無料ブログはココログ

2018年11月15日 (木)

《写真で見る「水辺の市」・2018年11月13日(火)の風景》をUPしました。

 早いもので、毎月第2火曜日の「越谷にぎわいの会」主催の「水辺の市」が、年内、あと1回になりました。

1113日(火)の風景》をUPしましたのでお知らせします。

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/181113mizubenoiti.html

 181115mizube6


 「水辺の市のページ」のTOP

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/index.html

 

 181113mizube111
   

  http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/index.html#instagram180714

 

 

 写真で見るこれまでの「水辺の市」の風景

 ――201501月からから20181113日(火)

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/koremadenomizubenoiti.html

 

 スマホ版――「水辺の市のページ」

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizube-smartphone/index.html

2018年11月 8日 (木)

Wordで入力が変!(2018.11.08)

 この2週間ほど「入力」するときに、「ka」と入力すると「kあ」、 seと入力すると「sえ」になったり、「かんなま⇒関係なま」になったり、「たいかん⇒対面感」のように、変なことが起こった。

 何十年も使っていて、「初めての経験」。

 ウイルスでも入ったかチャックしても何もでない。

 

 WEBで「Wordが変!」で検索すると、《2016まで対応: Wordがおかしい、初期状態に戻したい(簡単初期化)。Normal.dotが破損し、Wordが正常に動作しなくなった。色々とカスタマイズしてしまったが元の設定に一括で戻したいといった理由からNormal.dotを再生成する必要がある場合があります。以下の操作で再生成できます。》とでる。

 キーワードとして「Normal.dot」が出てきたので、以下の作業を行った。しかしダメ。

 http://office-qa.com/Word/wd114.htm

 

 やむを得ず、「office2016」をアンストールして、再度、インストールし立ち上げてもダメ。困った!

 検索を「Wordで入力が変!」でやってみると、下記のページが出てきた。やっと解決した。

 

  ▽Word:日本語入力において子音が自動的に確定される

  http://kotokoto.air-nifty.com/flyingtulip/2007/09/word_e76d.html

 

Word2000 IME2000でローマ字入力をしているのですが、 突然日本語入力の変換がおかしくなってしまいました。

キーボードで「aiueo」と入力すると正常に「あいうえお」と入力できるのですが、 「ka」と入力すると「kあ」、 seと入力すると「sえ」といった具合に、 子音が自動的に確定されてしまいます。

すべての子音+母音の組み合わせでこうなってしまいます。

この現象はWordのみで起こっており、

その他のOfficeソフト、メモ帳、ブラウザでは起こりません。

-------------------------------------------------------------------------

      ▽▼ 回 答 ▼▽

 -------------------------------------------------------------------------

 Word[ツール]−[オプション]−[編集と日本語入力]タブを開きます。

 詳細設定のページの下の方を見る(編集オプションの最後←編集子が追加)。

 [変換中の文字列を文書に挿入モードで入力する]のチェックをオフにします。

 ここで「OK」をクリックする(←編集子が追加)。

2018年11月 7日 (水)

「関生型運動論の分析――要宏輝」のページをUP。

「業種別職種別ユニオン運動」研究会のHPにリンクする形で、新ページでUPした。

 

連帯・関西生コン支部機関紙「くさり」に要宏輝さんが連載――「関生型運動」考察と「労働運動要論」①~⑬――したモノ。

 

現在、戦後最大級の刑事弾圧=国家的不当弾圧と闘っている渦中の連帯・関西生コン支部。その闘いの現代史的意義、日本の労働組合運動のたたかう労働組合づくりへのメッセージ。

「要宏輝の関生型運動論」のページ

http://e-union.sakura.ne.jp/kaname/index.html



 ◇主な目次

 1 「刑事弾圧との闘い」

 2 協同組合論――協同組合実践と「関生型運動」 

 3 現代企業別労働組合批判と関生型労働運動

 4 連帯の金字塔、長澤運輸、ハマキョウレックスの労契法20条裁判闘争の社会的インパクト

 《連帯・関西生コン支部。その機関紙「くさり」に連載の要宏輝のコラム》より。

 https://www.kannama.com/kusari/index-2.html


 

  181019sigakougi





 ぜひ目を通していただきたい点は、「連帯・関西生コン支部が事業協同組合を生コン業界、バラ業界、圧送業界」ごとに形成し(その内部ごとに業種別職種別労働組合運動を擁立)、大手セメント資本およびゼネコンへ、バリアを貼りめぐらし、中小企業主とそれぞれの業界傘下の労働者の賃上げ、労働日の規制を勝ち取っていることが、分析されている。

 

 その労働側陣営の成果は、生コン業界では「年収800万円台、年間休日150日の就労状態(ドイツの紹介――「ドイツ人はなぜ 1年に150日 休んでも仕事が回るのか」、在独ジャーナリスト 熊谷 徹(20161013日・ミュンヘン)。)」を勝ち取り、圧送業界では「この10年間で350万円台の年収を600万円台に引き上げてきた」事実がある。

181208kumagai

 春闘を抑圧してきた財界から見たら、“目の上のたん瘤“どころではない、その秘密は「企業の外につくった産業別労働組合の威力、業種別職種別ユニオンの現代的意義」が見えてきたし、世間に広まるのを恐れているのが、今の攻撃だ。

 労働組合・ユニオンは「企業の外」(地域)につくることが常識になったら、どうなるか。

 だれでも参加できるし、日本の労働組合運動は変わる!

 

 kanameさんのブログ 要宏輝の正義の労働運動

http://kanamehiroaki.com/?q=blog/1

181025kanameprofile_3

2018年10月31日 (水)

『国鉄闘争の成果と教訓』――当事者主体でたたかった国鉄闘争の本の紹介(下)

この本の帯には[発行所:スペース伽耶、20135月、編=国鉄闘争を継承する会 監=加藤晋介/二瓶久勝 発行=スペース伽耶 (発売元=星雲社)]――24年間の闘いで、花を咲かせ、実を結んだ――国鉄闘争を闘った、当事者・弁護士・支援者、総計18名による座談会と特別論文。8事業体ネットワークからの報告。資料=ILO条約勧告適用専門委員会への情報提供(英文付) 、と記されている。

 

 

181031kokutetutousou_3

 

本書の構成は以下のようになっていて、「はじめに」では、《たしかに、『国労闘争団が闘い取ったもの』(加藤晋介著、[編集子は未読])、『国鉄闘争の真実』(二瓶久勝著)、で一定の「総括」がなされている部分もあるが、未だ不十分である。

 そういうことから今回、国鉄闘争を主体的に闘った、当時の闘争団、共闘会議、弁護士、支援者の座談会を開催し、それぞれの立場からの「総括」を試みた。そして、「JR東日本の違法取水」問題を含めて七名の特別論文を掲載し、さらに闘争終結後の事業体の進捗状況と課題、株主代表訴訟裁判に取り組む意味を明らかにする文章を含めて、掲載した。

 この『国鉄闘争の成果と教訓』が、日本労働運動に活かされ、その再生に少しでも寄与することを切望する。

 座談会は、「国鉄闘争を継承する会」が主催し、二回に分けて、合計五時間以上の討議を行なった》と書かれている。

 

 1 1章 国鉄闘争の総括 座談会(第一回目「職場・生産点、当事者に依拠した運動を!

 2 中曽根行革と国鉄闘争

 3 JR不採用以降の国労の運動と国労高崎の基本方針

 4 われわれはなぜ、JR東日本株主代表訴訟を闘うのか―JR東日本・水泥棒株主代表訴訟の現状と展望

 5 国鉄改革法23条以降つづく司法反動と政治和解の意義

 6 第二回目「支援組合、各地区の共闘会議からみた国鉄闘争」

 7 2章 事業体ネットワーク 北から南から(国鉄闘争の総括を教訓に「労働運動」の再生を目指そう! )

 8 世界と日本から見た国鉄闘争の総括

  9 国鉄闘争の総括をこれからの人生に活かす生き方を!

10 (国鉄闘争関連年表)

11 行動提起 壊憲NO!九六条改悪反対618 1000人集会への呼びかけ 次代を担う「組合員のみなさん」への「労働講座」の案内

 

 

  ▽対談1、「職場・生産点、当事者に依拠した運動を」

 挨拶:武藤弘道(東京労働組合連合会中央執行委員長)、

 参加者

 加藤晋介(元鉄建公団訴訟弁護団、主任弁護士)、二瓶久勝(元国鉄闘争共闘会議議長)、佐久間誠(鉄建公団訴訟原告団事務局長)、酒井直昭(元鉄建公団訴訟原告団団長)、唐沢武臣(元国労高崎地本書記長、群馬県平和センター事務局長)、小林春彦(国労千葉地本委員長)、司会、新田進(国鉄闘争を継承する会事務局長)。

 ▽対談2、「支援組合、各地区の共闘会議からみた国鉄闘争」

 参加者、中村広之(世紀労働組合委員長)、村中哲也(元国鉄闘争首都圏連絡会共同代表)、丸林俊之(全水道東京水道労働組合)、中島義雄(元長崎国鉄共闘会議議長)、本間正史(オリジン電気労働組合前委員長)、吉田壽(東京清掃労働組合委員長)、坂本浩明(東京清掃労働組合組織部長)、小川信(オリジン電気労働組合委員長、特別参加)。助言者:二瓶久勝(元国鉄闘争共闘会議議長)、加藤晋介(元鉄建公団訴訟弁護団、主任弁護士)、司会:内田泰博(元国鉄闘争共闘会議事務局長)

 その他、執筆は、中曽根行革と国鉄闘争、武藤弘道(都労連議長)

 発行所:スペース伽耶20135月/四六判/218頁/¥1,500+75] 編=国鉄闘争を継承する会 監=加藤晋介/二瓶久勝 発行=スペース伽耶 (発売元=星雲社)

 

 本書には、この対談に加えて、7本の論文と《第2章 事業体ネットワーク 北から南から》として、「企業組合クリーン大牟田、NPO法人ecoおといねっぶ、北見ユニティ、生活者労働者協同組合、事業体ネット稚内、㈲サンピア、NPO法人 ワーコレるもい、紋別》の事業活動報告がUPされている。

 

 2回にわたる対談の最初は、闘争団当事者、加藤弁護士、二瓶・元国鉄闘争共闘会議議長をはじめ、国労内で支援を一貫して行っていた高崎地本、千葉地本のメンバーで、後半のメンバーは、支援者、各地区の共闘会議から見た国鉄闘争だ。

 前者には、対国労、44団体共闘における統一・「政治解決」への波風が浮かび上がっている。

 後者の支援メンバーでは、「なぜうちの組合が国労闘争を支援し、共闘するのか、当該組合員との葛藤を乗り越えた」、姿がある。

 

 この全体の企画は「国鉄闘争を継承する会」が中心になっているようだが、最近でも「秋葉原駅、大塚駅」などの都内駅の「再度、民間下請け化」を推し進めようとしているJRの姿、大幅に増えた非正規労働者の実態なども、今後どうするか、声をあげてほしい。



 ▽(追記:2018.11.05)

 ●東京相馬代議員

 

「来年3月から秋葉原駅が委託される」、「60名を超える社員が出向する」と、運転取扱い駅ではないが1日の乗降客が25万人超えるターミナル駅が委託になれば、どこの駅も業務委託できることになると安全とサービスの切り捨てがより一層進められていることを報告されました。(建交労鉄道東日本本部第20回定期大会が2018930日発言)

 

 http://www.kenkourou.or.jp/wp-content/uploads/2018/10/003800a0fefd29c9345d85cf3e2ed20c.pdf

 ▽(追記:2018.11.09)【東洋経済WEB版】首都圏で「早朝無人」駅、脱鉄道へJR東の焦燥[2018/11/05 4:20

 

  https://toyokeizai.net/articles/-/246932

 

 大量退職が間近、駅業務の合理化を加速

 

 ローカル線ではありふれた無人駅だが、実は利用者が多い首都圏の駅にもじわりと広がりを見せている。今年3月からは東船橋駅のほか、同じく総武線の下総中山駅や幕張本郷駅にも、早朝時間帯の完全無人化が導入された。無人化の決定に一律の基準はないようだが、これら3駅の1日の平均乗車人員は、下総中山と東船橋で各2万人程度、幕張本郷で約3万人(いずれも2017年度)の規模になる。(略)

 

 そうした中、早朝時間帯に限ってだが、完全無人化の取り組みが広がってきた。取材によれば来年からはJR中央本線の信濃町駅、千駄ケ谷駅、東中野駅のほか、山手線の駒込駅や鶯谷駅などでも検討されているという

  181109itaku


 ▽(追記)

 

 国労敗北の歴史を学ぶ――その1

 http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/1-6778.html

  What Was 国鉄闘争~そして次へ~』を読んだ――国労「敗北」の歴史 その2

 http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/whatwas2-1c1c.html

 

 

 当事者主体でたたかった国鉄闘争の本の紹介(上)

  http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-8921.html

 

  『国鉄闘争の成果と教訓』――当事者主体でたたかった国鉄闘争の本の紹介(下) 

  http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-08cd.html

 

 

 

2018年10月23日 (火)

当事者主体でたたかった国鉄闘争の本の紹介(上)

1407名の国労闘争団の政治解決まで持ち込んだ闘いの歴史は、当事者も含めてその全容を知る人は少ないのではないかと思ったら、以下のような「総括書」が2冊出版されていた。

 

《1》『国鉄闘争の真実 共闘会議議長としての総括そして次の闘いへ』(二瓶 久勝 スペース伽耶 、201221日)、《2》 国鉄闘争の成果と教訓』(編:国鉄闘争を継承する会、加藤晋介、二瓶久勝監修、スペース伽耶、20135月。

181023kokutetusinjitu

前者の本《1》は、《いま、日本社会は、改憲をめざして憲法審査会が始動し、東日本大震災と原発事故を口実にした、労働者・被災者無視=大企業優先の「復興」策が強力に推進されている。2012年の現実は、1987年に中曽根首相らが構想した国鉄分割・民営化攻撃=「国労つぶし総評を崩壊させ、社会党を解体し憲法改悪を実現する」戦略が、成功しつつあることを示している。この酷薄非道な解雇攻撃に耐え24年間闘いつづけた国鉄労働者1047名の大半は、201049日、一人平均2,200万円の解決金を確保し、歴史的政治和解を勝ち取った。その成果と無念、闘いの真実を約10年にわたり共闘会議議長を務めた著者が初めて明かす。》と明記されていた。

 

 インタビュー形式でまとめられているが、著者は、以下のような方。

1945年福島県(岩瀬郡)生まれ。1964年オリジン電気()入社。1969オリジン電気労組書記長に就任2008年の退職までの約40年間、書記長・委員長などを務め、現在、全オリジン労働組合協議会顧問。20001月、国鉄闘争支援中央共闘会議事務局長に就任するも、20023月同職を辞任し、416日に結成された国鉄闘争に勝利する共闘会議議長に就任。20104月の政治解決を実現する。20116月の同会議解散まで議長を務める。

 

本の冒頭は、みずからのオリジン電気労組書記長に就任などの闘いの歴史を振り返っており、全国金属にあっただろう「まともな労働組合の歴史」を学ぶことができる。

 

本書の中心は、9.15判決、44団体の結成、そして政治解決の道の判断を綴った本だ。

国労闘争団全国連絡会議、鉄建公団訴訟原告団、鉄道運輸機構訴訟原告団、全動労争議団鉄道運輸機構訴訟原告団/【四団体】国鉄労働組合(国労)、全日本建設交運一般労働組合(建交労)、国鉄闘争支援中央共闘会議(中央共闘)、国鉄闘争に勝利する共闘会議(共闘会議)

 

「国鉄闘争に勝利する共闘会議議長(2002416日以降)」の闘い――24年間の当事者・家族の闘い――は「一体どう評価されるのか」を書き残したいと書かれている。

注目される言葉としては、「国鉄闘争が他の闘争とちがうのは、政治解決を目指したことです」と書き、当時の政府・政党・政治家、そして官僚・財界などの動向を分析し、当事者主体で解決をしていった経過が明らかになっている。

 

本書を読んで、なぜ国労は1407名の当事者主体ではない方向で、舵を切っていったのか。企業内組合として「労使関係」を形成したいと願った人をリーダーに選んでいったのか、よくわからない《国労「敗北」の歴史 その3》。

2018年10月19日 (金)

「関西生コン労組と協同組合運動」を開きます。

20181027日(土)(午後13時から17時まで)に渋谷区立勤労福祉会館にて、以下の講座が開かれる。

 http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/181027coophe-tuda.html

 

◆「関西生コン労組と協同組合運動――第3回、生コン関連業種別ユニオン連続講座」

Ⅰ部 「資本主義社会を超える経済体制と実現の戦略ー『関生』運動を基礎にー」

  報告者 津田直則(桃山学院大学名誉教授)

  質問者 木下武男(元昭和女子大学教授)

Ⅱ部 事業協同組合と経営活動

報告者 久貝博司((株)京都生コン代表取締役)

小田 要(元大阪兵庫生コン経営者会会長)

  質問者 鈴木和幸(NPO法人クリーニングカスタマーズサポート)

 

 津田先生の当日、話されるパワーポイントをいただき、読んでみてびっくり。

【1】系列下で搾取されている中小企業も事業協同組合設立により社会的連帯経済に入るべきである

4)社会的連帯経済の課題(新パラダイムの創造)

⇒これは、これまでの「労働者協同組合法の推進に当たって、中小企業等事業協同組合法を批判してきた」という認識だったが、それを「社会連帯経済の側に引き寄せ、大企業支配への抵抗主体」としている関西生コン支部運動の成果としている。

 確かに狭い範囲の「協同組合推進」論だけでは、現在の社会変革にとって必要十分条件にはならない。

 

これは広範な建設、運輸、福祉、医療などの中小企業陣営へのテーマとして訴求力をもたらし、さまざまな労働分野に適応できる。

 ここにも、関西生コン支部型労働組合運動は大資本には脅威になっている、事実が浮かび上がっている。

 

 この研究会を通じて、労働組合運動・ユニオン運動の横に「産業別・業種別分析ができるNPOの存在意義が見えてきた」ことにつづく、研究会のヒットだ。

 

  ▽(追記:2018.11.1

 

  木下武男さん(元昭和女子大学教授)は、20114月に出版された本ですでに以下のように書いてあった

 

 ●労組と事業協同組合との共同

 

 第三は、事業協同組合と労働組合との関係についてである。日本的土壌の上にユニオニズムを移植するためにはこの問題が十分に理解されなければならない。重層的下請構造や背景資本による個別企業の支配などによって、大企業の中小企業に対する収奪構造が存在する。また安易な新規参入によって過当競争が引き起こされ、そのなかで中小企業の経営基盤は極めて脆弱である。このような経営環境のもとで中小企業労働者の大幅な労働条件の向上をはかるためにはどのような方法があるのか、という問題である。

 

 実は、今回の関西生コン支部のストライキは、直接的には、生コン企業に対する賃上げを要求してなされたものではない。生コン企業がゼネコン各社に販売する価格をめぐってである。関西生コン支部は、生コンの一リユーベ (立方メートル)当たりの価格の引き上げを要求した。なぜ、このような要求でなされたのだろうか。

 

 生コンは、セメントと砂、砂利、水を撹押して製品ができる。その原料であるセメントは、大手セメント・メーカーが高値を押しつけてくる。また、製品の多くの販売先であるゼネコンは、生コンを買いたたく。大企業に挟撃される形の生コン業界が生き残るには、中小企業が結束する以外にはない。その方法が中小企業協同組合である。関西の生コン企業は、協同組合をつくって「共同受注」と「共同販売」を追求してきた。ゼネコンからの生コンの受注は協同組合が共同して受ける。そして、協同組合が販売価格を設定して、ゼネコンに「共同販売」をする。これは独占禁止法に違反しない。

 

 生コン業界の中小企業協同組合は全国に存在する。しかし、労働組合と共同し、大企業と対抗する協同組合が関西でつくり出されたのは、関西生コン支部の激しい産業別統一闘争によってである。生コン支部は経営者に、生コンの安値販売を阻止するには、協同組合という方式によって「企業間競争の規制」を実現する以外にはないことを闘争と説得によって理解させてきた。この経営基盤の安定によって賃上げの原資を確保することができる。その結果が、今日の関西地方における生コン労働者の労働条件と社会的地位の向上をもたらしたのである。今回も、ストライキの後に支部は五〇〇〇円の賃上げを実現した。

 

 ◇出所:《建設独占を揺がした139日―関西生コン労組のストライキが切り開いた地平 : 労働運動の現段階と業種別・職種別運動、木下武男、20114月、木下武男、丸山茂樹、変革のアソシエ》 

 

 

 

http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/180929bara-assou-kansainamakon.html

 

 

 

 

 「関西生コン労組と協同組合運動のページ」をUPしました。

 http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/181027coophe-tuda.html

 

 

181027kansainamakon32

 Ⅰ部 「資本主義社会を超える経済体制と実現の戦略ー『関生』運動を基礎にー」、報告者 津田直則(桃山学院大学名誉教授)全ページ一挙に「パワーポイント」で見られます。

 

 TOPページから

 http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/

 

 ▽参考論文――

 津田直則「モンドラゴン協同組合――連帯が築くもう一つの経済体制」『世界』201211月号

 「イタリア連帯思想並びに社会的協同思想とその実践――資本主義を超える新たな経済体制論-」『いのちとくらし』62号、20183月参照

 搾取と闘う社会変革の闘士たち(2018910日 追加・更新)  

「社会的連帯経済―ネットワークでめざす新たな社会構想――津田直則のホームページです」にUPされました。 

 

 【参考】仕事と雇用確保を実現する連帯労組の戦略――大企業支配に対抗し「社会的連帯経済」の発展による社会変革を求めて、関西派遣団(報告者:弘田孝明)、「2018CSEF ビルバオ大会」への参加に向けて、ソウル宣言の会。

https://www.seoulsengen.jp/blank-3

 

 

2018年10月 6日 (土)

芹澤寿良先生と私

「芹澤寿良―WEB版著作選集」のページをUPしたが、ここ何年間、芹澤先生のPCの相談役(インストラクター)を、仰せつかってきた。

 

 ▽経歴

 1931年生まれ

 1950年 早稲田大学第一法学部入学

 1954年 早稲田大学第一法学部卒業

     日本鉄鋼労連本部へ(19767月まで)

 1976年 労働者教育協会常任理事

 1979年 高知短期大学教授(19973月まで)

     高知短期大学学長代理(198410月~19933月) 

 現在  高知短期大学名誉教授


 下記のような文章(本ブログに掲載)は、芹澤先生のお宅にお伺いして解決したり、朝一番の電話で「ノートパソコンのキーボードが変」「インターネットがつながらない」などの、困りごと解決した時のメモだ。


 おかげで、本ブログの「PC・DTPあれこれ」のテーマが豊かになり、「Yahoo検索」「google検索」で多数の人たちが読みに来ている。


 論文を書く仕事の人は、「行間がそろわない」とページの形式が整わないので、ご本人にとっては「致命的」なので、自分で文章を追加しながら、行間をそろえる仕組みを学んだ。

「Wordで論文に脚注を付ける方法」などは、各大学が学生向けに書かれたページを参照したが、UPしたら各大学から「検索」で入ってきたのが面白かった。

 

20150223日  Outlook2013なども高齢者にもやさしく設計を

20140624日 古いPCから新しいPCへデータを移動した

20140425日 「ローマ字入力ができない」という声

20121220日 自炊用スキャナを寄贈されて

20120229日 ノートパソコンのキーボードが変

20111211日 Word2007・Word2013で行間を揃えるやり方

20111106日 Wordで論文に脚注を付ける方法

 

 この関係は、手島繁一さんが北海道に帰っていったあと、お鉢が回ってきたのだが、行くたんびに戦後の労働組合の実情、鉄鋼労連の話、某政党の話、国労闘争と文化人・学者の話、高知のことなど、貴重な話が聞けて楽しみだった。

 

 1990年直前の時期、「市民生協の生活文化情報誌・PROSUME」発行のため、江戸川橋に仕事場(マンション)を借りて始めたとき(席は前の出版社のまま)、企画プランナー・兼執筆者のお一人であった「芹沢茂登子さん」(今は故人)と一緒に来て、「君はなぜ労働組合運動の出版物の仕事をしないのか」と言われて、「いろいろありまして」と心もとないことを言ったことを覚えている。

 いまでも、「なんとも情けない答え」をしてしまった、と感じ入っている。

 

 別掲にも書いたが2011年ごろから「現代労働組合研究会のページ」をつくり出したのは、芹澤先生の《連合運動は「社会のバリケード」になれるか――基本姿勢の転換と大企業労組の組織運動の改革を」、『政経研究』、政治経済研究所、2011年、96号。》をWEBページに載せましょうということからだ。

 

 

「芹澤寿良―WEB版著作選集」のページをUPした。

戦後、鉄鋼労働運動を担い、その基本的性格・役割を追及してきた芹澤先生の「WEB版著作選集」を編集してみた。すでに総評がなくなり、「鉄鋼労連」という名前の単産がない時代だが、貴重な歴史的分析があると思う。 《インターネット事業団の仕事 その4(下記をクリックしてください)

 

 

 芹澤寿良―WEB版著作選集のページ

 

 ▽経歴

1931年生まれ

1950年 早稲田大学第一法学部入学

1954年 早稲田大学第一法学部卒業

    日本鉄鋼労連本部へ(19767月まで)

1976年 労働者教育協会常任理事

1979年 高知短期大学教授(19973月まで)

    高知短期大学学長代理(198410月~19933月) 

現在  高知短期大学名誉教授

 

《日本鉄鋼産業労働組合連合会本部書記》――芹澤壽良オーラル・ヒストリー――平成26年度 日本学術振興会科学研究費補助金[基盤研究(B)]、研究成果報告書【課題番号:23330115】、聞き手:青木宏之(高知短期大学准教授)

 

◇鉄鋼労働運動の視点

「鉄鋼労働運動の戦後の労働時間短縮闘争――1970年代の「43直制」をめぐる対抗と「時短」問題のその後の協調的推移」、『金属労働研究』、金属労働研究所、第134号、2015年4月

 

「労働組合運動に関わった私の歩みと労働・雇用法制改悪反対闘争の動向」、201412月、高知短期大学、『社会科学論集』第105号抜刷

 

1960年代の「八幡製鉄所のインフォーマルグループ」の育成文書」、高知短期大学『社会科学論集』99号、201111

 

 

読書案内:『もう一つの鉄鋼労働運動史――人間らしい働き方を求めた闘いの記録』、鉄鋼労働者協会、芹澤寿良、『金属労働研究』、金属労働研究、20087月、第94

 

日本鋼管京浜製鉄所における労働組合運動、平野浩一(ペンネーム)、『現代の労働組合運動 7』、大月書店、19761129

 

「日本鋼管京浜製鉄所労働組合の組織と活動 」、樋口次郎(ペンネーム)、『現代の労働組合運動 3』、大月書店、19721215

 

 

◇日本の労働組合運動再生の視点

「地方・地域の「協同組合」運動との協力・共同で労働組合運動の基盤拡大と強化を」、金属労働研究所、『金属労働研究』、20138月号、No.124

 

「国鉄労働者1047 名解雇撤回闘争における学者・文化人の支援運動―複数主体の「大同団結」をめざす活動を中心に」、高知短期大学名誉教授 芹澤 寿良、『建交労理論集』、№54号(2012930日発行)

 

「連合運動は「社会のバリケード」になれるか――基本姿勢の転換と大企業労組の組織、運動の改革を」、『政経研究』、政治経済研究所、2011年、96号(既UP分より)

 

『社会科学研究』(高知短期大学)に執筆した「Ⅰ 日本における鉄鋼労働組合運動――その状況・分析・調査と提言」一覧

 




 《インターネット事業団の仕事 その1》「富澤賢治―WEB版著作選集」をUP。

 《インターネット事業団の仕事 その2》「スペイン・モンドラゴン MCC=協同組合――石塚英雄(非営利・協同総合研究所いのちとくらし主任研究員)のページ」のページ」

 《インターネット事業団の仕事 その3イタリアのレガ(生産協同組合)・社会的協同組合――イタリアの協同組合から学ぶ、菅野正純(協同総合研究所[創設期]主任研究員)のページ」*195017日~2008111日)

 《インターネット事業団の仕事 その4》「芹澤寿良―WEB版著作選集」のページ。

2018年10月 5日 (金)

「富澤賢治―WEB版著作選集」をUP

  単行本編集していた当時、編集・制作できなかったが、「WEB版」として編集した。若い世代の人に読んでもらいたいと願っている。(下記をクリックしてください)   

 《インターネット事業団の仕事 その1

 

 

 「富澤賢治―WEB版著作選集」のページ



181005tomizawaweb


 

非営利・協同の轍(第3回)「鼎立社会構想の基盤となる非営利・協同運動の連帯――富沢賢治氏へのインタビュー記録、菰田レエ也、久保ゆりえ、竹野ユキコ」(PDF版)、富沢賢治、「特定非営利活動法人 非営利・協同総合研究所」、『いのちとくらし研究所報』62号、20183月。

「インタビュー:他者に認められ、自分にも、満足できるはたらきかた」(PDF版)、富沢賢治(一般社団法人協同総合研究所副理事長)、聞き手:青木美紗(奈良女子大学助教)、『くらしと協同』2015年3月春号・第12号、12-20ページ、くらしと協同研究所・京都。

 

「非営利・協同の理念とナショナルセンターづくりの課題」、富沢賢治、「特定非営利活動法人 非営利・協同総合研究所」、『いのちとくらし研究所報』60号、20179月。

 

「社会的・連帯経済と非営利・協同運動」、富沢賢治、『経済科学通信』、基礎経済科学研究所、20173月、No.142

「社会的・連帯経済の担い手としての協同組合」、富沢賢治、『協同組合研究』35220166月、pp.1723

 

「ワーカーズコープ、非営利・協同の組織を広げて力をつけ  戦争しない社会をつくる」(WEBページ版)、富沢賢治、『日本労協新聞』(2015815日号、No.1060)

「非営利・協同の10年」、富沢賢治、「特定非営利活動法人 非営利・協同総合研究所」、『いのちとくらし研究所報』46号、20143月。

 

研究回顧  労働の社会化と社会的経済、富沢 賢治、大原社会問題研究所雑誌 (534)、 2235 200305

 

「レイドロー報告の衝撃」、富沢賢治、協同総合研究所、『協同の發見』、20009月、No.100

「現代労働運動と人づくり」(PDF版)、富沢賢治、社会政策叢書 / 12 巻 、1988年.

「労働組合運動の新しい理念――「高賃金」から「人づくり」へ」(PDF版)、富沢賢治、(黒川俊雄編、現代労働の支配と変革、シリーズ現代の労働と生活Ⅰ、労働旬報社、198411月。

2018年10月 3日 (水)

関西生コン・関連業種別ユニオンの研究《その2》――バラセメント・コンクリート圧送

 関西生コンの武委員長の講演から始まった「関西生コンの研究」の《その2》が下記のように開催された。

 

   「関西生コンの研究」の《その2

 

 研究会の発信案内には、「生コンとバラセメントの輸送運賃の引き上げを求めて1212日から関連の業種別ユニオンがストライキ闘争に入りました。今回の生コン関連のゼネストで生コンのミキサー車の1000台、バラ輸送車の500台がストの対象となりました。1週間の闘争をへて大きな成果を勝ち取り、妥結しました。2010年につぐ大ストライキの貴重な経験を、東京でも共有したいと思い、緊急の研究会を企画しました」と書かれている。 

 

 

  ▽追記(2018.10.06

 

 関西生コン支部労働組合運動の重要性

 

 ◇事業協同組合、バラ・圧送・生コン業界と職種別労働組合の意義――木下武男研 究会代表が「分析・解明」してきた事実

 

 http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/180929bara-assou-kansainamakon.html#jigyoukyoudou181006

 

  ◆30名の参加で、「生コン関連業種別ユニオン連続講座」の第2回目を開催。

 

 ◆第2回目は2018929日(土)午後13時~17時、都内:港区麻布台の大阪経済法科大学アジア太平洋センターセミナーハウス2F大研修室(土)、営団地下鉄神谷町下車5分、で開催された。

 開会の前に武建一連帯労組関西生コン支部委員長および20名もの一般組合員の「不当逮捕」に抗議して、西山直洋さん(全日建連帯労組関西生コン支部)から『何故、彼らは「闘う労働組合」つぶしに狂奔するのか――利権集団、差別集団、裏切り労組、警察権力が一体となった連帯攻撃が意味するもの、その狙い』が表明され、この間の反動的な攻撃にたいして、断固たる闘いをすすめるとアッピールされた。

 

 つづいて研究会にうつり、今日のテーマ:「生コン関連業種別ユニオンの発展」として――Ⅰ部:バラセメント業界について、西山直洋さん(全日建連帯労組近畿セメント支部近畿地本書記長)/Ⅱ部:コンクリート圧送業界とその労働について、阪口充さん(近畿コンクリート圧送労働組合副委員長)と梶山義雄さん(近畿コンクリート圧送労働組合書記長)からレジュメに基づいて話された。

 

 当日の報告は、バラセメント輸送(セメント材料を運送するバラ車)⇒生コン製造・運送(ミキサー車)⇒コンクリート圧送車プラス打設工事、そしてそれぞれの業界とその相互関連が解きほぐされ、産業政策に基づく協同組合・「業種別ユニオン」づくりのプロセスが解明された。


 2010年の「139日のゼネラルストライキ」の成功は、「生コン⇒バラセメント輸送⇒コンクリート圧送」方式の「三位一体ストライキ」が実現して、要求が勝ちとられたことも力説された。

 今回の攻撃は、この関生方式が、近畿全体に、そして建設労働現場をはじめ全業界に広範囲に広がることを恐れた攻撃であることがよくわかった。

 

 

181001barasementocar1

 

 ◇バラ車とは:粉末の袋詰されていないセメント(バラセメント)を運搬する車。 セメント工場からコンクリートプラントまでのバラセメントの運搬に使用している。 セメントローリー、粉粒体運搬車とも呼ぶ。

 

 ◇コンクリート圧送労働とは:ゼネコンなどのビル・マンション建設現場で、基礎などコンクリートで作られる部分の型枠に、コンクリートを流し込む事。公共事業現場には、「コンクリート圧送施工技能士」などの資格が必要とのこと。

 

「種別職種別ユニオン運動」研究会

  http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/

 

さらに武委員長をはじめ組合員多数の逮捕にかかわらず多様なメッセージがだされているが、第3回の講師をしていただく方のホームページでも連帯のメッセージが発信されている。

搾取と闘う社会変革の闘士たち2018910日 追加・更新)

 

関西生コンの研究」のページへ転載

「社会的連帯経済―ネットワークでめざす新たな社会構想――津田直則(桃山学院大学

名誉教授)のホームページです」にUPされた。

http://www.socialeconomy.biz/index.html

 

「日本資本主義の縮図ともいうべき物語があります。それは第二次大戦後生まれた建設業界の中の生コンクリート業界において、大企業に搾取されている中小企業経営者とそこで働く労働者たちが搾取と闘ってきた50年以上にわたる物語です。しかもこの物語は、資本主義の矛盾を克服していく労働組合戦略を生み出した戦士とそのリーダー武建一の物語でもあります。しかし正義のために命をかけて闘ってきた彼の生き方は真実を知らない多くの人たちから誤解を受けてきました。彼の闘いは、搾取の根源である大企業資本との闘いだけではなく、それと一体となった検察、暴力団その他の右翼、更には彼を裏切った共産党等との闘いでもあります。以下では彼の聡明な頭脳とそこから生み出された日本の未来を切り開く戦略について説明いたします。彼の支持者は全国に広がってきています。」

«『What Was 国鉄闘争~そして次へ~』を読んだ――国労「敗北」の歴史 その2