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2018年8月31日 (金)

「埼玉障害者市民ネットワークの埼玉:総合県交渉」を紹介したい。

  障害者の主要官庁における「偽装雇用率」が大きなテーマになっているいま、「埼玉障害者市民ネットワークの埼玉:総合県交渉」を紹介したい。

 歴史的には、10年以上になるといわれている。

 

 編集子が更新している「世一緒のページ」にUPした「ちんどんパレード」(今年も2018821日(火)、さいたま市役所広場(浦和)、埼玉障害者市民ネットワーク主催)につづくデモンストレーションだ。

   http://e-kyodo.sakura.ne.jp/syokubasanka/yoisyo.html#tindon180822

 

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交渉の模様を「NPO 障害者の職場参加をすすめる会」のページにUPしました。

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/syokubasanka/index.html

全体を撮った写真は、迫力あるPDFで見られます。

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長年、労働組合運動の取材をしてきたが(全港湾などの産業別集団交渉を写真で見たことがある)、労働組合と労働組合員が自治体などの行政組織とこれほどまでに向き合った場面は見たことがない。それだけ「多くの組合が組合員の要求を企業内問題に収斂してきた結果」なのではないかと思う。

社会的労働運動をすすめていくことを願っている労働組合運動家に、ぜひ障害者運動と交流してほしい。

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/

 

2018年8月30日 (木)

写真で見る「雪の白川郷の風景」

 「抗暑」(造語)の気持ちで、今年の冬に行ってきた「雪の白川郷の風景」を紹介したい。

 クラブツーリズム主催の「白川郷の旅」に、2月1日(木)~2日(金)に参加した。行きは新宿駅から列車で松本へ、そこからバスの旅。


 松本駅から1時間半ほどで「白川郷へ」。駐車場は観光バスで満杯。歩き始めた庄川を渡るつり革風の橋は、中国、インドネシア、タイ風の観光客で長蛇の列。

 

 古民家内は昔風の感じを醸し出していたが、歩き始めた商店がある通りには、雪はなし。

 

 空き地にまとめて雪があったが、“なんだ”という感じで歩き回った。

 

 しかし夜の時間の「クラブツーリズム参加者用の散歩エリア」は、冬の白川郷の舞台設定がされていた。

 昼間に参加した、多くの外国人ツーリストたちは、見られないのだから「区別」された「白川郷の旅」を見せられたのだ。

 外国人ツアー客には申し訳ないな、という気持ちが残った。

 

 

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 ▼クラブツーリズム用エリア
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2018年8月26日 (日)

30数年ぶりに関西生コンの名物委員長・武建一さんの話を聞いた

◆「生コン関連業種別ユニオン連続講座」の第1回目(2018825日(土)午後13時~17時、都内:連合会館にて)は、武建一関西生コン支部委員長から「関西生コン55年の到達点から見た今」など実践的な講演があり参加者は80人を超えました。

 第2部では呼びかけ人の「後藤道夫」(都留文科大学名誉教授)さんの5つのポイントにしぼった深めてほしいテーマと「総合サポ―トユニオン」「サントリー・ジャパンビバレッジの組合つぶしと闘っている青年」「首都圏青年ユニオン」「反レイシズム情報センター(ARIC)」などの若手などの労働組合運動家・市民活動家も参加した「クエスチョン・タイム」もあり、武委員長は一つひとつ丁寧に答えてくれました。

「種別職種別ユニオン運動」研究会

http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/

 

 

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【「生コン関連業種別ユニオン連続講座」の第1回目ページ】

◇講演レジュメ―――講師の武建一関西生コン支部委員長さん(未up)

http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/180627kansainamakon.html#kannama55

◇武委員長報告へのお願い(木下武男)メモ

http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/180627kansainamakon.html#kinosita180825

 

 

総合サポ―トユニオン

http://sougou-u.jp/

サントリー・ジャパンビバレッジの組合つぶしと闘っている青年

http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/180430japan-Beverage.html

首都圏青年ユニオン

http://www.seinen-u.org/

反レイシズム情報センター(ARIC | Anti Racism Information Center

https://antiracism-info.com/

 

武委員長のprofile

1942 120日 徳之島に生まれ

現在  全日本建設運輸連帯労働組合関西生コン支部委員長      

「茨の道を踏み越えて――志ある者達を救い出そう」(出版 KU会)

https://www.kannama.com/danatutokusyu/ibaranomiti.htm

2018年8月 5日 (日)

国労敗北の歴史を学ぶ――その1

国労闘争団1407名、そして首を切られなかった組合員・家族にはそれぞれに限りない人生としての苦渋、喜びがあるはずだ。

 

「すいごごcafé」(越谷市・NPO障害者の職場参加をすすめる会)に登場した松尾さんも「国鉄分割・民営化を国労組合員」として迎えて、人生のかじを切った。



  以下のレポートはその一端だ。

「すいごごcafé」のページにUP――▽2018801日(水)、「オートバイひとり旅・松尾清晴さん(元JR社員)」。NPO障害者の職場参加をすすめる会HP。

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/syokubasanka/suigogo-1.html

 

編集子はいま「国労敗北の歴史」を考えるために、『昭和解体 国鉄分割・民営化30年目の真実』(元日本経済新聞記者の牧久著、講談社、20170316日)、『語られなかった敗者の国鉄改革』(元国労企画部長・秋山謙祐著、情報センター出版局、200812月)を読んでいる。

 

それとは別に、久下格さん(元国労組合員)のHPに「国にたてついた一労働者の想い出」――「今でも国鉄の分割民営に反対したことは正しいと信じています」と書く元国労宮崎闘争団員・馬場園孝次さんの手記、が載っている。関心のある方はどうぞ。

http://aoisora.org/roudou/2018/20180227babazono.html

 

久下格さんのHP

http://aoisora.org/index.html

 

2018年7月20日 (金)

今崎暁巳さんと私

柳澤明朗さんが亡くなり(柳澤明朗のページ)、“やなさん”の盟友・今崎さんに教わってきた編集子の思いを過日に書いた文章だがUPしたい。



[初出]
『今崎暁巳さんと私』(A5判、132ページ)は、140名の方から、それぞれの思いが寄せられました。

 


   職人的編集者のきっかけをつくっていただいた●飯島信吾

 

 

 私には、若い時に出会っていなかったら、「職人的編集者」(エディター)にはなれなかっただろうと思える人がいる。木檜哲夫さん(労働旬報社代表・当時)、川﨑忠文さん(同編集部・当時)、柳沢明朗さん(後の労働旬報社社長)、中林賢二郎先生(法政大学)、そして今崎暁巳さんです。

 今崎さんは、60年代後半から出版界で数多くうまれた「ルポルタージュ」という方法で、著作を始めた人でした。第一作の『コブだらけの勝利』で現場に連れて行っていただき、原稿運びをした経験が、最初です。

 しかし、編集者として、事実を発見して時代のテーマにマッチして、読者を見つけるには相当、時間がかかり、30代になって、やっと今崎さんに書いていただいたのは、沖電気の大量指名解雇事件(『なにをみつめて翔ぶのか―沖電気指名解雇をこえて』〈労働旬報社、1980年〉)と、大企業における人間らしい生き方を訴え、たたかいをすすめていた日本航空労組のみなさんと出版した『ドキュメント・日本航空―国民の翼をめざして』(労働旬報社、1982年)、そして薬害スモンとのたたかいを描いた『この人生に愛なくば―いのちと自立のうた』(労働旬報社、1981年)です。

 当時、労働関係編集者として、これらの素材と事実を学んだのは、東京の中心部で起こった千代田総行動(東京争議団を核とした東京総行動に発展)からです。この運動には、人間的で大衆的な統一をめざす労働組合づくりの胎動があり、その事実と読者を結びつけてくれたのは、今崎さんのルポでした。

 その後、おたがいの道を歩んできましたが、東京争議団を経験したリーダーが組織した、非正規労働者を中心とした首都圏青年ユニオンのたたかいを描いてほしいと話し合ったのが、最後でした。      (元労働旬報社編集部・シーアンドシー出版)

 

  本文は「今崎さんと私」に書いた文です。

  http://e-kyodo.sakura.ne.jp/imazaki/index.htm

 

『企業別組合は日本の「トロイの木馬」』(宮前忠夫著、本の泉社、2017年4月)を読んでみた。

     (敬称略)

 少し時間がたったが、本書を読んでみた。著者とは面識がないが、下山房雄のHPづくりで、青木慧の本の書評(『「日本的経営」の裏舞台を描く――【書評】『ニッポン丸はどこへ行く』、朝日新聞社、1983年、「朝日ジャーナル」、1983916日号)を送っていただいたことがある。

 

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/simoyama/120915aokibook.pdf

 

 

 著者は全編通じて、「戸木田嘉久批判」を「中林賢二郎」(労働運動史研究者)の論に依拠し展開しているが、ここにも後継者が生まれているのかと驚いたのが、第一。

 ちなみに『戸木田嘉久著作集』(198812月から全5巻)の編集・企画をになったのが、編集子(会社の企画で立ち上がったが、その当時、戸木田論文を読んでいる人がいなかったので)。

 

 第二に、宮本顕治(共産党議長)の論をはじめ、荒堀広(1970年代から1990年代までの共産党労働対策部)幹部の文章を、「企業別組合論」から切っている。

 編集子が目を通してきた過去論文・単行本等では、4人目。個人の役割が大きいという認識があるので、指摘したい。

 ●201712 3 ()「日本における『福祉国家』と労使関係」(猿田正機稿)を再紹介する

  http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/post-3dee.html

 

 ●2016710 ()『あたりまえの労働組合へ』・全造船石川島――議論は続く。

  http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-7f4c.html

 ●木下武男著『格差社会にいどむユニオン―21世紀労働運動原論』(花伝社、2007年09月) 

      http://e-kyodo.sakura.ne.jp/kinoshita/workers_union.html

 

 第三に、著者は“企業別組合(会社組合)と「団結体としての(個人加盟、職業別・産業別を原則とする)労働者組合」の本質的相違が明らかになれば、「日本における企業別組合体制の克服」が課題となるでしょう”(376p)と書かれているが、そうはいかないのが現状だ。



 企業別組合には、戦後からの長い経験値(「職場」を基礎に階級的・民主的強化論の流れ)や反合理化闘争の実践、倒産などの自主管理闘争の経験、地域闘争における「拠点論」などの経験など多数ある。

 東京レベルで見て、千代田総行動、東京総行動で1980年代に力を発揮した東京争議団の人たち(報知印刷、日本フィル、浜田精機、パラマウント製靴など)の成功例は「地域共闘」「統一行動」の思想だった。

 またマル生攻撃と闘い、「現場協議制」を獲得した国労など旧公共企業体労組は、「企業別組合」だったのが現実だ。

 

 総評内部には、高野実の影響で、全国金属(当時)や全港湾などには、プロ専従者による産業別指導部づくりが成功していた(今も)歴史がある。

 私鉄総連などでは、北海道地連出身の幹部が、総評議長になったこともある。

 現在でも著名な闘いを組んでいる私鉄広電支部は、私鉄中国地連を基礎に企業別組合として統一し、非正規労働者の正規化をみんなの合意で取り組んでいる。

 

 現段階で「中小企業労働運動の領域」で、組織拡大を進めているのは全国一般東京東部労組をはじめ「企業別組合の連合体」だ。

 

 本書は、階級的民主的労働運動を主張している人たち向けに書かれているが、1960年代以降、残念ながらその影響力は大きいとは言えない。

 その流れを引き続いている全労連傘下の医労連、生協労連、全労働(国公労連)、JMITUなどは、びくともしない「企業別組合」だ。

 

 編集子は今研究・実践が始まっている「業種別職種別ユニオン運動」がそれと併存する形で、推移していくと予測している。

 すべての担い手に、納得できる提起をするように著者に期待したい。

 

 本書に展開されている「戦前以来の政府・財界・官僚の取り組み、戦後直後の労働組合法制」などは、読んでいただきたい。(敬称略)

 

 《注》以下のような、著者のプレゼンが書かれている。

 企業別組合(会社組合)と「団結体としての(個人加盟、職業別・産業別を原則とする)労働者組合」の本質的相違が明らかになれば、「日本における企業別組合体制の克服」が課題となるでしょう。(中略)

 この原則・結論の適用・応用にあたっては、既存分野・領域――①企業別組合をめぐる取り組み(主として大企業企業別組合の内部・関係部署での取り組み)、②(主として個人加盟の)諸形態の「企業別組合」でない労働者組合(合同労組、一般労組、地域労組、専門職労組など)と、新規に組織化する分野・領域(従来、「未組織労働者」とよばれた、現時点で組織を持たない「無組織労働者」の組織化運動)の両者を、その区別と連関・統一においてしっかりと位置づける戦略・戦術が必要とされるでしょう。

 一般的対応論として言えば、当面は「共存的組織論」の範囲にとどまるのか、それとも、当初から個人加盟の職業別・産業別組合を前提条件として既存組織再編と新規組織化に取り組むのか、を明確にすることが大切です。「共存的組織論」を排して、職業別・産業別組合組織化に取り組む場合は、いずれの職業別・産業別組合も全国規模・レベルとなるので、適切な全国的センターの設置が必須となるでしょう。さらに、同センターが必要とされる権限や機能(組織力、財政力など)を持つことも要請されるでしょう。また、企業別組合とその支配的体制の法的根拠となっている現行労働組合法とその関連法制の根本的改定問題も浮上するでしょう。376p)

 

 

《別掲》企業業別組合は日本の『トロイの木馬』」(宮前忠夫著)をめぐって[20171118 ()

 

 http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-e777.html

 

2018年7月19日 (木)

中川先生から、『協同組合のコモン・センス』(日本経済評論社、2018年04月)をいただいてきた。

昨日、明治大学に中川雄一郎先生(明治大学名誉教授)を訪問し、下記の本をいただいてきましたので、紹介します。

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力を入れてきた「シチズンシップ」論につづいて、「協同組合と文化」が次のテーマだと語ってくれました。

 

先生は、同時代の研究者なのに、一世を風靡した硬直的な「正統史観」ではなく、「キリスト教協同組合の歴史」を踏まえて「協同組合論」、「協同の思想史」、「現代の社会的経済」を分析してきた研究者です。

またウエッブ夫妻の『産業民主主義』が果たした協同組合労働への評価(マイナスの)について話す姿には、圧倒されました。

 

『協同組合のコモン・センス』(日本経済評論社、201804月、A5版並製、定価:本体2800円+税)。

 

[内容]知っているつもりで実は分かっていない協同組合。その良識の何たるかを開陳。格差社会がますます広がりを見せるなかで、協同組合に何ができるのか。

 

1章 ロッチデール公正先駆者組合の遺産 

2章 協同組合は何を求められているか 

    ―協同組合の理念とアイデンティティ― 

3章 地域づくりと社会的企業 

     ―地域づくりと共生経済― 

4I レイドロー報告の想像力 

     ―協同組合運動の持続可能性を求めて― 

    II 協同組合は「未来の創造者」になれるか 

    ―新ビジョンは協同組合を「正気の島」にする― 

5章 シチズンシップと非営利・協同

 



 「中川雄一郎のページ」参照。

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/nakagawa/index.html

 

 本ページに転載している『いのちとくらし研究所報』(非営利・協同総合研究所いのちとくらし)の「理事長のページ」は、毎回、勉強させられ、誌上「社会人入学」したゼミ生のような思考をもたらしてくれます。是非ご一読を。

 

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/nakagawa/inotitokurashi3.html

   

 

 

2018年7月 5日 (木)

「関西生コンの研究のページ」をUPしました。

 日本で唯一、産業別地域別労働組合運動を展開し、業種別職種別ユニオンの典型を作り出し、連合系・全労連系・中立などとともに「産業別集団交渉」を実現している「全日本建設運輸連帯労働組合 関西地区生コン支部」について、「業種別職種別ユニオン運動」研究会の「生コン関連業種別ユニオン連続講座」が開かれる。

1回目は、825日(金)午後13時から17時まで、連合会館(御茶ノ水駅聖橋口下車5分)で武建一関西生コン支部委員長の講演と、若手などの労働組合運動家も参加した「クエスチョン・タイム」もあります。

http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/#kansainamakon180825

 

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研究会として[◆「関西生コン関連ユニオン連続講座」に関する分析・研究文献のご案内ページ]を研究会運営委員長の木下武男さん(労働社会学者・元昭和女子大学教授)がこれまで「分析・研究」した論文を編集してUPした。

 

  http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/180627kansainamakon.html

 

◇木下武男著:『日本人の賃金』(平凡社、199908月)における分析

◇木下武男著:『格差社会にいどむユニオン』(花伝社、200709月)における分析

 

◇さまざまな労働関係誌面で「関西生コン」を分析――木下武男 業種別職種別ユニオンの構想◆特集Ⅲ 労働運動の新展開―ユニオン運動の模索―、木下武男、315号、20167月発行、日本労働弁護団の機関誌。

関生労組の歴史と日本労働運動の未来(上)/木下武男(元昭和女子大教授)、『コモンズ』(2016417日)。◇全文はPDF版へ。     http://com21.jp/archives/12351
関生労組の歴史と日本労働運動の未来(下)/木下武男(元昭和女子大教授)、『コモンズ』(201659日)。

『関西地区生コン支部 労働運動50年――その闘いの軌跡 (共生・協同を求めて1965-2015)』、◆「関西地区生コン支部50年誌」編纂委員会、第2部 関生型労働運動の社会的意義

 「産業別労働運動」を日本で切り開いた連帯労組関西生コン支部、木下武男、20151017 日。  

 

 編集子は、1980年代初頭に今崎暁巳さん(故人。ドキュメンタリー作家)が『めしと団結』(労働旬報社、1971年)の続編を、関西生コンを舞台に描きたいと企画して、生コン本部に同行した。

 その単行本企画の一環として、武建一委員長のインタビューを行っている。

 

「関西生コン労働組合運動の歴史と到達点――業種別支部型労働組合運動が切り開いたもの  新しい労働組合運動の模索―2、他人の痛みはわが痛み」、武 建一 、『賃金と社会保障』 (847号、p8-2319820810日号)

 

同ページに、「関西生コン関連の単行本」と「武建一関西地区生コン支部委員長の主な著作・論文他」(Cinii調べより)を収録した。

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http://www.gyousyubetu-syokusyubetu-union.com/180627kansainamakon.html#kansainamakon180705

 

2018年6月20日 (水)

“やなさん”(柳澤明朗さん・元労働旬報社社長)の現代ルポ論を紹介!

1970年代初頭からほぼ20数年間、労働旬報社社長を担いながらベストセラーになった『どぶ川学級』、『教育は死なず』、『日本フィル3部作・友よ未来をうたえなど』を編集した名編集者(1934年[昭和9年]生まれ)。今年(2018年)425日に残念ながら永眠した。

 健在だったが、アルツハイマーを罹患した後(2012年)に下記のHPを立ち上げていた。

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/yanagisawa/yanagisawa-index.htm

 

 先日、“やなさん”と一緒にルポに挑戦していた「現代ルポルタージュ研究会」のメンバーが集まる会合に出た。

 席上、会員の小川緑さんからファイルされた文書を見せていただいた。

これは後学の若い世代に読んでいただこうと、新しいページを「熱闘‼ 現代ルポ論の進化のために――「現代ルポルタージュ研究会」での発言メモ」と題して、ページUPした。

 http://e-kyodo.sakura.ne.jp/yanagisawa/gendairuporon.html

 

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 「19歳以上の人生なし」は、若い時、一度だけ聞いていたが、軍国少年時代の夢と現実は、戦後世代には到底体験できない、事実が描かれている。

 

 ここに収録した文章は、“やなさん”の定年後、私が社を退職した後に書かれたものなので、ほとんど初見なのだが、1980年代に「現代研究会」(山科三郎、石坂悦男、田端博邦、富沢賢治、佐々木一郎、加藤哲郎、渡辺治各氏他)で“やなさん”が「海図なき航路」という文書で書かれていたのがベースになっているようだ。

 

 最晩年、毎日のように電話があり、HPの柱に記した――「柳澤さんへの手紙―時代をどう読み解くか、•国家と時代の変容を読み解く、•支配と企業社会の変容を読み解く、•教育は今何が問題か」――、このようなテーマがまだ未解明なのだ、と7年前に言い残して、去って行った。

 

熱闘‼ 現代ルポ論の進化のために――「現代ルポルタージュ研究会」での発言メモ

19歳以上の人生なし 靖国の“英霊”となり靖国神社へ――村中の期待を一身に受け

20011123日 2343

**若者の自分発見の旅とともに……<ぞう>シナリオ原案あらすじ

●執筆時期不明

現代における人間疎外の事実・性質・原因をどうとらえるか

 その回復の事実の発見とルポ・表現の可能性

2000921日 

私の残日録 または残本録 戦後50年の評価といま、何を記録するのかへのヒント

1995128

「事実とその表現」についてのノート

199493

事実の発見、とらえ方

1994130

事実を構造的にとらえる

1992725

 

◆「現代ルポルタージュ研究会」とは!? 

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    Rupo1989



    

今崎暁巳さんのルポ論のメッセージ    

 

 ▽以上の文章・テキストは、「現代ルポルタージュ研究会」の会議で配布されたもので、会員の小川緑さん(山梨県北杜市在住)から提供されました。

 

2018年6月 1日 (金)

総評・全国金属はなぜ変わっていったのか――青木慧著『ニッポン偽装労連』(1989年、青木書店)

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/sorezorenoroudou-4.htm#180530zenkokukinzoku

 

 

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これまで本ブログで総評の民間単産はどのように「敗北してきたのか」を検討してきたが、「全国金属」については、未紹介だった。

青木慧さんの『ニッポン偽装労連』(1989年、青木書店)を再読したら、《たたかう労働組合つぶし 「民主化運動」》の中に、「佐竹全金委員長のもとで筆頭副委員長をつとめていた中里忠仁金属情報機器労組委員長」の聞き書きがあった。

全国金属の大手企業内組合が、JCや自動車関係の同盟労組に「丸め込められた」様子が語られている。

 

「全金には、大企業ではありませんけど、中小の鉄鋼も電機も自動車も造船もあるということですから、業種的にはJCとつながりが深い単産ですよね。他方、同盟の方も金属同盟というのがあって、同じような業種を持っているわけです。しかし、同盟の方にあまりアタックしないで、総評・全金の方に焦点を当てて、七八年ごろからいろいろと介入というか誘いをかけてきた。

それは最初、全金の中央本部というよりは、大手支部ですね。シチズン時計とかセイコー、横河電機とか山武ハネウエル、東京計器とか、中京地区の豊田自動織機とかね。全金の大手支部と目される、かかわりの深いところを、幹部をとおしてね、JCとの結び付きが急速に強まってきたんです。」

(中略)

「そういう大組織の幹部というのは、たたかうだけでは組織を守れないと。これは労使の対立とか対決でなくて、協調してやっていくべきだという思想が、だんだんとJCの影響が強まるにしたがって、全金の中枢部が、そうなってきた。それが、全金という一つの単産が、だんだん右傾化する、当初の一つの特徴だね。比較的に階級的であり、権利闘争を大事にしてきた単産がなぜ右傾化してきたのか、だいたいそういう経過ですよ。」

(中略)

「それまでは波風がたたなかったのが、それらの大手支部委員長あたりから、原案に対して修正を求めるようなことが出てくるわけですよ。

 たたかいの内容を、文言上で非常に歪めてみたり、ストライキという文言をできるだけ削ってみたり、「統一闘争」という表現を削ってみたりね。資本や権力に対するたたかい方、それについての行動も弱める修正を求めるわけですね。それはJC路線に間違いないし、同盟方針にも近いやつなんですね。

 そういうのが、平気で組織だって出てくるわけです。東京地本の大手支部委員長あたりが中心になって、中央本部に方針の修正を要求するようになったのです。そういう圧力をかけて方針を変えさせようとしたけども、当時の佐竹委員長もわれわれも、それには応じなかったわけですけど、そういう力が全金をじょじょに蝕んでいったということですね」

 

以上の文章を読んで、下からの池貝鉄工などの首切り、北辰電機・山武ハネウェルなどのインフォーマル組織等による攻撃、それに加えて大手支部内での「労使協調への陥落」などが相まって、「全国金属の変化」が生まれたようだ。

 

▽全国金属の歴史的紹介

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/sorezorenoroudou-4.htm#zenkin1

 

20140701日:全国金属における闘いの歴史 書評:柳田勘次著『闘えなくなった企業別組合』(早川征一郎、『大原社会問題研究所雑誌』20091月号、No.603)

労働争議と単産の役割――清水明、第38回東京労働争議研究会

 金属機械反合闘争の到達点と発展方向、石川武男、全日本金属情報機器労働組合(IMJU)副委員長、労働法律旬報、NO.12891992610

 産業別個人加盟労組運動の経験――全金品川支部地域支部の事例、長谷川義和、大原社会問題研究所雑誌 / 法政大学大原社会問題研究所 編、NO.348198711 

20140701日:『追悼・岡安政和』(PDF版 「追悼・岡安政和」編集委員会、19826月) (一部訂正:2014.07.02 

20140701日:『社会のしくみと労働組合(増補改訂版)』――金属労働者の教科書、 全国金属労働組合、1971 9 25 日第1 刷発行、1976 2 10 日増補改訂版第1 刷発行



 ▽「インフォーマル組織の過去・未来」のページより。

〔6〕全国金属・金属機械反合におけるたたかい   (2014.05.01更新)
 [1] 『ねらわれた組合――インフォーマル組織とどう闘うか』(金属反合闘争委員会編・発行、1983年7月1日、初版1万部)  【原本募集中】
 [2] 
金属労働戦線におけるインフォーマル組織――[原題:「ねらわれた組合」からの脱出――インフォーマル組織とたたかう、大木兼次郎・金属機械反合インフォーマル対策委員会、賃金と社会保障 879号                       1983-12-10   (PDF)
 [3] 全金山武ハネウェルのたたかい――弁護士法人 けやき総合法律事務所のサイトより
   
http://www.keyakisougou-law.jp/affairs/entry-44.html



 ▽対抗的労働組合運動の模索もご参考にしてください――◇金属労働戦線の現代的課題を追求

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/sorezorenoroudou-4.htm#jmiu1

 

労働組合運動の再生・強化と日本型産業別組合の可能性 小林宏康[3]、特集●労働運動の再生と産業別組織の課題、「労働総研クォータリー」、2015年夏号(20157月発行)(PDF版)

非正規・未組織労働者の組織化と産業別組合の強化―すべての労働者のための労働組合へ―、労働総研クォータリーNo.7677、小林 宏康[2 ](PDF版)

全国金属―JMIUの産業別統一闘争―「日本型産業別組合の可能性」について―、小林宏康[1](PDF版)

結成20周年を機に、真の産業別労働組合へ――JMIUの20年の歩み

 



 ◆総評・中立労連内民間労組の「変化」を紹介してきたのでこれもご参考に。

▽鉄鋼労連

八幡製鉄所のインフォーマルグループ――インフォーマル組織物語Ⅷ

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-0d95.html

▽合化労連

化学産業における労働組合の旗を守った人たち[20162 4 ()

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-834d.html

 ▽全造船(中立労連)

 『あたりまえの労働組合へ』・全造船石川島――議論は続く。[2016710 ()

 http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-7f4c.html

『あたりまえの労働組合へ』(全造船石川島分会・佐藤芳夫著)が書いていたこと[2016531 ()

 http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-bc6f.html

長崎造船社研・左翼少数派労働運動の軌跡 [201510 9 ()

 http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-3925.html

 

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