2021年12月 2日 (木)

「水谷淳子のページ」(耳鼻咽喉科開業医)をオープン。

 「すいごごカフェ」(世一緒主催、越谷市)で発表された水谷淳子さんの「コロナとは」「コロナワクチンって何!」などの発言を、別なページで一挙に読めるようにしました。是非、ご参考に。
 

   http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizutani/index.html

 

 

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 医師として、市民として、分かりやすく!

 《本ページは、世一緒で毎週水曜日に開かれている「すいごごカフェ」に発表されたもの。
毎回、速記から原稿を起こし、山下浩志さん(NPO障害者の職場参加をすすめる会事務局長)のブログ《「障害」というしがらみ編み直す》に掲載されているものを、一挙に読めるように著者の水谷さんの了承を得て編集した。》

   https://yellow-room.at.webry.info/

 ◆すいごごカフェ――2020年4月15日【第Ⅰ部】
  新型コロナを迎える社会――「かたきがなぜに慕わしい 」〈新型コロナ中間まとめ〉より。
 ◆すいごごカフェ――2020年4月15日【第Ⅱ部】
  「在るのは無いものだけだ」――大本営発表のかげの「蔓延」■いま ここで生き、考え合った――〈新型コロナ中間まとめ:質疑応答〉
 ◆すいごごカフェ――2020年09月16日
  あやふやなまま煽られる危機感・ワクチン――〈新型コロナ中間まとめ〉
 ◆すいごごカフェ――2021年02月17日【前編】
  新型コロナ情報を読み解く
 ◆すいごごカフェ――2021年02月17日【後編】
  新型コロナ情報を読み解く
 ◆すいごごカフェ――2021年07月07日【前編】
  どうするコロナワクチン
  ■変異によって致死率は下がる
 ◆すいごごカフェ――2021年07月07日【後編】
  どうするコロナワクチン
  ■ワクチンの副作用死亡の実態
 ◆すいごごカフェ――2021年11月17日
  「コロナワクチン 中間まとめ」

2021年11月23日 (火)

フォットモーションの編集方式で「第44回わらじバザー」を新設。

◆新ページを新設。フォットモーションの編集方式:●障害のある人もない人も、共に街に出て生きよう!
 
 2021年11月7日(日):秋晴れの下、わらじ大バザー2021 第44回を開催。「橋本ミツエさん in わらじ大バザー2021」と「水上プロレス」の紹介。古沢耕作さん・田島 玄太郎さん・保坂 好江さんの発信を収録。

 ▽写真撮影:山下浩志(NPO障害者の職場参加をすすめる会事務局長)

   http://www.syokubasanka.com/211107waraji-bazzar44.html

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2021年11月16日 (火)

西村一郎さん(元生協総合研究所研究員)の単行本の紹介。

 古い友人の西村一郎さん(元生協総合研究所研究員)からメールが送られてきた。
 彼とは、芝田伸午さんの「社会科学セミナー」で出会ったのが1980年代中葉で、彼の企画プランで単行本として◇第一章 生協で働くこと、生きること 西村一郎(芝田伸午編:『協同組合で働くこと』、1987年5月30日、労働旬報社刊)を書いていただいた。
   http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-edb770.html

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  その後、「現代ルポルタージュ研究会」で中心になって活躍してきた。そのまとめを私が編集・DTPをしている。
 ▽「たたかいのルポルタージュ 第16号」(追悼 柳澤明朗)を発行。
 http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-d823.html

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 紹介したい第一は、「ルポ研も含めた私のこだわり」を「曹洞禅グラフ」に紹介された記事。書いた方がルポ研顧問だった故・柳澤明朗さんの次男の連れ合いの「円さん」だ。縁はすごいものだ。
 https://www.bukkyo-kikaku.com/pdf/sotozen/159.pdf

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 その二は、ブックレット:『沖縄恩納村 サンゴまん中の協同(ゆいまーる)』(同時代社、2021年12月02日)発刊のお知らせ。

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 西村さんは、生協総研の在職時から、そしてフリージャーナリストとして今も、たくさんの単行本を書いている。
 ぜひ検索して、おなじみになってください。

 

▽Amazonのページで紹介されている

 西村一郎(にしむら いちろう)

  1949年に高知県生まれの66歳。40年間生協で働き、2010年に公益財団法人生協総合研究所を定年退職し、その後は生協研究家・ジャーナリストとして各地を訪ねている。

 2012年に平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞を受賞。所属は、日本科学者会議、現代ルポルタ-ジュ研究会など。

著書には、「生かそう物のいのち」(連合出版 1986年)、「協同組合で働くこと」(共著 労働旬報社 1987年)、「子どもの孤食」(岩波ブックレット 1994年)、「雇われないではたらくワーカーズという働き方」(コ-プ出版 2005年)、「協同っていいかも?-南医療生協いのち輝くまちづくり50年―」(合同出版 2011年)、「悲しみを乗りこえて共に歩もうー協同の力で宮城の復興をー」合同出版 12年、「被災地につなげる笑顔―協同の力で岩手の復興をー」日本生協連出版部 12年、「生協は今No.1」アマゾン Kindle版 13年、「生協は今No.2」アマゾン Kindle版 13年、「協同組合と私たちの食」アマゾン Kindle版 13年、「3・11忘れない、伝える、続ける、つなげるー協同の力で避難者の支援をー」日本生協連出版部 13年、「生協は今No.3」アマゾン Kindle版 13年、「福島の子ども保養―協同の力で避難した親子に笑顔をー」合同出版 14年、「宮城♡食の復興」生活文化社 14年、「協同の力でいのち輝けー医療生協◎復興支援@地域まるごと健康づくりー」合同出版 15年、「愛とヒューマンのコンサートー音楽でつながる人びとの物語」合同出版 16年などがあり、東日本大震災の発生からは被災地を訪ね、協同を大切にした復興の実践を記録し、支援の継続につなげたいと願っている。

▽追記(2021.11.19)

 芝田伸午さん(1930年3月26日 - 2001年3月14日)は[芝田進午先生が、広島大学・総合科学部教授として招聘されたのは、1976(昭和51)年4月だった――下記のブログ]、今までの本を書きなおそうとしていることをブログ(【現代思想とジャーナリスト精神】)で知った。
 「芝田進午の平和思想を20年間追求し続けた人々の存在~櫻井 智志」2019(核時代74)4.29:

   https://blog.goo.ne.jp/dreamtoday/e/bc7d264de0cc413b6010790d8d6f89c6


 ぜひ、読んでほしい。長いが、読みに行くのも大変だと思うので、コピペさせていただいた。

 Ⅲ:平和と<芝田進午学>復権と

 芝田進午氏は、生前に『人間性と人格の理論』を当初考えていた書名『人間性と人格と個性の理論』に変えて内容も、歴史の変遷と展開に対応するいっそうの理論的発展を反映させた改訂版を完成させたいと強く願っていた。
理論的発展のために避けられない諸問題をはじめ、崩壊したソ連や東欧など「社会主義」をどう評価するか、大工業理論をどのように発展させるべきか、「市民社会」「民主主義」「民主集中制」などの問題、そして「共産主義」という訳語の問題にいたるまで。広範な改訂を具体的に構想していた。
 また、『双書・現代の精神的労働』の完結も何度も口にしていた。芝田進午氏は、1962年に三一書房から『現代の精神的労働』を出版し増補版を1966年に出している。それ自体が総括的なまとまりをもっている。さらに全6巻にわたる『双書・現代の精神的労働』(青木書店)を責任編集として構想した。
 第1巻 科学的労働の理論
 第2巻 組織的労働の理論
 第3巻 教育労働の理論   1975年刊行
 第4巻 医療労働の理論   1976年刊行
 第5巻 公務労働の理論   1977年刊行
 第6巻 芸術的労働の理論 上 芸術的労働の社会学 1983年刊行
              下 芸術的創造の理論  1984年刊行
 ここで、芝田氏が「完結」を強く念願していたのは、上記の第1巻、第2巻を指している。三一書房版を参照すると、科学的労働とは、科学労働者・科学者や技術労働者・技術者のような仕事の現代置かれている労働の形態を指す。組織的労働とは、新聞労働や放送労働のような領域に包含される労働を指している。

 さらに、氏は、1980年に『教育をになう人びとー学校教職員と現代民主主義―』(青木書店)で教育現場で働く実際の仕事に目を」むけ、1983年には有斐閣から『現場からの職業案内―学生諸君!君たちはどう生きるか』を出版、サラリーマン、公務員、ジャーナリスト、教師、技術者、医師などの労働を就職する学生向けの参考となるように、それぞれの専門家からの案内として、精神的労働を伝えている。また、旬報社(当時は労働旬報社)から『協同組合で働くこと』を1987年に出版されている。
 (中略)芝田氏は、反核運動にも生涯の多くを費やした。時代の趨勢で運動には盛り上がるときもあれば、下火の時期もある。『現代の課題 核兵器廃絶のために』(1978年)、『核時代Ⅰ 思想と展望』(1987年)『核時代 Ⅱ文化と芸術』(1987年)を考察し研究しながら、ノーモア・ヒロシマ・コンサートで文化運動を実践し続けた。

2021年11月 7日 (日)

写真で見る「くらのまち・栃木ツアー」を紹介。

☆ 11月5日(金)に 「くらのまち・栃木」おおぞら号バスツアーに参加した。「行先」は、「くらのまち・栃木」(栃木県栃木市倭町)と岩下の新生姜ミュージアム (栃木市本町)。主催は「ロービジョン友の会アリス」。
 参加者は、当事者と家族、ガイドヘルパーさんなど17名で「コロナ禍」を経て、久しぶりの開催だった。コロナ以前は抽選もあるバス日帰りツアーだったが、アリスのメーリングで席に余裕があったので、急遽、参加してきた。詳しくは、下記のページで紹介。
  http://e-kyodo.sakura.ne.jp/arisu/211105totigi.html

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 前々から「うずまがわ(巴波川)」に遊覧船があり、小江戸と評される「蔵のある町」・栃木を訪ねたかったので、それは達成できた。
 遊覧船の乗り場に行ったら「あと25分後に出る」と言われたが、それでは「食事とバス集合時間に会わないと話す」と、10名プラス他の客3名になったので、船頭さんが「いま1艘持ってくるから」と船を出してくれた、ありがとうございました。
船は「うずまがわ」の上流沿いに行き、Uターンしながら、船頭さんは歴史経過の解説付きでご案内をしてくれた。とにかく水のきれいさ(市街に流れている川としては特別だ。どこかの湧水があるようだ)と1メートルを超えるコイとカモの餌に食らいつく姿は、びっくりさせられた。

▽「日時」 11月5日(金) 、集合 8:30 新越谷西口 川口信用金庫前]
「参加者」 合計17名になります。
 
◆予定スケジュール
  8:45出発 草加ICより高速道(途中 蓮田SAにて休憩)~
 11:00「蔵のまち」到着予定 到着後は自由散策・昼食等
 13:00 岩下の新生姜ミュージアムへ 到着後 見学・散策等
 14:30 出発 栃木ICより高速道(蓮田SAにて休憩)~
 16:30 新越谷西口 到着・解散

2021年10月31日 (日)

総評を解体したことが、自民党が持続的に権力を保持した要因の一つだ。

  衆議院選挙の中で、1本のビデオが紹介されている。

  名須川昭範

  https://www.facebook.com/sanguinosa/posts/1264891007346422

 

   日本の自民党はなぜ選挙に勝ち続けるのか
 2021年10月29日
 今月31日の衆議院選挙で、与党・自由民主党は今回も優勢とみられている。
 岸田文雄首相が率いる自民党は、過去65年のほとんどの間、政権与党として日本を率いてきた。
 BBCのルーパート・ウィングフィールド=ヘイズ東京特派員が、なぜ自民党が選挙でこれほど強いのかを解説する。
(動画製作:秋葉磁郎、プロデューサー:中山千佳)

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  https://www.bbc.com/japanese/video-59086369?fbclid=IwAR3bALma1Y6UpB-5RmHsSoLdZMrSDE_sPyXTTJ3Rd_Mf_vSHEWJHcZSYAWA

 それと全国に張りめぐせられた「有名進学高校卒業者のネットワーク」が自民党の養成組織になっているのでは。
 その後の著名大学進学者+大手マスコミ社員+金融・株・IT企業の管理職層+大企業ホワイトカラー(最近は旧公共企業体構成者)+多国籍企業社員+中間以上の公務員+伝統的中小企業者(大相撲のタニマチ=地方後援者)+中堅以上の建設業者など、人口比で2割の大人たち。

 昔、総評は、公共企業体(国鉄・郵政・電電公社など3公社五現業の労働者)、地方自治体の労働者、教職員組合、国家公務員、炭鉱労働者、鉄鋼・化学・金属・造船(これは全造船で未加盟か)などが参加しており1975年前後には組織率40パーセント超えて、450万人を凌駕していた(その他には、マスコミ関係の準中立も)。その後、集中的につぶされたので、自民党の天下が続いた大きな要因だ。

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2021年10月28日 (木)

「Adobe InDesign 2021」を使い始めてみた。

 この数日、DTP作業のために「Adobe InDesign CS5」の新しいバージョンのアプリ(「Adobe InDesign 2021」)を導入した[今一番新しいのはInDesign 2022 バージョン 17.0(2021 年 10 月)リリース]。しかし、TOPイメージが変わって、「はてな」と戸惑ってしまった。

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 今まで使っていた画面(フェーズ)とまったくちがっていて、どこから入っていくかと、さっぱりわからなかった。
「InDesign ヘルプ」のページやWEBで検索していったら、「ファイル」の列の「ウインドウ」⇒ワークスペース⇒

「初期設定」(または「拡張設定」へ)をクリックすると、「CS5」と同じフェーズになる。

    次に「編集」→環境設定→一般→[従来の「新規ドキュメント」ダイアログを使用]にチェックを入れる。
これで新規ページが立ち上がる。


 ここまで半日、かかった。

  そのうえで「タテ・本文組」の「横:20」をタテにする作業をどうしたらいいのか。これまでは、TOPページ上にあったが今回はない。どう探したらよいかを「検索」。

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 あるページに、《InDesignには[文字]パレットに[縦中横]と[縦中横設定]、[段落]パレットに[自動縦中横設定]と[縦組み中の欧文回転]という項目があります。》があり、探したら、文字欄の右端をクリックすると、表示された。
 この作業が3時間ほどかかった。
 今回は、これでDTP⇒PDF⇒JPEGのページ組ができたので、ホッとしている。

2021年10月27日 (水)

◆これは読んで「10.31衆議院選挙」へ。

「五十嵐 仁のページ」(法政大学名誉教授・法政大学大原社会問題研究所元所長)にUP――インターネット事業団の仕事。

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/igarashi/igarashi-index.html

 

10・31総選挙 政権を変えるしかない!(『連合通信』No.1307、2021年10月20日号)

安倍支配を継続する岸田政権 「ハト派」の幻想振りまく(『連合通信・隔日版』No,9686、2021年10月14日付)

いま「連合」を考える  統一を妨げているものは何か――歴史認識と「反共主義」の克服―(日本民主法律家協会の機関誌『法と民主主義』2021年8:9月号 

  20210809houtominsyusyugi             

野党連合政権への道―今こそ「新しい政治」をめざそう、 (『学習の友』2021年7月号)

前進する市民と野党の共闘、待たれる野党連合政権(川崎区革新懇の『第18回総会記録集 2021年6月12日)

大急ぎでfacebookとtwitterへ。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1346463892475004&id=100013342181734

 

2021年10月23日 (土)

「関西生コン支部武委員長解任問題についての見解」――木下武男

  唖然、茫然たる事態。「こころの狭量さ」はダメだな。

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/kinoshita/index.html#211020kainin

◆坂井 貴司さんのfacebook
17時間前
https://www.facebook.com/takashi.sakai.982/posts/5046954328653657·


 気になるニュースです。
 原則的な労働運動を行っているために警察から弾圧を受けてきた全日本建設連帯ユニオン関西生コン支部の指導者である武委員長が、辞任しました。
 「一組合員として再出発する」とのことです。
(10月10日付け 日刊ベリタ)
「闘う労働組合」を掲げ、劣悪な条件下で働く中小企業の労働者、特に非正規労働者を組織してきた関西生コン支部の行く末が心配です。


◆ 2021年10月10日22時07分掲載  無料記事  印刷用
 関生反弾圧市民情報センター

http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202110102207200&fbclid=IwAR3-hJEOncTpZhz1dDX4n5q1TUI7Fva8Gz6DALY5M2o-CLYCT_TneQyVB0w

 武委員長が関西生コン支部委員長を辞任 一組合員として関生再建に力を尽くします。

 641日の長期拘留に耐え21年7月13日に一部無罪・執行猶予の判決を勝ち取った連帯労組関西生コン支部の武建一委員長が本日10月10日に開かれた同支部第57回定期大会で委員長を辞任することを表明した。日本には珍しい産業別労働組合を作り上げ、戦闘的労働運動を率いてきた武委員長は国際的にも名を知られており、同委員長の辞任は周辺にショックを与えている。同大会直後、武委員長は「一組合員として関生再生に奮闘します」と題する声明を発表した。突然の辞任の背景として、「今、関生支部は『関生を語る資格のない者が関生を乗っ取っている』事態が進行しています」と述べ、「一労働者、一組合員として、産別労働運動の志を高く掲げ、関生再生のため、関生労働運動の闘いを最初の一歩から歩み直します」と宣言している。(日刊ベリタ編集部)

 同日、支部大会で最後の委員長挨拶に立った武建一氏は、組合幹部の特権乱用、放漫な財政運営、機関決定など組合民主主義を無視した組合運営などについて具体的事例をあげて明らかにした。途中ストップがかかり、委員長は会場から排除されるという一幕もあった。

2021年10月18日 (月)

『季節の向こうに未知(ルビ:なにか)が見える』(林克著、幻冬舎、2120年10月23日)を読む。

 9月27日(月)18:30からせんげん台「世一緒」で開かれた「NPO障害者の職場参加をすすめる会」の運営会議のあとに1冊の本を渡されて、「読んでほしい」と言われた。
 『季節の向こうに未知(ルビ:なにか)が見える』(林克著、幻冬舎、2120年10月23日、四六判、定価1000円+税)という本だ。

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 著者は、「団塊の世代」の人で、「21歳の冬、僕の手足の感覚を失った。事故から半世紀、苦労を重ねながらも生きがいを見つけ努力し続ける一人の男の物語。大会中の事故により四肢麻痺となったスキープレーヤー。周囲の人々の支え、新たな出会いにより絶望を乗り越え言語聴覚士としての道を歩み始める」と帯に書かれている。
 N体育大学のスキープレーヤーとして、意気軒昂に上野駅から十和田十号で青森へ、そこから青函連絡船に乗り函館を経て、札幌まで行き、小樽についた後だった。
 著者と同世代の私は、当時、アルバイト中の出版社の「経営困難状況の克服」のために北海道支社に行かされ(実は青函連絡船に乗りたかったのが本意)、小樽市内のデパート労組、教職員組合、市職労、造船関係の組合事務所に赴き、集金旅行を行っていた時期だ。

 その事故は、小樽のスキージャンプ場での転倒事故で起こった。病院に担ぎ込まれたあと、状況は深刻だった。長いが本文を読んでほしい。

 《もう一カ月以上も湯舟に浸かっていないことを思うと嬉しい気分になった。(中略)
 「あれ」
 思わず唇から漏れた。何も変わらなかった。ベッドに寝ているときの暖かさがそのままで、足の踵やふくらはぎが先にお湯の中に沈んでいくのが見えるのに、皮膚を通し瞬時に伝わるはずのお湯の快感が全く感じられない。怪我以来いつもベッドの中で感じているジリジリとした少しの痺れ感と意識することのない体温が、そのままの感覚で沈んでゆく。
 湯気を感じる嗅覚や沈んでいく脚の視覚的な感覚と、何も感じない皮膚の感覚との間に、大き乖離があることに強いショックを受けた。腿でも腹部でもお湯に浸ってない状態と何も変わりはない。腕もそうだった。手首から先は手の甲も掌もお湯の暖かさを感じる感覚がなく痺れ感のみが残っているだけであった。力こぶが作れる上腕二頭筋は辛うじて感じられたが、その裏にあたる上腕三頭筋やその下の皮膚は触覚の機能を失っていた。脇の下に近い腕の上部、胸や首のところまで来るとやっと過去二十一年以上感じ続けてきた風呂の感覚が蘇った。うろたえた心の動きを周りの人に気づかれないよう、どう表現していいのか一瞬分からなかったが正直なところ動揺は隠せなかった。感覚がないってこういうことなのか‥…。
 感覚といえば首から両肩にかけて一瞬針で刺されるような鋭い痛みをまだ感じていた。一日のうちで数回あった。多いときには一分の間に三回から四回も走った。
 「この痛みは何ですか」
 と再び中林先生に尋ねた。
 「うーん、よく分からんが神経が通る路かもね」
 暖味な答えが返ってきただけだった。》
 ここまで本文は33ページまででしかないが、続けて読んでみようと思いなおすのに、1週間ほどかかった。

 この本の主人公と、私がHPの編集・制作をした「(株)ニューオタニ」(靴底企業)社長の尾谷さんは、高校生の時代に「スキーインターハイ」などで一緒に活躍したスキープレーヤー同士で近しい仲間だった。その縁で「読んでみて」と渡されたようだ。

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 ▽「創業して40有余年の想い」◆会社創業以来の沿革――尾谷社長の想い。
 http://www.new-otani.com/#2019otanisyatyounoomoi

 この本によって、尾谷さんが「春日部市内の豊野工業団地」(1981年)に新工場建設をして、障害者と一緒に働く企業とバリアフリーの工場現場をつくりたい、と強い思いを実践した基底に「友人の事故」があったからだと教わった。
 たしかにその後の著者は、大学を無事卒業をして、研究者の支援やネットワークの中で、博士号も取得し、新潟の「脳研究所」や専門学校で学生を育て上げる人間として、人生を謳歌して、まっとうしている。
 あとがきでは、「退職した後、ささやかな目標を持っている。家の一室を使って高次脳機能障害、認知症、失語症などで生活の場を狭められている近隣の人たちを何らかの形で援助したいと考え、週一で治療や相談を始めた。長年想い描いていた計画である。」と〆ている。
 本書の中には、時代的背景を語る箇所があり、「連合赤軍事件」「天安門事件」「アメリカでの9・11テロ事件」「三陸沖大津波3・11」、そして高度成長社会を経た「社会の変容」も語られている。団塊の世代には、大きな影響を及ぼした諸事件があったことが分かる。

2021年10月16日 (土)

25万0582のアクセスがありました。

 以下が本年の5月でした。
 >24万1571アクセスがありました。(2021.05.08)。
 >2020年12月14日 (月):23万0402のアクセスがありました(2020.12.14)。
 以下が本年の4月でした。
 >21万アクセスがありました(2020.04.05)。

  http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-93790c.html

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