 

1987年の設立以来、調査研究活動を通じて愛知県地域の労働運動に貢献することをめざしてきた「愛知労働問題研究所」が、今年7月末に解散しました。しかし、上記のような状況を踏まえるならば、労働運動の実践者と研究者の協力・共同にもとづく労働問題に関する調査研究活動の必要性は、従来にも増して大きくなっています。そのため、私たちは、新たに「愛知労働問題研究会」を発足させることにしました。この研究会では、当面、「地域における労働実態と労働運動の課題」について定例研究会を開催していく予定です(裏面の「愛知労働問題研究会の申し合わせ」案を参照、定例研究会の詳細は後日お知らせ)。労働組合員をはじめ労働運動実践者・研究者・弁護士・学生・労働組合など労働問題に関心をもつ個人や団体に、愛知労働問題研究会への参加をよびかけます。]

 

 なぜこのような形態になったのか、「所報第195号、2017715日」でその背景の一端が書かれている(2017年愛知労働問題研究所総会議案、「所報 研究所とのNet Work Aichi labor Institute」)。

「所員と個人会員の退職・高齢化(退会を含む)にともなう調査研究活動力の低下(略)、年間会費収入約190万円(団体会費が約140万円)のうち、愛労連が60万円を負担しています。愛労連の加盟人数は結成直後(198911月)には約7.4万人でしたが、現在は4.9万人に減少しています(20166月現在)」

 

前者は世代交代がすすまなかったこと、後者は残念ながら「全労連系の労働組合の減衰」を示している。全国を地域レベルで見たら同様な傾向は、そこかしこの状況だろう。

 

しかし、この研究所は、「愛知労間研での活動で現在につながるものとしては、トヨタの社会的責任を追及してきたトヨタシンポ・給行動があります。研究所としてまとめた『トヨタ・グループの新戦略』、『変貌する世界企業トヨタ』共に新日本出版社は印象的です。その後は、自動車トヨタの経営戦略と社会的賛任(『現代日本の多国籍企業』新日本出版社、最近では自動車メーカーの社会的費任一三菱自動車の燃費不正問題(「経済」)をまとめました」(原点は愛知労働問題研究所での活動、佐々木昭三・元事務局長、「所報」第196号、2017815日)。

 

冒頭に紹介したように「地域労働問題・労働運動資料」が、PDFで読めるということは、、以下のサイトで旧愛知労働問題研究所の刊行物(「No.1 19879月」から「No.196(終刊号) 2017815日」)が収録されている、ことだ。

http://www.roren.net/romonken/shohou.html

 

どなたか、膨大なPDFを読み込んで、解説を書いて、発表してほしい。地域統一労組懇から地域全労連へ歩んだ歴史、いのちと暮らしの運動、自治体労働者や教育労働者・職員問題、大企業の労働者統合戦略を分析できる「宝庫」のはずだ。

 

編集子は日本の労働問題・労働運動史は「潮流別にある」という前提で見てはならないという立場にあるので、以下のような事実も紹介してきた。

 

 「企業別組合は日本の『トロイの木馬』」(宮前忠夫著)をめぐって[20171118 ()

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-e777.html

 

 大企業・総評型労働組合はどうなったのか[20178 7 ()

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-5d5d.html

 

 『旬刊社会通信』の存在を知ってよかった[20161216 ()

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-cb95.html

 

 化学産業における労働組合の旗を守った人たち[20162 4 ()

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-834d.html

長崎造船社研・左翼少数派労働運動の軌跡 [201510 9 () 

 http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-3925.html 

  大企業組合としてフォーマル化したインフォーマル組織20131023 ()] 

 http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-d631.html

 どこに消えた『サスコミ』グループ――インフォーマル組織物語Ⅸ20121017 ()] 

 http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-d4b4.html

 

 

 

   

 

 

2017年12月31日 (日)

「現代労働組合研究会のページ」を更新しています――2017年(2017年1月~12月)

 

 以下のように、2017年の1年間に更新・UPしました。興味のある方はどうぞ!

 現代労働組合研究会のページ――「労働組合宣言づくり」のために

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/union-top.html

 

 

 

「五十嵐仁のページ 2017.12.17
衆院選を教訓に、市民と立憲野党の共闘の深化を、『法と民主主義』No.523201711月号。
総選挙の結果と安倍9条改憲をめぐる新たな攻防、憲法会議発行の『月刊 憲法運動』通巻466号、201712月号。

 

「中川雄一郎のページ」2017.12.17
2017
1130日 反知性主義あるいはポピュリズム(3)―反知性としてのポピュリズム― 。20170831日 反知性主義あるいはポピュリズム(2)―ポピュリズムとは何か― 。20170531日 反知性主義あるいはポピュリズム(1) 。

 

芹澤寿良のページ2017.11.26
「《日本鉄鋼産業労働組合連合会本部書記》芹澤壽良オーラル・ヒストリー」を青木宏之先生のご了承を得てUPした。

 

「ある編集者のブログ」2017.11.26
職能的結集を見直しつつ――私たちの組織的課題《現代労働組合における組織的課題》、佐藤一晴、「労働法律旬報」、1185号、1988210日号。 職能ユニオンの可能性――開かれた労働市場と「企業社会」の乗り超え、佐藤一晴、「賃金と社会保障」、労働旬報社、199611月上旬号。

 

「労働組合「自己改革」の議論」のページ2017.11.12
2017
114日(土)に開催された「業種別職種別ユニオン運動」研究会のコメント(労働組合「自己改革」期における出版労連の先駆性)に、諸論文をリンクしてPDFで読めるようにした(「木下武男のページ」)。

 

「企業別組合」と現代労働組合運動の組織的課題 (中林賢二郎)2017.11.12
「工場のなかに一つの企業別組合をつくるという意味ではなく、一工場の労働者を一つの産業別組合の地域組織に結集する意味であった」『現代労働組合運動組織論』(中林賢二郎著、労働旬報社、1979年)。『日本の労働組合運動』(第5巻の論文UP、大月書店、1985年) 。

 

それぞれの労働組合運動史・論42017.11.03
『学校で労働法・労働組合を学ぶ 札幌地域労組に聞いてみよう 労働組合ってどうすごいんですか?』、発行 川村雅則ゼミナール(北海学園大学)、201711月。

 

「業種別職種別ユニオン運動」研究会HP2017.11.03
鈴木力:「港湾産業における労使関係の展開と労働組合運動」(2016-05-31)[出所]:一橋大学機関リポジトリ、発表年:2016年。

 

「五十嵐仁のページ 2017.10.17
五十嵐仁の転成仁語――9月22日(金)~1013日(金) 安倍首相の悪行が劇場型選挙の幕に隠れてしまった 政治転換の機は熟した「勝利の方程式」で追撃開始、『神奈川革新懇ニュース』201710月号。

 

BOOK・論点のページ2017.10.17
◇北健一『電通事件――なぜ死ぬまで働かなければならないのか』旬報社。森岡孝二の連続エッセイ - 332回 書評『エコノミスト』2017228日号。NPO法人 働き方ASU――NET 2017/9/2 22:19

 

富澤賢治のページ2017.10.10
非営利・協同の理念とナショナルセンターづくりの課題、富沢賢治、、『いのちとくらし研究所報』60号、「特定非営利活動法人 非営利・協同総合研究所 いのちとくらし」、20177月。

 

富澤賢治のページ2017.10.10
◇「社会的・連帯経済と非営利・協同運動」、『経済科学通信』、基礎経済科学研究所、20173月、No.142

 

木下武男のページ2017.09.15
◇『nyx(ニュクス)』 第3号、◆特集マルクス主義からマルクスへ 「マルクス・エンゲルスの労働組合論」、木下武男(労働社会学者/元昭和女子大学教授)、20161110日発行、堀之内出版。

 

「五十嵐仁のページ 2017.09.23
◇共闘のレベル上げてこそ、コメントは、『しんぶん赤旗』2017824日付
「水に落ちた安倍は打て」―安倍内閣打倒に向けての追撃戦が始まった『日本科学者会議東京支部つうしん』No.5992017910日号

 

第1回「業種別職種別ユニオン運動」研究会2017.09.07
◇第1回例会「業種別職種別ユニオン運動」研究会の報告者・コメンターの登壇写真・報告レジュメ・資料等を一挙にUPしました。

 

君は知っていますか全日自労を2017.09.01
◇「中西五洲の思い出」全文と「君は知っていますか「全日自労」という労働組合」を付けてPDF版として発行(A4判・104ページ)

 

大企業・総評型労働組合はどうなったのか2017.08.06
◇――鉄鋼労連、国労、私鉄総連広島電鉄・内山光雄、総評オルグ、全造船石川島、三菱長崎造船・長崎造船社研、合化労連、日本型産業別組合の可能性、「旬刊社会通信」。

 

「五十嵐仁のページ 2017.08.05 ◇共謀罪、「森友」「加計」学園疑惑国会の総括と今後の課題、『学習の友』No.76820178月号、「政治の劣化」「行政の劣化」とは何か―どこに問題があるのか、どうすべきか、『法と民主主義』No.52020177月号

 

“インフォーマル組織”とたたかった人たち2017.08.05
◇現代労働組合研究会・飯島信吾編、ネッスル日本、雪印食品、明治乳業、八幡製鉄、日本ステンレスなど、青木慧の著作より。

 

“インフォーマル組織”を斬る2017.08.05

1980年代のたたかい(PDF版)、勝山善介、吉村宗夫他、「サスコミ」などを追及。

浅見和彦のページ2017.07.15
◇戦後日本の労働者と労働組合運動――その現段階と課題、浅見和彦、『唯物論』、東京唯物論研究会、201511月、No.89

 

「業種別職種別ユニオン運動」研究会HP2017.07.30

エステ業界における労働運動の意義と展望――たかの友梨での労働協約の締結と同業他社への波及効果、青木耕太郎(エステ・ユニオン執行委員)、『労働法律旬報』(1855号・1856号、2016-01-25)、旬報社

 

小越洋之助のページ2017.07.08
▽日本の賃金闘争の課題について、小越洋之助、特集 賃金闘争・最賃闘争の課題と強化点、『月刊全労連』、全労連、20175月号/労働と貧困―労働力の世代的再生産の危機を考える、小越洋之助、【連載特集 現代の貧困(4)】、政經研究、106201661

 

「五十嵐仁のページ 2017.07.06

2017年夏の都議選結果――7月3日(月)都議選で噴き出した「怒りのマグマ」によって自民党が歴史的惨敗/7月4日(火)驚天動地の結果を生み出した都議選によって動き始めた政治の地殻変動/7月6日(木)都議選結果 安倍政治への怒りの表れだ。

 

「業種別職種別ユニオン運動」研究会HP2017.05.30
▽呼びかけ人――浅見和彦(専修大学)/指宿昭一(弁護士)/上原慎一(北海道大学)/遠藤公嗣(明治大学)/笠置裕亮(弁護士)/木下武男(元昭和女子大学教授)/熊沢誠(甲南大学名誉教授)/後藤道夫(都留文科大学名誉教授)/嶋﨑 量(弁護士)/新里宏二(弁護士)/吉田誠(立命館大学)

 

「業種別職種別ユニオン運動」の実践例2017.05.30

総合サポート・ユニオン(介護・保育ユニオン、エステ・ユニオン、ブラックバイト・ユニオン)、首都圏青年ユニオン・保育ユニオン、日本労働評議会(労評)、連帯ユニオン (全日本建設運輸連帯労働組合) 中央本部、関西地区生コン支部、管理職ユニオン・関西。

 

「ある編集者のブログ」2017.05.15

君は知っていますか「全日自労」という労働組合

 

「五十嵐仁のページ 2017.05.05

安倍政権と安保法制・憲法・外交・基地問題、大原社会問題研究所雑誌 700号、20172月号。

 

「中川雄一郎のページ」2017.03.15

写真で見る「中川雄一郎 最終講義&退職記念パーティー」2017311日(土)、明治大学リバティタワー、主催:最終講義実行委員会)。

 

田沼肇のページ2017.03.15

◆田沼肇全仕事、写真・profile、田沼肇著作集――DVD版、執筆項目別一覧、紹介・推薦文(早川征一郎、五十嵐仁ほか)。
 
「田沼肇のページ」をオープン(「ある編集者のブログ)。

 

松澤常夫のページ2017.03.05

生涯現役の「機関紙編集者」として! マイWORK――「日本労協新聞」の編集者として、これまでの「書籍出版」編集、私が書いてきたこと―私のルポ:その他、新聞「じかたび」の編集。松澤常夫のページをオープン(「ある編集者のブログ)。

 

それぞれの労働組合運動史・論32017.03.05

◆公共一般から何を学ぶか――個人加盟ユニオンの到達と可能性 。東洋志、「季刊 Theorist」、東京公務公共一般労働組合、2017年冬季号、05号。

 

下山房雄のページ2017.01.01

◆河上肇記念会総会に出席、治安維持法国賠同盟湘北支部『不屈 湘北版』、神奈川最賃千円裁判傍聴記(二十五)、『研究と資料』 201612月号掲載原稿、戦争法廃止・4市(海老名・綾瀬・座間・大和)共同市民の会―活動報告、えびな9条の会、会報119号。

 

「五十嵐仁のページ 2017.01.01 +07

2016年――講演・報告など(64回) 。実証された野党共闘の弁証法的発展、勤労者通信大学・通信の『知は力 基礎コース6』、勤労者通信大学、201612月、アメリカ大統領選挙でのトランプ当選をどう見るか『はちおうじ革新懇話会』、第72号。

2017年12月 7日 (木)

「身土不二」を自らが担う、「越谷発:農家のみなさん」

「水辺の市 越谷・にぎわいの会」のページに、ほぼ毎月、写真ルポで紹介するページづくりを行っているが、「地産地消をモットーに事業をしているワーカーズ・コレクティブ、キッチンとまと」のページに、以下の4回分をUPして見やすくした。

 

 「越谷発:農家のみなさん」のページ

 



  ◇20171114日(火) 葛西用水ウッドデッキ(越谷市役所横)

トマトづくりにかけた人生。育て方を探求して、栃木・群馬など関東各地を訪ね歩き。そして試行錯誤10年、ここ20年以上、香り・酸味・甘さの三位一体の自信作を出荷。おいしい「越谷米」も直販でリピーターの方に販売。食べたい方は「キッチンとまと」のお弁当を。

171116mitugitop


◆「水辺の市」を支える人たち――7   三ツ木宗一さん(越谷市増林)

  http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/171114mizubenoiti.html

 

  ◇20170919日(火) 葛西用水ウッドデッキ(越谷市役所横)

江戸開府以来の歴史を誇る農家とその背景に「越谷自慢の屋敷林」を残し、いまでも多種多様な野菜・タケノコを生産する宇田川一郎さん(71)。キッチンとまとで販売中!

 170919udagawatop


◆「水辺の市」を支える人たち――6

  http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170919mizubenoiti.html

 

20170509日(火) 葛西用水ウッドデッキ(越谷市役所横)

越谷の農産物直売所・グリーン・マルシェ向けに多様な野菜作りに挑戦しながら、冬は「山東菜づくりの名人になる」内田よしこさん、内田裕さんご夫妻――水辺の市の名物店・「キッチンとまと(ワーカーズ・コレクティブ)」でも販売しています。

 170509utidatop




◆「水辺の市」を支える人たち――2

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170509mizubenoiti.html

 

 ◇20170418日(火) 葛西用水ウッドデッキ(越谷市役所横)

甘い(高糖度の)、芳醇な味が口の中でジュワーと広がる、越谷産トマトを栽培している「髙橋政太郎さん」――水辺の市の名物店・「キッチンとまと(ワーカーズ・コレクティブ)」でも販売しています。

 170330takahasi1


◆「水辺の市」を支える人たち――1

  http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170418mizubenoiti.html

2017年12月 3日 (日)

猿田正機さんの「社会民主主義型福祉国家」と労働運動

 猿田さんの論理を紹介したく前に書いたものを本ブログに書いてきた。

 「日本における『福祉国家』と労使関係」(猿田正機稿)を再紹介する

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/post-3dee.html

 

以下の論文の宛先が「私の先輩編集者の加藤好雄さん」を偲んで書かれたもので、今頃見て、びっくり仰天している。

加藤さんは、2006年新年早々、若く旅立って行った。

加藤好雄さんは東京都立大学法学部の出身で、沼田稲次郎教授・籾井常喜教授の指導を受けて、労働旬報社に入社後、「労働法律旬報」誌の編集長を長年務めた(1970年代から10年ぐらいか)。この間、出版労連の社会科学共闘のメンバーに加わり、労働組合活動を行っていた。私は後輩として「出版労働者は東京都の教師並み賃金を勝ち取ろう」と話し合っていた時期だ。

その後、ジュニア版編集担当になり、その後の経過はわからないが(編集子はシーアンドシー出版へ)、晩年になって「賃金と社会保障」を別会社として請けて編集・制作をしていた。残念ながら、中年期になって病に襲われ、寒い時期に、金町の葬儀場でお別れした。

 

猿田さんは、「追悼文集」ではなく、自らの論文のTOPに自らのアイデンティティの所在として、加藤さんの偲ぶ文を書かれている。長いがこの部分だけでも掲載した。

 

社会民主主義型福祉国家・社会と日本の労働運動…一スウェーデンを素材として

中京大学経営学部、「中京経営研究」、20060901日。

 はじめに

1)日本は「福祉国家」か

2)「福祉社会・スウェーデン」から日本の労働運動が学べること 、

  1.日本とスウェーデンの市民生活 

  2.「企業社会・日本」と「福祉社会・スウェーデン」.

  3.格差社会・平等社会と労使関係

3)福祉国家・社会への批判と憧れ.諦め

4)「社会民主主義型福祉国家・社会」を否定して日本の労働運動は前進できるのか

5)「スウェーデン型福祉国家・社会」への期待

おわりに

キーワード:社会民主主義型福祉国家、スウェーデン、企業社会、新自由主義、日本の労働運動、中国労働運動

 

はじめに

  2006114日(土)1858分、突然、「加藤好雄 編集長が、114日に永眠されました。」とのファックスが飛び込んできた。入院されているとは聞いていたので、心配はしていたのだが、まさかという思いであった。私と加藤さんは、深い付き合いがあるわけではない。しかし、かなり以前から原稿依頼があり、「いずれ書きます」と延ばし延ばしになっていた。2年ほど前の、2004430日のファックスには次のように書かれていた。「猿田先生、連休に入ったところで恐縮です。福祉国家の論じ方/賃金制度から詰めるか、社会制度から詰めるか、くくって《賃金論の隘路と社会化戦略》。草稿も、ご奮闘いただきたく、お願い致します。目鼻をつけていただけると有難いです。トヨタの賃金制度の研究レポート掲載の用意、いつでも可です。これもタノミマス。 賃金と社会保障、加藤好雄」

 

 

『賃金と社会保障』誌は、大学院生の時代にゼミの仲間と調査報告を書いて以来、その後ほとんど論文を書く機会はなかったのだが、私にとっては大変身近で、多くを教えられた貴重な雑誌であった。学会の折りや文書で時折原稿を依頼された当時、私は経営学研究科長の任についており、また、社会政策学会や北ヨーロッパ学会の全国大会の開催などもあり大変忙しく、今日に至るまでその約束を果たせないできた。存命のうちにと思いつつ誠に申し訳ない気持ちで一杯である。ただ、トヨタ研究については「シリーズ・トヨタ研究」を、若い研究者の協力を得て、20046月上旬号の(その1)から20062月下旬号の(その7)まで続けることができ、少しは約束が果たせたかなと思っている。

 加藤さんから依頼のあった「労働力再生産費の社会化」、「賃金・所得の社会化」については、私が黒川俊雄先生に学んでいた大学院時代以来の久しい頃からの思いがあり、それが現在の「スウェーデン研究」に繋がっている。また、福祉国家については1992年にスウェーデンを旅行し興味を持ちはじめて以来のテーマであり、何らかの形で論文にしたいという思いは強かった。加藤さん亡き後も、このテーマを忘れず研究・執筆を続けたいと思っている。本稿は、加藤編集長を偲びつつ、「社会民主主義型福祉国家・社会と日本の労働運動」への現在の思いを書いてみたい。とは言っても、私は経済理論の研究者ではない。専門は労働問題や労務管理論である。なかでもトヨタ研究がメインテーマでありスウェーデン研究がもう一つの研究テーマである。福祉国家を論ずるに充分な研究の準備がないことを承知で、自己の国内外の調査・研究と愛知労働問題研究所などでの様々な経験をもとに、加藤さんを偲びつつ「福祉国家」への私の思いを綴ってみたものである。(中略)

《付記》本稿は『賃金と社会保障』に掲載する予定であった。しかし、最後になって新編集長から丁重な「掲載できない」旨の電話を頂いた。「加藤好雄前編集長は、こんなことは考えておられなかったと思う」、という趣旨のことが一番心に残っている。確かに、日本や世界の現状をみていると、いまさら社会民主主義的福祉国家か、と思われる人も少なくないことは本文中にも指摘した通りである。しかし、それでもスウェーデンなどのように中道左派の労働運動や政権を目標とする以外に、日本の現在の混迷を抜け出る道はないのではないか、というのが筆者の思いである。本論文が加藤前編集長の追悼論文として相応しいかどうかは分からないが、これで彼との約束を果たすこととしたい。若干の文言の修正を除いて、そのままを掲載した。

 

 《付記》の判断は、編集者の個性の問題なので、やむを得ないと思う。

 

 編集子は、加藤さん亡き後に、何もできなかったので、以下にUPし読めるようにした。

 

 「研究ノート」には、中林賢二郎著『世界労働運動の歴史』(上、1965年)(中略)にはスウェーデンなど北欧の記述はほとんどない、と書かれているが、「社会民主主義型福祉国家の論文」で一番ケ瀬康子さんの「ことにスウェーデンの場合には、少なくとも1970年代までは、日本においてはほとんど注目されていなかった」と書いて引用しているので、時代的限界の問題ではないかと思う。

 この時代的限界を突破する論文が、以下の論文ではないかと思い、「それぞれの労働組合運動史 3――猿田正機さん(中京大学名誉教授)の問題提起――論文・リスト」に掲載したので、是非お読みください。 

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/sorezorenoroudou-3.htm#saruta2017-12-03

 

研究ノート:「福祉国家」と日本の労働運動――「福祉国家・スウェーデン」を素材として、中京経営研究第9巻第2号、20002月。

社会民主主義型福祉国家・社会と日本の労働運動 : スウェーデンを素材として、 猿田 正機、中京大学経営学部、「中京経営研究」、20060901日。

171003nihonto

 

「日本における『福祉国家』と労使関係」(猿田正機稿)を再紹介する

上記の論文は20130620日に「現代労働組合研究会のページ――それぞれの労働組合運動史-3」で紹介していた「日本における『福祉国家』と労使関係」(猿田正機稿、「中京経営研究」Vol.22,No.122013-03-15)。

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/sorezorenoroudou-3.htm#saruta130620

 

1 節 福祉国家とは

2 節 年功賃金と同一価値労働同一賃金

3 節 企業別組合とユニオンの連帯

 

《結論を一言で言うと, スウェーデンなど北欧的な平等・連帯の福祉国家建設の道を選択し,その上に日本的な文化を花開かせるべきだ, ということである。》

 (中略)

《そして第3 , すべての人間が尊重される平等な福祉国家を築くうえでどんな労働組合組織や労働運動が望ましいのかを正面から議論せずに日本の労働運動さらには中道左派勢力の躍進は望めないであろう。いわゆる労働組合組織の再編成の問題である。福祉国家のための労働運動なのか, 社会主義のための労働運動なのか,これらの問題を含めてすべての対立を克服して労働者が労働者の力で解決しなければならない重要な課題である。》

 

 再度、本ブログで紹介しなければと思ったのは、以下のように論文に書かれている人たちの人名とそれぞれが果たした結果について、若い世代に伝えていかなければいけないと思った次第。

 

13/06/20(以下が紹介文)

日本における「福祉国家」と労使関係――日本における「福祉国家」と労使関係、「中京経営研究」Vol.22,No.122013-03-15 (PDF版)

  猿田正機(中京大)さんの「日本労働運動のルネッサンス」の論文を、最近知りました。 以下に登場人物を出しておきました。

  編集子が「現代労働組合研究会」の本サイトを開設して、紹介し始めた人たちも取り上げられています。 猿田さんの研究者としての真摯な思いに共鳴する一人です。

 

 ▽論文で登場する論者・実践家名(または単行本)

  はじめに

 第1節 福祉国家とは

 田中浩、武川正吾、大月書店版『社会福祉辞典』(2002年)、正村公宏、『新・日本経済への提言』(日本共産党)、木下武男、渡辺治、後藤道夫、赤堀正成、岩佐卓也、森ます美、牧野富夫、二宮厚美、連合、連合総研、宮本太郎

  第2節 年功賃金と同一価値労働同一賃金

  伊藤セツ、米沢光悦(日本共産党中央委員会労働局)、越堂悦子、愛知労働問題研究所、川口和子、下山房雄、森ます美、黒田兼一、遠藤公嗣、赤堀正成、岩佐卓也、上田裕子、牧野富夫、黒川俊雄

  第3節 企業別組合とユニオンの連帯

  左派の労働問題研究者からの企業別組合の積極的評価(実名なし)、木下武男、宮本顕治、荒堀広、戸木田嘉久、下山房雄、大河内教授、三河教職員組合、金融ユニオン、全トヨタ労組、山田和代、社会運動ユニオニズム、戸塚秀男、高須裕彦、ANUオールナショナルユニオン、愛知連帯ユニオン、名古屋ふれあいユニオン、女性ユニオン名古屋、笹島日雇労働組合、ゼネラルユニオン(東海支部)、ATU(全トヨタ労組)、フィリピントヨタ労組を支援する愛知の会、NPO愛知働く者の健康センター、名古屋労災職業病研究会、ユニオンみえ、岐阜一般労組、高橋祐吉

  おわりに

 

 単行本としては、『日本的労使関係と「福祉国家」――労務管理と労働政策を中心として』/著者 猿田正機(著)、税務経理協会、発行年月 201304月。

171203nihonteki

  

  以下、前著とは、『戦後日本における労務管理と労働政策』(中京大学商学研究叢書、1986年)をさす。

 

 はじめに

 序 章 前著の第1編第1章~第3章および第2編序章を大幅修正)

 第1章 戦後民主変革期における労務管理・労働政策一戦前型日本的労務管理の解体と労働政策の民主化―(前著の第1章~第3章を大幅加筆・修正)

 第2章 高度経済成長期における労務管理・労働政策―能力主義管理の確立― (前書の第4章を大幅加筆・修正)

 第3章 低経済成長期における労務管理・労働政策(前著の第5章を大幅加筆・修正)

 第4章 長期経済不況と労務管理・労働政策(第1節を書き下ろし、第2節は2009年の論文の再録)

 第5章 日本における『福祉国家」と労使関係(書き下ろし)

 第6章 企業規模別賃金格差と労働者の分断・差別(2000年の論文に後半部分を加筆)

 

 

 

 

 ▽(2017.12.02)以下に書評があることを、桜井善幸さん(前愛知労働問題研究所)から教わったので、紹介しておく。

 

 書評 猿田正機著『日本的労使関係と「福祉国家」 : 労務管理と労働政策を中心として』、 浅生 卯一、日本労働社会学会年報・25号、日本労働社会学会編集委員会編、2014年。

 171029roudousyaigaku25


 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/sorezorenoroudou-3.htm#asao171202

 

 

 

▽猿田正機さんの「国会図書館のデジタルデータ」

http://ci.nii.ac.jp/search?q=%E7%8C%BF%E7%94%B0%E6%AD%A3%E6%A9%9F&range=0&sortorder=1&count=20&start=1

 

 ▽「中京大学経営学部 猿田 正機教授  中京大学 学術情報リポジトリ」」での論文リスト

https://chukyo-u.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_snippet&pn=1&count=20&order=16&lang=japanese&creator=%E7%8C%BF%E7%94%B0+%E6%AD%A3%E6%A9%9F&page_id=13&block_id=21

2017年11月24日 (金)

職能別ユニオンの現代的課題を追求――佐藤一晴さんの想い

 

音楽家ユニオンを創出した佐藤一晴さん(前日本音楽家ユニオン事務局長、19332002)が追求した「職能別ユニオンの現代的課題」をUP。 

 

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/sorezorenoroudou-3.htm#satou2017-11-24

 

 

Kanase360479

 

 佐藤さんが書き残した以下の文章は、今でも重い。

 

 

 

 「しかし、この分野でも妥協せず、個人加盟原則を貫きました。企業内組合の場合でもそこへの加盟は基本的に個人単位ですし、先輩であるヨーロッパのユニオンを見てもこの原則は貫かれています。  

 音楽ユニオン(音楽家ユニオンの前身の組織)が結成されたのは一九七二年です。その前にいくつかのオーケストラでは、企業別単組が組織されていました。当時の、つまり一九六〇年代後半の個人加盟労組運動の停滞と既成企業内労組批判のいささかのゆきすぎの反動として、企業内組合の階級的強化論が力を得てきていた頃ですが、主流的見解は、そのまま企業別単組の連合体をつくる方向をとるべきだ、ということでした。
 しかし、私たちは断固として、企業内労働組合の解散と各個人のユニオンヘの再登録という道をとりました。この過程で非組合員が増えたところも一、二ありましたが、その後何年かの経過のなかで、結局は吸収されました。またその後続々誕生したオーケストラの組織は、いずれも楽団員個々が個人加盟ユニオンの一員となり、各オーケストラ単位の職場組織をつくるのが当然ということになっています。
 日本の労働組合の「常識」の影響を受けて、企業単位のものの考え方が根強く残っていますが、ユニオン全体の決定や統一的政策を優先させることは自ら当然という態度が習慣となっており、この組織原則を貫いたことは全く正しかったと考えています。」

 

 

 

 ▽2017.11.25

 

 職能的結集を見直しつつ――私たちの組織的課題《現代労働組合における組織的課題》、「労働法律旬報」、旬報社、1185号、1988210日号。 2017.11.06

 

 「職能ユニオンの可能性――開かれた労働市場と「企業社会」の乗り超え」、佐藤一晴、初出:「賃金と社会保障」(労働旬報社、199611月上旬号)。追悼・遺稿集刊行委員会編『一晴の夢、歩んだ世界』(20021116日発行)所収。

 

13/08/26

 

佐藤一晴さんのHPと「統一」論

 

 日本的風土に『統一』の思想をどう実らせるか、「佐藤一晴さんのHP」(日本音楽家ユニオン、東京争議団事務局長、正路喜社労組、東京労働争議研究会、19322002年)

 

 

 

『一晴の夢・歩んだ世界 佐藤一晴 追悼・遺稿集』(目次)

 

http://issey211.miraiserver.net/IR-00.htm

 

 

 ▽佐藤一晴さんのHPがオープンされています

 

  http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-a806.html

 

 

 

「芹澤壽良さん(高知短期大学名誉教授)のオーラル・ヒストリー」をUP

前々から、「《日本鉄鋼産業労働組合連合会本部書記》芹澤壽良オーラル・ヒストリー」をUPしてほしいといわれていましたので、青木宏之先生のご了承を得てUPした。

 

芹澤壽良のページ

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/serizawa/index.htm

 

《日本鉄鋼産業労働組合連合会本部書記》芹澤壽良オーラル・ヒストリー

平成26年度 日本学術振興会科学研究費補助金[基盤研究(B)]

     研究成果報告書【課題番号:23330115

聞き手:青木宏之(高知短期大学准教授)

 

    【目次】

はじめに 2

<第一回オーラル> 3

戦後初期、激動下の中・高校生時代 3

1950年代前半期における早稲田大学での学生運動 4

労働法研究会での野村平爾先生との出合い 6

労働組合の実態調査から学ぶ 8

鉄鋼労連への就職 10

初期鉄鋼労連の「組織文化」 14

労働組合主義の形成過程:執行部の変化 17

鉄鋼労連本部書記局内の左派有志グループ「月曜会」 23

195060年代の「合理化」反対闘争 25

  ①  闘う鉄鋼中小労組への支援と組織化の取り組み 25

  ②  合理化闘争委員会の設置と基本方針の提起 26

  ③  要員調査交流会議 27

鉄鋼業における1959年の賃金闘争 32

1959年賃金開争における淀川製鋼労組の電源ストライキ戦術 32

三井三池開争支援の鉄鋼労連オルグ団活動 34

195060年代の鉄鋼労連の政治的運動 35

総評「家族ぐるみ・地域ぐるみ闘争」路線の意義 37

鉄鋼労連のIMFJC加盟と大企業労組における組合役員選挙制度の変化 41

鉄鋼労連のIMFJC加盟問題をめぐって 43

IMFJC加盟後の賃金闘争の変化 44

「長期賃上げ目標」の設定、「経済整合性」論からの春闘の推進 45

宮田義二氏の総評変質戦術と労働戦線「統一」運動 45

 

<第二回オーラル> 47

1951年、結成直後の鉄鋼労連運動一労働法制改定、破防法反対闘争 47

1952年の破防法反対、労調法(緊急調整制度導入)反対闘争 49

砂川事件(1957年)とハガチ一事件(1960年) 50

尼崎製鋼、日本製鋼室蘭の「ぐるみ」闘争の展開 51

労働協約による権利獲得闘争 54

労働組合主義の形成と役員選挙制度の変化 58

「鉄鋼労連合理化闘争指導要領」 61

産業別労働協約闘争の取り組み―時間短縮関での一定の成果 64

生産性向上運動への対応 67

日本特殊鋼、山陽特殊鋼などの会社更生法下の闘争支援 69

職業病・安全衛生対策・労働災害をめぐる取り組み 70

 

芹澤氏略歴

171122oralu008

 

 はじめに

 本報告書は、日本鉄鋼産業労働組合連合会(現在は基幹労連の一部門)の書記局で活躍された芹澤寿良民のオーラル・ヒストリーである。

 経歴にある通り、芹澤氏は早稲田大学で労働法を中心に法学を学んだあと、プロパー職員として鉄鋼労連に採用され主に調査関係の仕事に携わった。退職後は労働者教育にかかわり、その後、

高知短期大学に赴任し教育者・研究者となっている。本報告書では芹澤氏の鉄鋼労連時代の経験を中心に聞き取りを行った。

 芹澤氏は企業籍を持たないプロパー職員として鉄鋼労連の運動にかかわってきた。そのため、たとえば中小労組への支援、政治運動への参加、鉄鋼労連の組織文化、企業を超えた協約闘争や要

員闘争などの幅広い論点について、本部書記局に在籍していた氏ならではの僻撤した視点から語られている。また、左派としての立場から労働組合主義路線の問題を指摘しながらも、同時に、

それが単なる協調主義ではなく、テーマによっては労働組合としての機能を果たす場面もあったと評価している点は印象的であった。こうした芹澤氏の客観的な視点は、上述のように調査、研

究、教育などに深くかかわってきたキャリアとも無縁ではないと思われる。

 本オーラル・ヒストリーの実施、報告書の作成にあたって科学研究費補助金〔基盤研究(B)〕(題目:「戦後労働史におけるオーラルヒストリー・アーカイブ化の基礎的研究」、研究代表者:

梅崎修)からの助成を受けた。ここに記して感謝申し上げる。

 

2017年11月18日 (土)

「企業別組合は日本の『トロイの木馬』」(宮前忠夫著)をめぐって

 20177月に出版された、「企業別組合は日本の『トロイの木馬』」(宮前忠夫著)で論議が出回っているようだ。

出版社サイトによると、以下のような本だ。編集子は残念ながら未読。関心がある方はどうぞ。

  171112miyamae

 

http://honnoizumi.shop-pro.jp/?pid=117022708

 

 

【書籍説明】

 日本の常識となっている「労働組合」という用語・概念も、「企業別組合」という組織形態も、財界と支配階級が労働者・国民を欺くために、贈り物を装って送り込んだ社会的偽装装置・「日本版トロイの木馬」であり、世界の非常識であることを歴史的・理論的に検証。この視座に立って、戦前・戦後の内外の議論を批判的に分析・総括し、21世紀日本における企業別組合体制克服をめざす様々な「蠢動」を紹介しつつ総合的戦略の構築を訴える。

 

 【目次】

 第1章 「日本にはトレード・ユニオンがない」 ――問題の原点・「団結体としての(個人加盟、職業別・産業別を原則とする)労働者組合」

 第2章「トレード・ユニオン」が「労働組合」になるまで

 第3章 企業別組合は誰が、どのように創り出したのか ――日本版「トロイの木馬」(その1) 第二次世界大戦期まで

 第4章 企業別組合は誰が、どのように創り出したのか ――日本版「トロイの木馬」(その 2) 第二次世界大戦直後の法制化と法認

 第5章 米欧主要国の団結権と労働者組合 ――世界の常識と「企業別組合」

 第6章 外国から見た日本の「労働組合」とその実体としての「企業別組合」

 第7章 「企業別組合」をめぐる21世紀の闘い(1) ――今日の「企業別組合」論

 第8章 「企業別組合」をめぐる21世紀の闘い(2)――新たな対応の開始

 付録編 日本の「労働組合」運動に関する訳語・誤訳・不適訳問題

 

 

紹介したいと思ったのは、Tさんが「労働総研・労働運動部会」(20176月)で報告されているメモがWEB上に出ていたことと、編集子が「現代労働組合研究会のページ」にUPした中林先生他の諸文献が議論のベースになっていること。

小川善作など「組織論研究にあたって」

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/140215sosikiron.pdf

 

 

長船の経過論文、鈴木博の石川島・浦賀研究など2000年の神奈川県委員会の文書http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/120112yunionsyopu.htm#communist

  河西氏の少数派労働運動論、戸塚章介(「ロストユニオン」)、木下武男氏(「格差社会にいどむユニオン」)、中村浩爾・寺間誠治氏など京都での組織論研究会(「労働組合の新たな地平」桜井善行論文)、浅見和彦氏など「『一企業一組合』の弊害」「複数組合主義」の主張は多い。中林賢二郎氏の「一企業一組合」論の提起にもとづく整理が必要。

◇資料・中林賢二郎=大月・日本の労働組合運動⑤「現代労働組合運動の組織論的課題」および「労働組合組織論」抜粋

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/nakabayasi/nakabayasi-ronkou.htm

 ◇浅見和彦、「戦後日本の労働者と労働組合運動――その現段階と課題」、『唯物論』、東京唯物論研究会、201511月、No.89」をUP。

   http://e-kyodo.sakura.ne.jp/asamikazuhiko/index.htm

 

 

 ▽追記(2016.07.10):『あたりまえの労働組合へ』・全造船石川島――議論は続く。(「労働組合の新たな地平」桜井善行論文)

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-7f4c.html

 

 

2016 730日(土):労働組合運動の再生・強化と日本型産業別組合の可能性 小林宏康[3]、特集●労働運動の再生と産業別組織の課題、「労働総研クォータリー」、2015年夏号(20157月発行) (PDF版)

20140706日:非正規・未組織労働者の組織化と産業別組合の強化―すべての労働者のための労働組合へ―、労働総研クォータリ-No.7677、小林宏康[2](PDF版)。全国金属―JMIUの産業別統一闘争―「日本型産業別組合の可能性」について―、小林宏康[1](PDF版)

  http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/sorezorenoroudou-4.htm#jmiu1

 
 
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/sorezorenoroudou-4.htm#jmiu2

 

 

 

 

[議論の出所サイト]kouichi31717さんの「憲法とたたかいのブログトップ」のメモより。2017082921:54

「企業別組合は日本の『トロイの木馬』」(宮前忠夫著、本の泉社、201705月)の紹介と筆者コメント

http://blog.livedoor.jp/kouichi31717/archives/cat_179041.html

 

労働総研・労働運動部会(20176月)で報告した読書感想です。企業別組合克服論についてたいへん独創的・刺激的な提案がされており、とくに国際的な視点について傾聴すべき提起がふくまれています。しかし、それを具体化した日本での克服方向については、一面的な主張が多々ふくまれています。それらをあえて指摘させていただきました。

筆者の見解に異論のある方もいらっしゃると思いますので、このブログで反論その他を掲載いたしますので、投稿していただければ幸いです。投稿欄から御連絡下さい。 

 

宮前忠夫著「企業別組合は日本の『トロイの木馬』」読書メモ、憲法とたたかいのブログトップ、

 

[別の書評サイト]hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)、宮前忠夫『企業別組合は日本の「トロイの木馬」』、2017429 ()

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/post-732d.html

 

 

2017年11月12日 (日)

中賢さんと私――《編集子のことなど 2》

  この世からなくしてはいけない《「Windows95」以前の労働組合運動史》で、ぜひ、次の世代に伝えたい労働組合運動研究者のひとりが中林賢二郎さん(当時、法政大学社会学部教授)だ。

 当時から尊敬をこめて「中賢さん」の愛称で数多くの学生、労働組合運動家から慕われ、年齢差を超えて真摯に学びあった(学んだ)。

 「中賢さん」は、19861月に亡くなり、あれから25年もたつ。誠に残念なことだった。遅い時期(50代?)に教授職に就きながら、少なくない研究者や労働組合活動家を育てた。

 

 出版物では『世界労働運動の歴史』(上・下、労働旬報社、1965年)が有名だが、同時期の友人だった木檜哲夫さん(1960年代の労働旬報社代表)が編集・出版した。

120426sekai1313

 この本を読んで初めて「組織のきっかけは、一杯の黒ビールを飲む会から始まった」「ラダイト運動」「チャーチスト運動」「労働組合、その過去、現在、未来」などを新鮮に学んだ人が多かったのではないだろうか。

 

 「中賢さん」は、それから数多くの著作を出版したが、私は編集者として、『現代労働組合組織論』(19796月)の編集に参加した。

 

120426sosikiron315_2

 問題意識は、「1970年代後半の、連続する春闘敗北の原因は、政府・財界の危機管理戦略の展開と日本における労働組合組織論が十分、議論されていないからではないか」というテーマだった。

 後者のテーマについて、やはり「企業別組合」ではない、全国につながる組織づくり(業種別・地域別一般労働組合)を担う労働組合活動家を育てる必要があるのではないかという、先生の問題意識の緒論(本論の端緒となる議論。本論にはいる前の、総括的な、また手がかりを示す論。序論)を書いてもらった。

 

 亡くなる最後の仕事になってしまったが、企業別組合についての議論を旺盛に展開している(『日本の労働組合運動』第5巻、「企業別組合と現代労働組合運動の組織論的課題」、大月書店、19856月)。

171110roudoukumiai5


   

  木下武男:「労働運動「自己改革」の議論」のページにUP

       http://e-kyodo.sakura.ne.jp/kinoshita/jikokaikaku.html

 

 

 さてその後について、歴史は変化・発展したのか?

 

  「中林賢二郎のページ」

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/nakabayasi/nakabayasi-ronkou.htm#dai5kan

  up 20120429日(この時期に書いたはずだ)

«木下武男さんの「労働組合「自己改革」期論」について