2022年10月 4日 (火)

吉原公一郎さんの「遺稿集と遺筆目録」をいただいた。

 先日(9月24日(土))、神田神保町で「故・吉原公一郎」さん(1928年6月22日 - 2021年8月6日、死去 作家)の娘さんに会った。

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  私が過日に書いた文章を読んで、メールが送られてきて、いくつかやり取りをしていた。
  ❖2016年2月27日 (土):吉原公一郎原作の映画「日本列島」を観てきた
  http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-40e1.html


   吉原さんは、自分が若い時期に読み込んでいた作家。
 『松川事件の真犯人 ジョージ・クレーと九人の男』三一新書 1962 のち祥伝社文庫
 『小説日本列島』三一新書 1963
 『赤坂桧町三番地』三一新書 1964
 その後、『謀殺 島田常務怪死事件』(ダイヤモンド社 1979年)を読んだり、先輩の本づくりで自宅に原稿をいただきに行ったこともあり、「作家という人はこんな暮らし方をしているのだ」と教わった。
 のちに、雑誌『まなぶ』(労働大学、1982年11月、491号)が「特集:"丸がかえ"御用組合化とたたかう」を発刊のときには、データや資料を提供した。
 《資本の組合"丸がかえ"作戦――インフォーマル・グループを中心に /共同討議
  富士政治大学校にみる洗脳教育 / 曽戸正明
  謀略の機関誌『サスコミ』とは何か / 吉原公一郎
  核づくり、組織づくりで対抗 / 浜崎忠晃》
  http://e-union.sakura.ne.jp/union/informal.html#20141022manabu


 つづけて、日本航空の労働問題のシンポジウムのまとめなどで、出会っていた。

 娘さんは(還暦を超えていると自ら話していた。現職はイベントやカタログ・デザイナー)、「父の仕事を残すために、テーマごとに段ボールに整理して、単行本以外の主な執筆原稿と遺筆目録」を1冊にまとめていて、この数か月で自主出版した、出来立ての本をいただいた(なんと四六判、600ページを超える)。
 「あまりにページが増えて、本文ポイントの級数を下げたり、紙質を軽いものを探して造本(フランス装)した」と話していた。

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 彼女からいただいメールでは、「防衛・内調関係は父の晩年に親交のあった研究者たちがおりますので、そちらと相談していますが、下記に関しては、アクセスすべきところがどこか考えあぐねているところです。
 ・JR労働組合関連(浦和電車区事件などの調書、裁判記録等も含め)
 ・日航労組と御巣鷹山墜落事故、羽田沖墜落事故等一連の航空会社&航空機問題
 ・戦後GHQ時代の事件関連(松川・三鷹等一連の事件など)
 ・ロッキード・グラマン関連と一連の謀略関連
 特に日航労組に関しては故藤田日出男氏はじめ組合の方々とも深い親交があり、カンパを募っての機関誌発行もしておりましたが、藤田氏が急逝し、組合も解体されたと聞き及んでおりますので、コンタクト先が皆目見当がつかない状態です」とアドバイスを求められていた。
 私には応える情報が少ないので「学生時代の先輩で日本航空第一組合で闘った人(波多野章さん )がいるので、聞いてみる」という返事をして。その結果、24日(土)に神保町の「カフェ古瀬戸」にて3人で面談した。

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 話の中身は結論だけ、「11月中に吉原家に訪問して、段ボール5~6個を開けてみよう」ということになった。
別れ際、「自分の親が作家とはいえ、遺稿集と遺筆目録づくりをするなんて、今どきエライ人がいる」と思って来ました、と話して別れてきた。
 【注】研究者の方で、「日本航空の現場、企業分析」などに関心がある方がいらっしゃたら下記へ、ご連絡ください。
sin_ryo11731アット(@に変えて)yahoo.co.jp

2022年9月26日 (月)

神保町の町中華「成光」と旧々社屋(労働旬報社)の紹介

 facebookの「大衆食堂、町中華、洋食屋が大好きな人」グループ(2022年9月20日(火))で、神田神保町(専修大学前交差点を皇居方面へ、1本目の角・さくら通り)の老舗の町中華「成光」が紹介されていた。
 https://www.facebook.com/photo?fbid=8086649224742931&set=gm.1774792059548969&idorvanity=1580326845662159


 1972年から1980代初頭まで、会社(労働旬報社)があり、そこから徒歩3分ほどなので、毎週2回ほど食べていた。

 2022年9月 24日(木)に久しぶりに神保町で人に会うので、行ってみた。

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 味は、昔と変わらず「ちょっと濃い目の醤油味のラーメン」でおいしかった。

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 その向かい側(九段方面へ)の木造の建物は「すき焼き」の老舗(だった?)の道を入った先の8階建てのビル(都ビルの先。1978年宮城県沖地震の時は、このビルとぶつかった)にあった。
 2階が事務・営業・書店品出し、7階が編集部だった(1971年に「和議騒動」もあり、前の所在地・港区西久保巴町からこの地に移転)。私も1年ほど他でアルバイト生活をした

 

 この時代の仕事の一端を過日書いているので、気になる方は読んでください。
 その文中に、著者に関して(会って話をしてみたい方の一部だが)、これも書いておいた。
 

 ▽2020年6月 6日 (土):国民春闘をめざして『春闘読本』を編集していた
   http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-ed2a35.html


 5 毎年、この著者に書いてもらいたい人という意味で、編集子にとって得難い存在の方を探して、「政治社会情勢、春闘、労働者の現状と未来」を忌憚なく発言していただいた。渡辺 洋三(東京大学名誉教授)、高内 俊一(『現代日本資本主義論争、1973年』) 、青山 四郎(経済学者)、鎌倉 孝夫(埼玉大学名誉教授)、森 恭三(『記者遍路』朝日選書、1974、戦後の朝日新聞労組委員長)、沼田 稲次郎(東京都立大学元総長)、樋口 恵子(女性史研究家)、吉原 公一郎(作家)、金子美雄(日本賃金研究センター所長)、孫田良平(日本労働ペンクラブ)、板垣保(労働ジャーナリスト)、青木慧(ジャーナリスト)、水沢透(経済ジャーナリスト) の各氏だ。

 

2022年9月25日 (日)

月刊『ファミリーコンピュータMagazine』(略称は「ファミマガ」)を創刊した友人の紹介。

 すでに紹介した話のつづき。

 最近、地元(越谷市)の市民サークルで「◆編集者の仕事とは:児童書の編集はできません――ある市民生協のママさん理事の声」と題して話した。少人数の参加者だったが、まとめる準備が面白かった。

   http://e-kyodo.sakura.ne.jp/#220901-rogo

    ・2022年9月17日(土)午前10時~12時、ミニ講演会で話します。

  ・場所:越谷市市民活動支援センター5階会議室

  ・主催:ロービジョン友の会

 

 「Ⅳ 素晴らしき編集者の実像」の一人は、私の友人。こここで再紹介したい。

 その人は[村田 憲生さん]で『ファミリーコンピュータMagazine』(ファミリーコンピュータマガジン)を創刊した主たるメンバー。

 彼は学年は1年上で、立命館大学を卒業して労働旬報社関西支社に入社し、1971年の「和議騒動」で支社廃止になり上京して労働教育センター(代表は私鉄総連・内山光雄さんの妹さん)の編集部で仕事をやっていたが、1980年代にはいると、新宿のゴールデン街で飲もうとたびたび電話が入り、いま何をやっているのかと聞くと、わら半紙を出して説明をしてくれた、

 それはその時はやりだした、「ファミコン・ゲーム」のスピード競争のやり方(ウル技:ウルテク、ウルトラテクニック)、バグの発見などを紐解いたメモ(図式化した)帳だった。

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 それを仲間と「徳間書店」に持ち込み、なんと月刊『ファミリーコンピュータMagazine』(略称は「ファミマガ」)として世に出したのだ。50万部以上いったのではないか

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BFMagazine

  新橋にあった仕事場に行くと、6時過ぎに50人以上の若者が朝礼をして、そこには生き盛んな編集現場があった。この仕事を10年近くしていた。

 私の子どもも「ファミコン世代」の一人だが、副編集長の名前を指して「友人だ」というと、目を輝かしていた(その前もその後も、そのようなまなざしで見られたことがない)。

 編集者はすごいなー、という体験をそばで見ていた話。

 今もマンガ関係の編集プロの現役!

 

 そのときに紹介した編集者像は、以下の通り。

 Ⅳ 素晴らしき編集者の実像

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/#220901-rogo

 

 1 偉人伝としての編集者→吉野 源三郎(よしの げんざぶろう、1899年(明治32年)4月9日 - 1981年(昭和56年)5月23日)。

   『君たちはどう生きるか』の著者として、また雑誌『世界』初代編集長。

 2 岩崎勝海:編集者。(1925年-2000年8月18日)

  長崎市生まれ。1949年早稲田大学卒、岩波書店に入る。50年『文学』編集部、55年岩波新書編集部、71年編集長、75年岩波文庫編集長を兼ね、78年岩波ジュニア新書を創刊して編集長。80年編集部副部長。 編集長二十年

 

 3 知りえた編集者

   イ 角川春樹(『最後j角川春樹』、角川書店→カドカワハルキジムショ)

   ロ 芝田暁(『共犯者 編集者のたくらみ』、駒草出版刊2018年11月、大月書店→徳間書店→幻冬舎)

      ハ 『はだしのゲン』(汐文社)を見出した編集者

    https://www.choubunsha.com/special/hadashinogen/

 

   ニ 村田 憲信さん(徳間書店→『ファミリーコンピュータMagazine』(ファミリーコンピュータマガジン)は、徳間書店インターメディアが発行していた日本のファミリーコンピュータ(以下ファミコン)専門ゲーム情報誌。略称は「ファミマガ」。1985年7月、世界初のファミコン専門誌として創刊[1]。ゲーム雑誌としては『Beep』に次ぐ最古の部類に入る。創刊当初は月刊誌として刊行されていたがその後月2回刊、さらに隔週刊となる。

   ホ 柳澤明朗(労働旬報社→『教育は死なず』篠ノ井旭高校校長/若林繁太著、3部作、1981年。100万部を超えた⇔『父母の誤算』の原作。1981年(昭和56年)5月8日から同年7月31日まで放送されていたテレビドラマ。全13話。⇔都内、文京区で新社屋建設。

2022年9月18日 (日)

「◆編集者の仕事とは:児童書の編集はできません――ある市民生協のママさん理事の声」

 最近、地元(越谷市)の市民サークルで「◆編集者の仕事とは:児童書の編集はできません――ある市民生協のママさん理事の声」と題して話した。少人数の参加者だったが、まとめる準備が面白かった。

      (パワーポイント版)

https://view.officeapps.live.com/op/view.aspx?src=http%3A%2F%2Fe-kyodo.sakura.ne.jp%2F220917aditor-toha1.pptx&wdOrigin=BROWSELINK

   テキスト版のページへ

  http://e-kyodo.sakura.ne.jp/arisu/220917aditor.html

 ・2022年9月17日(土)午前10時~12時、ミニ講演会で話します。

  ・場所:越谷市市民活動支援センター5階会議室

  ・主催:ロービジョン友の会

 

 ❖主な柱建て

 序 出版業界の編成

 Ⅰ 出版業界の現状は

 Ⅱ 編集者の仕事とは

  1 「無から有へ」「出版業は、生産労働である」、と教えられた。

  2 企画力、マーケットの判断力→無政府的販売の仕事。

  3 活字文化における「インテル」――活字の組版に使う込め物。行間(interline-leads)に挟む鉛の板という意味である。

    売れる本づくりのむずかしさ

 Ⅲ 編集者の仕事で出会った話

 [1]インタビュー記事づくり

 [2]日本中の産地訪問の記事づくり

 [3]ヨーロッパの「協同組合訪問」記事づくり

 Ⅳ 素晴らしき編集者の実像 

 

 この作業を進めるために編集子の仕事を振り返って整理した一覧を「シーアンドシー出版のページ」に作ってみた。

 http://e-kyodo.net/

 

 やっぱり1980年代の激しい時代の変化が、本づくりに及ぼしていることがわかる。

 当時、労働組合運動のあり方や社会政策、労働問題、社会保障などの分野の本づくりを目指し(20人以上研究者の本づくりと社会政策学会の年報が作れる出版社へ)ていたが、社長のYさんからストップがかかっていた。

 それはこちらが企業内組合の役員であった折、「会社内で利益を出していないなら春闘要求を出すべきではない」という言い方と、飲み会(それは自分が彼の一番そばにいた時期が多かった)などで「俺の知らない研究者(社会政策学会の動向について無関心)の本をなぜだすのか」「大月や青木、ミネルヴァや法律文化社(名前を出して申し訳ない)などの出版社にはしない」、といつも言っていた。

  その上に、こちらが「教育資料出版会や晩声社などの本づくりは意味があるのではないか」と聞いても、いい返事がなかった。これは今崎暁巳さん以外は認めないという、ルポ論(告発だけでは意味がない論)が根底にあって、強固だった。

 彼は「切り口を変えろ」「テーマを生活レべルに」など貴重なアドバイスもあったが、合意できたのは市民生協に関する企画や「女性向けの本づくり」だった。

 しまいには、芹澤茂登子さんと一緒に本づくりをしなさいと命じられて(半分、気分は乗らず)、何冊かつくっている。

 ◆「女性の読者」を意識した本づくり――1980年代の出版状況の大変化に抗して

 http://e-kyodo.net/#20220525jyosei

 

 1990年初頭、「PROSUME」や「健康せいきょう」、「大相撲ファンクラブ」「パフォーマー」「仕事の発見」誌づくりの仕事をマンションに仕事場を作り、編集・制作していた時、「自分が定年になるので復帰せよ」と言われたが、条件が「今ある仕事を全部やめる」「中西五洲、永戸祐三関係(労働者協同組合など)は持ち込まないこと」と言われたので、決裂してしまった。

 後半の条件をなぜ出したのか、聞けなかった。

 その押しつけを理解するために、富澤賢治さん(一橋大学名誉教授・聖学院大学名誉教授)が書かれた文章を紹介したい。旧「左翼陣営」の反発が強かったわけだ。

 2014年5月16日 (金):非営利・協同の10年――「関東の3悪人」

 富澤賢治さん(一橋大学名誉教授・聖学院大学名誉教授)が、研究者としてはめずらしい自己への批判に応える文章を発表した。テーマは表題のように「非営利・協同の10年」(いのちとくらし46号)を振りかえって、以下のような柱立てで、論理を展開している。

 「非営利・協同の10年」、富沢賢治、『いのちとくらし研究所報』46号、2014年3月

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/tomizawa/tomizawa-ronkou1.htm

 

 上記論文で「実践面で最初に批判の対象とされたのは、全日本自由労働組合(全日自労)の委員長であった中西五洲氏である」と書いている。

 また“労働者協同組合運動を理論面で支援する研究者たちも厳しく批判された(黒川俊雄氏、角瀬保雄氏、富沢賢治は「関東の3悪人」と称された)。” 

 “批判の対象とされた「関東の3悪人」の主要著作としては、黒川俊雄『いまなぜ労働者協同組合なのか』(大月書店、1993年)、富沢賢治『非営利・協同入門』(同時代牡、1999年)、角瀬保雄『非営利・協同と民主的経営論』(同時代牡、2000年)がある。”

 なぜ「左翼」から批判されたのか、その状況を書いている。

 判断は、読み手に任せたい。

 

 【追記:2022.10.06】

 1990年代の社会的背景の一端を書いたが、再会したのは、20001年新年号の「けんこうと平和」(医療生協さいたま広報紙)に、「ゾウ列車のコンサート」について書いてもらったことがある。

 その間、「柳(やな)さん」は、労働旬報社定年後、疎遠になって、自らの出版物を「ふきのとう書房」(目黒さん)から出版していた。

 ということは、「あの時、戻らないほうがいい」と話していた事実(当時の経営陣の分裂)は、彼の方に会ったんだと思う。

 

 やなさんとの関係では、以下の文章がある。

 2019223 ():柳澤明朗さんの追悼を含む「たたかいのルポルタージュ」第16号を編集中。

  http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/16-b577.html

  20194 5 ():「たたかいのルポルタージュ 第16号」(追悼 柳澤明朗)を発行。

  http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-d823.html

 

2022年7月27日 (水)

『労働組合とは何か』のページを新設(現代労働組合研究会)

  さまざまな主張を持った「労働組合」

 現在、我が国の労働組合組織率は、16.9%(2021年12月発表)。主な組合は連合、全労連、全労協だ。
 主たる理念は、労使協調主義で生産性向上を一体となって取り組み、正社員を中心として組織をする企業内組合。
   またその中には「旧官公庁内での反合闘争を主張し、学習活動を図る運動を組織した」メンバーも含んではいる。
 アンチな勢力として「職場を基礎」に政治闘争を強めて、階級的民主的労働運動を志向している人たちもいる。
 その他、準中立と昔は言っていたが、個別的労使関係を大事にして、企業内組合を重視する人たちもいる。

 ユニオニズムとは、本当の労働組合とは

 はたして今回、特集的に編集しているこのページの『労働組合とは何か』(木下武男著、岩波新書)は何を追求しているのか。

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 基本のアピール・ポイントは、「本当の労働組合」で「ユニオニズム」を担う産業別労働組合運動だとしている。

 WEBで検索してみると、以下のページが出てきて、「トレード・ユニオニズムはマルクス主義においては改良主義で体制変革を妨げるものとして批判されていた」とされている。
 まずはこの「マルクス主義」の地平を問わなければならない。
 そのうえで、企業内組合中心の日本の現状(「職場」を基礎に)とは別に「職種を基軸に産業別労働組合」はつくりだすことはできるのか。

 著書は本書の中で「p.260
 具体的には(1)企業別組合の内部変革ではなく、外部に非年功型労働者による新たなユニオンを作る、(2)交渉相手の経営者団体に対応する「業種別」、共通規則設計の基準となる「職種別」という性格を持つ業種別職種別ユニオンによる共通規則の制定と集団取引を実現する、(3)業界の産業構造を改革する運動につなげる、などの方途を示し、最終的にゼネラル・ユニオンへと発展させるという構想である」としている
 また、中小企業などで果敢に組織化をすすめている各地の「合同労組」は、「業種別に企業横断的方向」をめざすことも、有意義なのではと思う。

 

 世界大百科事典 第2版「トレード・ユニオニズム」の解説
 トレード・ユニオニズム【trade unionism】
〈労働組合主義〉と訳される。労働運動に関する思想の一つで,労働組合運動を重視する傾向をもつ。元来は労働組合運動そのものをさす用語であるが,レーニンがマルクス主義の立場からイギリス労働運動を批判した(《何をなすべきか》1902)際にイギリスの運動をこの言葉で特徴づけたため,社会体制の変革の必要を軽視し,賃金労働者の労働条件の改善など経済的利害を偏重する思想を意味する言葉として使われている。イギリスでは労働組合が発達していたので政治活動も労働組合を母体として生まれた労働党によって担われ,資本主義体制の枠内での改良を重視したが,マルクス主義においては改良主義は体制変革を妨げるものとして批判されていた。
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

 アップルの店舗労働者を組織している労働組合とは

 果たして、今の大学生や高校生が学校教育では教わらない「労働組合運動の歴史」の中から産業別労働組合を発見し、創り出すことがどうしたらできるのか、至難の業だ。
 その小さなきっかけをアメリカの「産業別労働組合運動の復興」を象徴しているニュースを読んだので、その経過を書いておく。木下先生の話と少しは通底しているはずだ。

 アップルの店舗労働者を組織化しているアメリカの【SEIU】[Service Employees International Union]とは。
 facebookで「名須川昭範」さんが書いています。2022年6月20日7:35.
 https://www.facebook.com/sanguinosa/posts/1420590315109823

 Appleにも労働組合結成の波 インフレも背景
 2022年6月19日 12:41 (2022年6月19日 19:26更新)
 アップルは米国内で約270の直営店を運営する=ロイター

 知識がなかったので【SEIU】を検索してみた、やっぱり産業別一般労働組合だった。

 スターバックスの従業員らによる組合結成を支援してきた国際サービス従業員労働組合(SEIU)傘下の「ワーカーズ・ユナイテッド」への加入をめざしている。米メディアによると、グランドセントラル駅の店舗には投票資格を持つ従業員が約270人おり、30%の賛同が得られれば、全米労働関係委員会(NLRB)に投票を申請できる。結成の可決には投票で過半数の賛成を得る必要がある。
 →日本では「2人以上」で労働組合が作ることができるが、アメリカは違う。

 ▼エス‐イー‐アイ‐ユー【SEIU】[Service Employees International Union]とは。
 《出典》デジタル大辞泉:「SEIU」とは――《Service Employees International Union》
米国・カナダ・プエルトリコに支部組織を持つ労働組合。医療・介護・福祉・ビル管理・公務員などを中心に多様な職種の労働者で組織される。1921年にBSEIU(ビルサービス従業員国際組合)として設立。1968年に現在の名称に変更。少数民族や移民を含む非正規の低賃金労働者を積極的に組織化し急成長をとげた。約210万人が加入。サービス従業員国際労働組合。

 ▼全労連にもメッセージを寄せている。
 全労連第23回定期大会によせられた海外友好組合からのメッセージ:2016年7月26日11:00現

 米国際サービス従業員労組(SEIU)

 小田川議長、井上事務局長、全労連組合員のみなさん。
 SEIUの150万組合員を代表し、全労連第28回定期大会へ心からの祝辞を送ります。SEIUは正義を目指す私たちのたたかいにおいて、全労連を友人でありパートナーと呼べることを誇りとしています。私たちにとって全労連は経済的正義を目指す運動だけでなく、平和と環境における正義をつくるたたかいにおいても大きな刺激となっています。全労連組合員のみなさんが、ファストフード労働者のたたかい、「15ドルのために」の運動でも大きく連帯してくださったことに心から感謝しています。日本の労働者のたたかいには、私たちも連帯します。大会の成功を祈念し、今後もさらなる交流、連帯と共同闘争を期待しています。ともに立ち上がれば、私たちを止めることはできません!

 メアリー・ケイ・ヘンリーSEIU委員長

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  ▽「労働組合とは何か―TOP」のページを新設

   ――木下武男著、岩波新書で発刊、2021年3月19日、刊行。

 http://e-union.sakura.ne.jp/union/index.html

 

  2021年03月20日 (固定)
『労働組合とは何か』(木下武男著、岩波新書で発刊)、2021年3月19日、刊行。▽「はじめに」へ。 ▽目次へ。

斎藤美奈子さんの書評:「ユニオンは下層労働者が貧困からはい上がるための武器」――『週刊朝日』(2021年6月11日号)(木下武男著:『労働組合とは何か』、岩波新書)書評で紹介!
【第一部】
POSSE48号(2021年8月):ミニ企画      https://www.npoposse.jp/magazine/no48.html


ユニオニズムで未来を構想せよ:◎『労働組合とは何か』を読み解く。
◆座談会:燎原の火をつけろ!
現場で闘う若手アクティビストと読む『労働組合とは何か』
鼎談:ユニオニズムの創造に向けた理論と実践 浅見和彦/木下武男/
【第二部】
◎Book review
インターネット上で紹介された書評などから読む
藤田孝典/佐々木隆治/岩波新書編集部/青木耕太郎/水口洋介/石川 源嗣/今野晴貴/愛知連帯ユニオン/西日本新聞/労働政策研究・研修機構
【第三部】
◎共鳴・共感の論文
若手研究者(アクティビスト)の研究
ウエッブ夫妻型労働組合論の歴史的位置 栗原耕平
――書評:木下武男『労働組合とは何か』(岩波新書、2021年3月19日いのちとくらし研究所報、No.77、2022年1月号)
「非営利・協同総研いのちとくらし」
青木耕太郎
「ブラック企業に対抗する労使関係の構築」(社会政策学会誌『社会政策』第9巻第3号、2018年03月30日、ミネルヴァ書房)
【第四部】
いくつかの批判的論点
北健一/濱口桂一郎:hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)/兵頭淳史(専修大学):WEB版――労働者教育協会 教育理論研究会
【第五部】
これまでの労働組合論を読む(以下、工事中)
『労働組合とはなにか』(大森誠人著、三一新書、1965年2月23日)

 

      [追記 2022年7月29日]

 【第二部】(つづき)課題が見えている「読者の声」
   http://e-union.sakura.ne.jp/union/union-internet.html

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  新しい労働運動は新しい活動者集団に――千葉合同労組:ちば合同労組ニュース(第129号 2021年4月1日発行より)

  ◆木下武男『労働組合とは何か』を推す――酔流亭日乗(suyiryutei.exblog.jp、2021年4月9日)

 「集合取引」や「共通規制」を実現する産業別労働組合――企業外在的なやり方で労働条件を決定する、未来への協働(2021年4月21日)

 広範な非正規労働者たちに必要かつ必読の手引き書――読書室 『労働組合とは何か』(ワーカーズの直のブログ、2021年04月24日)

 「非年功型労働者」はユニオニズム創造の主役――産業別の本当の労働組合を展望する、完全護憲の会(福田玲三、2021年5月5日)

 「ワンビックユニオン」をめざして――愛知連帯ユニオン・S:レイバーネット(2021年05月06日)

 日本の労働組合の将来あるべき姿とは――プレカリアートユニオンブログ (稲葉一良書記長、2021/05/07/171824)

 関西生コン労組が欧米型の産業別労働組合を実現――wsfpq577’s blog(日本中世史専攻、大学非常勤講師・研究員、2021-05-27)

 コミュニティ・ユニオンなどの業種別、職種別の部会を――「下町ユニオンニュース」(下町ユニオン、石頭、2021年7月号)


 14名の参加とはすばらしいですね。
 『労働組合とは何か』示唆に富む議論――レイバーネット:ブッククラブ読書会報告(レイバーネット、2021年6月6日)

 有力な産業別組合が作れないのはなぜか――本当の共同性の理解の促進!、京都デモ情報《ブログ版》(2021年09月01日)

 世界標準の「本来のユニオニズム」へ――ココナツ・チャーリイのブログ、CharlieInTheFog(2021年9月27日)

 あなたの読書量を記録・管理
 すごい本だった。労働組合を通して社会を、我々の生活を良くする
 イメージが見えた、複数の読者が感想を発信――読書メーター(2022年7月1日の発信も)

 

       ▽リニューアルしてUP(2022年9月5日)

        日本中の労働組合を破壊した「インフォーマル組織とは何か」のページへ、リニューアル

       http://e-union.sakura.ne.jp/union/informal.html

   220908informaltop 

 

2022年7月 6日 (水)

「NPO障害者の職場参加をすすめる会」(越谷市)のニュース、《No.30〔2012年11月30日〕からNO.76(今月号)》、全部読めます。

   ちょっと遅くなりましたが、「職場参加ニュース」(NPO障害者の職場参加をすすめる会、2022年6月号、越谷市)、NO.76を発行しました。A4版カラー・10ページで内容は次の通りです。

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/syokubasanka/index.html

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 CONTENTS◀学校、職場、暮らし-迷いながらわが街で一緒に生きる――NPO法人障害者の職場参加をすすめる会2022年度総会記念シンポジウム/特定非営利活動法人障害者の職場参加をすすめる会第21回定期総会のご案内▼職場・地域ひろがりつうしん/●職場参加をすすめる会カレンダー(2022.6.1~2022.038.31)/◆すいごごFLASH/2022年度会費、寄付、協力会費を納入いただきました(五十音順、敬称略)/共に働く街を創るつどい2021感想/世一緒スタッフ日記

 「NPO障害者の職場参加をすすめる会」(越谷市)のニュース、《No.30〔2012年11月30日〕からNO.76(今月号)》、全部読めます。

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/syokubasanka/news.html

 (それ以前も)

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/syokubasanka/archives.html

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2022年7月 5日 (火)

五十嵐仁さんから、これを読んで「7.10参議院選挙」へ、【追記:22.07.17】「7.10参議院選挙」の結果をどう読む、

 【追記:22.07.17】「7.10参議院選挙」の結果をどう読むか

  http://e-kyodo.sakura.ne.jp/igarashi/igarashi-index.html#220712sangiin

   7月15日(金) 参院選結果 野党は勝利を「プレゼント」した [コメント]
〔以下のインタビュー記事は『連合通信・隔日版』第9755号、7月14日付に掲載されたものです。〕
 7月11日(月) 参院選の結果をどう見るか [参院選](「五十嵐仁の転成仁語」)

 

 五十嵐仁先生は、東京都立大学から中林賢二郎さん(元法政大学社会学部長)の大学院に来た人だった。こちらも編集の仕事をしていたが、同じ社の先輩(東京都立大)編集者から原稿を依頼されていた。
   その後、労働組合運動関係で共著の本を作ったことがある。

 「参議院選挙」の直前だが、以下のように、ページを更新しました。
 「ブログ:五十嵐仁の転成仁語」は数百万人が読んできたという稀有な「社会科学ブログ」だ。最近は、「日刊ゲンダイ」へのコメントが毎月、載っている。
 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/igarashi/igarashi-index.html

 これを読んで「7.10参議院選挙」へ。
 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/igarashi/ronkou.html#220704sangiin

 めでたさも最小限の自民減―総選挙の結果をどう見るか――▽ブログ:「五十嵐仁の転成仁語」(2021年11月1日より)
 いのちと立憲主義をどう守るか [論攷]、『調布「憲法ひろば」』第197号、2021年11月3日付
 ハト派・リベラル派の衣をまとった「安倍背後霊」政権――岸田文雄新内閣の性格と限界、『治安維持府と現代』2021年秋季号、第42号
 総選挙の結果と野党共闘の課題、安保破棄中央実行委員会の機関紙『安保廃棄』第487号、2021年12月号、
 政権交代への課題と展望――2021総選挙の結果から見えるもの、『八王子学術・文化日本共産党後援会ニュース』NO.19 、2022年1月10日付
 岸田政権の危険な本質と憲法闘争の課題、『月刊全労連』No.303、2022年5月号

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 ロシアによるウクライナ侵略―― 憲法9条でなければ日本は守れない、『東京革新懇ニュース』第472号、2022年5月5日付
 岸田政権の性格と参院選の争点―何が問われ、何が訴えられるべきか、『学習の友』No.826 、2022年6月号

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 参院選の意義と民商・全商連への期待、『月刊民商』No.745 、2022年6月号改憲阻止へ、学んで伝え、伝える言葉を選び、伝える手段の工夫を!
〔以下の記録は5月15日に開催された茅ヶ崎革新懇主催の「春の政治教養講座」での講演の要旨をまとめたものです。『神奈川革新懇ニュース』NO.247 、2022年6月号、に掲載されました。〕

2022年6月28日 (火)

「産直、日本の農業のページ」をUPしました。

   1990年代に格闘した市民生協「産直、日本の農業」の「まとめ」のサイトをUPしました。

  『日本の食糧 日本の農業』(労働旬報社、1990年8月6日) 『産直新世紀――こだわりの「農と食」をつくる人びと』(シーアンドシー出版、1995年6月)、『新下郷農協物語』(シーアンドシー出版、1996年5月30日)などの書評が「赤旗」の書評欄に出ていた。

 あの時代に「農業に関する単行本」を広告として出していた出版社は少なかったのではないか。

 

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 「産直、日本の農業のページ」をUPしました。

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/santyoku/index.html

  『日本の食糧 日本の農業』――日本農業の存亡が問われる状況のなかで

(山田達夫著、シーアンドシー企画◇労働旬報社 1990年8月6日発行、増補版:1991年12月12日)

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/santyoku/nihonnonougyou-yamadatatuo.html

 「産直とはなにか」、今一度、問い返すために。

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/santyoku/santyokutoha.html

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 「下郷農協のご案内」のページへ、ようこそ。

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/santyoku/simogou.html#simogou220220

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 「柴田光郎のページ」――「産直運動」に光を当て、労働組合運動と市民生協・社会的運動家として生き続けた。1943年10月21日生まれ、2017年8月28日死去。

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/shibata/index.htm

 ◇『日本の食糧 日本の農業』――日本農業の存亡が問われる状況のなかで(山田達夫著、シーアンドシー企画◇労働旬報社 1990年8月6日発行、増補版:1991年12月12日)

 ☆著者紹介:山田達夫(やまだたつお)

 1929年新潟県生まれ。京都大学農学部農林経済学科。同大学院を経て、現在、大阪経済大学経済学部教授、日本経済史研究所長。農学博士。

 近著には、『近畿型農業の史的展開』(日本経済評論社、1988年)、『生協運動の新時代』(労働句報社、19“年)、FFOREST POLICY IN JAPAN』(共著、日本林業調査会、1988年)、『日本林業の市場問題』(共著、日本林業調査会、1990年)などがある。

 

 ◇この「ある編集者のブログ」に登場する「柴田光郎さん」 

 国内産直を重視した『PROSUME』(プロシューム)の発刊――2015年12月30日 (水)

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/post-0925.html

 

 鶴岡生協、そしてまちづくり協同組合へ―20数年前の思いに遡って刺激的な「いのちとくらし」研究所のシンポジウム――2015年6月24日 (水)

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/20-333b.html

 琴欧洲断髪式を観てきた2014年10月 5日 (日)

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-c9f3.html

 “かっぱのげんさん”に会ってきた――2014年8月23日 (土)

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-e4ed.html

 『めしと団結』のPDF復刻版づくり――2014年8月22日 (金)

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-9679.html

 メルヘン街道ドライブの旅、その前に的埜さん宅訪問――2014年5月 4日 (日)

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-298d.html

 

2022年6月23日 (木)

映画『峠 最後のサムライ』を観てきた。

  先日、西新井(足立区)のアリオ内のTOHOシネマで観てきた。

 この本(『峠』は20代のときに読んだはずで、河井継之助の生き方に寄り添った社内(出版社)の先輩方が神保町界隈での飲み会で話題にしていた。

 この映画が読売新聞のWEBで紹介されている。

https://www.yomiuri.co.jp/column/japanesehistory/20220620-OYT8T50067/

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 《コロナ禍の影響などで公開が3度も延期された映画『峠 最後のサムライ』が公開された。原作は司馬遼太郎(1923~96)の同名小説で、主人公は役所広司さんが演じる越後(新潟県)長岡藩の家老、河井継之助(1827~68)。 戊辰ぼしん 戦争のなかでも最大の激戦とされる北越戦争で、数に勝る新政府軍をさんざん苦しめた幕末の風雲児だ。

  筋を通した結果、長岡は焦土に…今なお分かれる評価》

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 「スイスの中立」「リバティー」「ライト」などの言葉が、活字で読んだ時の驚き(司馬遼太郎の他の幕末モノにはなかった、と記憶)があったが、画面ではなにか別のものという印象を得た。

 やはり「活字の行間を読んで、自らの思考を深める」という、出版物の大事さを教えてくれた、先輩たちの言葉の方が勝ったような気がする。

 「へ―」と感じたのは、「舞台回しの場面」として、方角に凝った演技が二つ描かれていたことだ。

 一つは映画の導入部(そしてラスト)で「太陽に向かって飛ぶ鳥」が描かれていたが、途中で「カラスは太陽に向かって飛ぶ、朝は東に、夕は西に」と河井継之助に語らせ、また戦闘で負傷した時に「刀が北を向いている」と一回転して運ばせる、シーンがあった。

 なぜ重要な場面として、入っているのか。こちらにはわからなかった。

 サブタイトルの「最後のサムライ」に関しては、「読売新聞」の映画評がある。個人としては、本映画の描きたいテーマの焦点(武士道など)の強調が、「自分にとっては違和感」が残ったような気もする。

https://www.yomiuri.co.jp/column/japanesehistory/20220620-OYT8T50067/

2022年6月20日 (月)

アップルの店舗労働者を組織化しているアメリカの【SEIU】[Service Employees International Union]とは。

 facebookで「名須川昭範」さんが書いています。2022年6月20日7:35.
 https://www.facebook.com/sanguinosa/posts/1420590315109823

 Appleにも労働組合結成の波 インフレも背景
 2022年6月19日 12:41 (2022年6月19日 19:26更新)
 アップルは米国内で約270の直営店を運営する=ロイター

 知識がなかったので【SEIU】を検索してみた、やっぱり産業別一般労働組合だった。

 スターバックスの従業員らによる組合結成を支援してきた国際サービス従業員労働組合(SEIU)傘下の「ワーカーズ・ユナイテッド」への加入をめざしている。米メディアによると、グランドセントラル駅の店舗には投票資格を持つ従業員が約270人おり、30%の賛同が得られれば、全米労働関係委員会(NLRB)に投票を申請できる。結成の可決には投票で過半数の賛成を得る必要がある。
 →日本では「2人以上」で労働組合が作ることができるが、アメリカは違う。

 ▼エス‐イー‐アイ‐ユー【SEIU】[Service Employees International Union]とは。
 《出典》デジタル大辞泉「SEIU」とは――《Service Employees International Union》
米国・カナダ・プエルトリコに支部組織を持つ労働組合。医療・介護・福祉・ビル管理・公務員などを中心に多様な職種の労働者で組織される。1921年にBSEIU(ビルサービス従業員国際組合)として設立。1968年に現在の名称に変更。少数民族や移民を含む非正規の低賃金労働者を積極的に組織化し急成長をとげた。約210万人が加入。サービス従業員国際労働組合。
https://kotobank.jp/word/SEIU-444587#:~:text=%E3%82%A8%E3%82%B9%E2%80%90%E3%82%A4%E3%83%BC%E2%80%90%E3%82%A2%E3%82%A4%E2%80%90%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%80%90SEIU%E3%80%91%EF%BC%BBService%20Employees%20International%20Union%EF%BC%BD%20%E3%80%8A%20Service%20Employees%20International,%E3%80%82%20%E5%8C%BB%E7%99%82%E3%83%BB%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E3%83%BB%20%E7%A6%8F%E7%A5%89%20%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%AB%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%83%BB%20%E5%85%AC%E5%8B%99%E5%93%A1%20%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%82%92%E4%B8%AD%E5%BF%83%E3%81%AB%E5%A4%9A%E6%A7%98%E3%81%AA%20%E8%81%B7%E7%A8%AE%20%E3%81%AE%E5%8A%B4%E5%83%8D%E8%80%85%E3%81%A7%E7%B5%84%E7%B9%94%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82

 ▼全労連にもメッセージを寄せている。
 全労連第23回定期大会によせられた海外友好組合からのメッセージ:2016年7月26日11:00現

 米国際サービス従業員労組(SEIU)

 小田川議長、井上事務局長、全労連組合員のみなさん。

 SEIUの150万組合員を代表し、全労連第28回定期大会へ心からの祝辞を送ります。SEIUは正義を目指す私たちのたたかいにおいて、全労連を友人でありパートナーと呼べることを誇りとしています。私たちにとって全労連は経済的正義を目指す運動だけでなく、平和と環境における正義をつくるたたかいにおいても大きな刺激となっています。全労連組合員のみなさんが、ファストフード労働者のたたかい、「15ドルのために」の運動でも大きく連帯してくださったことに心から感謝しています。日本の労働者のたたかいには、私たちも連帯します。大会の成功を祈念し、今後もさらなる交流、連帯と共同闘争を期待しています。ともに立ち上がれば、私たちを止めることはできません!

 メアリー・ケイ・ヘンリーSEIU委員長

 https://www.zenroren.gr.jp/jp/shokai/taikai/28taikai/03message/message02.html

 

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